行程・コース
天候
晴ときどき曇り
登山口へのアクセス
電車
その他:
JRで鳥沢駅から出発
この登山記録の行程
鳥沢駅(06:52)・・・梨ノ木平バス停(07:48)・・・ツツジ川道分岐(08:45)・・・大久保山のコル(09:16)・・・扇山(09:28)[休憩 25分]・・・三境(10:15)・・・犬目丸分岐(10:25)[休憩 20分]・・・三境(10:55)・・・大月エコの里(11:40)・・・鳥沢駅(12:21)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
梅雨の晴れ間にと思いましたが、真夏日になるとの予想で、水分たっぷり持ってい、少し軽めの山にしました。今回は大月富岳12景の一つ、扇山。
暑くなるというので最速で6時半ごろに鳥沢駅へ。駅でトイレを済ませて、高速道路の下のトンネルを超え、町の中を抜けていきます。わかりにくい分岐にはほとんど小さくても道標があり、よく見ていれば間違えることはありません。ゆっくりですがどんどん登っていくのであっという間に汗だく。途中で柴犬の散歩に出会いましたが、飼い主さんが熊鈴ならしていました。振り返ると桂川をはさんで、以前同じ季節に熊に遭遇した高畑山があります。分岐にも熊も注意書きがあり、さっそく熊鈴を取り付けて歩きます。
周りにはホタルブクロやオカトラノオなどが咲き始めていました。オニグルミがたくさん実をつけていました。ゴルフ場わきの道は蛇行して登っていきますが、最初のカーブの後に入り口が笹に隠れてとても分かりにくい直登する山道があります。入り口を抜けるとちゃんとした山道で、カーブした車道とすれ違いながら、最後のカーブで合流します。そこからゴルフ場を眺めながら少し行くと梨の木平のバス停があり、一般的な登山口になります。トイレもあります。ここまでで結構汗だくになったのでちょっとベンチで休憩してから出発。
スギの林を抜けて登っていきます。木の土手のあたりに白い泡がたくさんありました。カエルの卵?下生えにはフタリシズカがたくさんありましたが花はもう終わりでした。杉林は同じようの風景が繰り返し、蛇行する道もどこまで歩いたのかよくわからないぐらい。深い谷の下に川が流れていますが、だんだん浅くなって、見えるようになります。途中で梅雨に降った水が溢れたのか水が山道を流れていました。川が終わるころに、オトシブミが数個ありました。木々もコナラやブナが見えるようになります。楓も多く、20㎝ぐらいの大きな葉の楓やイロハモミジ、ウリカエデなど風に落とされたまだ緑の葉がたくさん落ちていました。秋が楽しみです。大久保のコルまではあと100ぐらい登るので、少し明るいところで小休止。今日は貰い物のBASEBREADです。アスリート用のタンパク豊富なパンです。あまり美味しくないといわれていましたが、疲れているとなんでも美味しい。ちょっと休憩しているだけで、アリやらザトウムシやらが足の上を通過していきます。
ひと頑張りして、大久保山のコルへ。ここから大久保山を経て百蔵へ向かうコースですが、今日は大久保山まで行って折り返します。尾根道は幅も広くて、木々も若葉色で、大変気持ちがいい。大久保山への往復も扇山への道もきつい登りはありません。汗も少し引いてきました。時折涼しい、やや強い風が吹きます。山の方は急な崩れもあるとの予報で、雲が少し多くなると夕立様の雨が心配でしたが、降られることはありませんでした
扇山も山頂は広く、よく整備されています。看板のところから富士山が見えます。途中で振り返った富士山がほとんど雲の中でしたが、少し晴れて、笠雲が二重になっていました。これはこれでいい富士山です。山頂は草原になっていて、ヒョウモンチョウがたくさん飛んでいました。残りのBASEBREADを食べて、水分補給。権現山の方の看板はしっかりしていますが、犬目方面の道標はもう読めない感じ。ここで間違うと大変なことになるのでGPSでも確認して、三境へ降りていきます。三境には標識があります。犬目分岐までさらに下って、そこにも道標があります。犬目丸へ5分と書き込みがありました。ヤマケイでもこの道は登山ルートには入っていませんが、犬目丸に登ると一気に開けて、富士山から丹波の山々、相模湖まで一望できます。山頂は広くありませんが一見の価値があると思います。
少し上って三境へ戻ります。疲労がたまっていたのか三境を過ぎて下りに入って疲れが出てきたので、途中で小休止。下り用に靴を締治しました。ここでも時折強い風が吹き、背の高い木々が大きく揺れています。
ある程度下ると川沿いへ、途中でダム?様の構造物があり、それを乗り越えるようにして進みます。わきに車道が見えてきましたが、これはどうやらゴルフ場の周りの道で、下りの山道とはつながっていません。
街中に出て坂を下りると道に突き当り、道しるべに鳥沢駅とあり、左は一般道、右は近道となっています。??どちらに行くべきか。近道は確かに直線的で、途中から草原のような道もあり、帰路としては、車道よりは気持ちが良かった。しかし、下りてくると気温がぐんぐん上がっていて、日差しがつらい。高速道路をくぐって甲州街道に出ると、焦げるような日差しと気温で駅まで遠く感じました。駅前に食事処があって、寄っていく予定でしたが、駅に着くと2分後の電車があるため、あきらめて帰路につい来ました。
かなり猛暑でも1000Mなら6度低い。山に行くまでがつらいが山は気持ちが良い
今回は500mlの氷を用意し、水も2L運んだが、さほど使わなかった。備えあれば患いなし。
登った日の翌日に梅雨が明けた。


























































