• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

日本千山 1265/1357

( 中国・四国)

パーティ: 1人 (1357 さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

林道入口(7:05)尾根取付()P721(7:30)P908(8:15)鐘ヶ龍森(9:15~35)鞍部(1035m/9:55)林道(675m/10:20)入口(10:35)

コース

総距離
約6.8km
累積標高差
上り約602m
下り約602m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 魚梁瀬から馬路川沿いの県道2号線を南下して村祭中の馬路村に入り、少し先の朝日出集落へ上がると湧水(有名らしい)の先で行止りになる。民家の人に登山道の有無を聞くと「登った事が無いし、判らない」と言い、「山案内人が居るから、役場に行って聞いて見たら」と勧める。「祭の最中だから当てにならないだろう」と考え、反対側から林道に進入して三角点の先の分岐まで上がり、車を停めて登山口を探す。
 地形図では分岐点の直ぐ左から登山道が伸びているのだが、蜜柑畑になって柵で囲ってある。右手の地道を歩いて行くと軽トラが停まって年寄りが仕事をしている。「神社を通って鐘ヶ龍森へ登る道が在ると思うんですが」と聞くと、「鐘ヶ龍森は知っているが、登った事がないので判らない。神社は里に降ろしてしまってもう無い」と言い、「地道は車では走れないから、途中まで歩いて尾根に取付いたら如何? だけど、尾根の向こう側へは間違っても入らないように。帰れなくなるから」等々と人懐っこく話をしてくれる。
 車道を少し上がった蜜柑畑の入口前のスペースにテントを張って夜を迎える。

 明るくなるのを待って地道を歩いて行くと、蜜柑畑の柵が終る所から藪道が上がっている。「地形図の山道と繋がっていそうだ」と考えて柵沿いの道を登って行くと、廃道化した登山道が尾根の背の笹や灌木の間に残っており、国土調査のピンクのテープが密に続いている。緩い道の疎らな笹を押し分けて歩き、大した苦労も無くP721に着いて「如何やら、鐘ヶ龍森に登ることが出来そうだ」と不安が大分薄らぐ。
 少し下って710mの小さい瘤を越えて進むと三角点741mが在る。この先からテープが間遠になるが、尾根状が強まって笹が多くなる頃、P908に着いて登頂の確信をいっそう強め、背丈の笹の中に腰を下ろして毛帽子を脱ぎ汗を拭って一本立てる。
 右へ折れて下ると杉林に入って笹が消え、軟らかい杉の落葉の上を自在に歩いて行くと再びピンクテープが現れる。踏跡も濃くなり、尾根を忠実に歩いて小さい瘤を3つ越え、樹齢200~300年の大杉の切株と出合う。東峰だと気付き、笹藪の中を進んで100m奥の鐘ヶ龍森三角点に着く。
 往路を引返し、P908手前の標高925m付近のピンクテープを追って左へ折れ、急斜面を下る。大石がゴロゴロしている源頭部でピンクテープ(境界杭の位置を示す)が消滅し(795m、10:05)、已む無く涸れ沢へ降りて下降を続け、思惑通りに林道と出合う。
 落石や倒木等で道の態を成していない林道を歩いて行くと山腹への道が分岐しており、やがて蜜柑畑柵の手入れをしている昨日の男性と出会う。

続きを読む

フォトギャラリー:4枚

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

鐘ヶ龍森

鐘ヶ龍森

1,126m

登山計画を立てる