秋田駒ケ岳（花の洪水／田沢湖の青）2022

日帰り

秋田駒ケ岳（東北）

2022.06.11（土）

パーティ： 1人 (ブナ太郎さん )

ブナ太郎さん

行程・コース

天候

晴れ時々曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他：国見温泉の駐車場には20台ほど駐車できます。

この登山記録の行程

国見温泉駐車場（07:03）・・・秋田駒ヶ岳国見コース登山口（07:08）・・・【休憩２０分】・・・・男岳（10:09）【休憩２０分】・・・阿弥陀池小屋（10:42）・・・男女岳（11:07）・・・横岳（12:14）・・・焼森（12:23）【休憩２０分】・・・秋田駒ヶ岳国見コース登山口（14:20）・・・国見温泉駐車場（14:28）

コース

総距離: 約13.5km

累積標高差: 上り約1,138m; 下り約1,138m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

■秋田駒ケ岳は花の山として有名である。ムーミン谷にチングルマが咲き始めると登山者は一気に増加すると聞いた。今回の山行では、ムーミン谷には雪が残っていて、花はほとんどなかった。残雪のムーミン谷はそうだったが、出発点の国見温泉から登山道はもう花でいっぱいである。色々な種類の花が、群生状態で咲き乱れていた。こんなに花の豊かな山はなかなかないだろう。咲いていた花を順番に列挙すると、アカモノ・ベニサラサドウダン・ウラジロヨウラク・ツマトリソウ・マイヅルソウ・マルバスミレ・ミツバオウレン・コイワカガミ・チゴユリ・オオバキスミレ・ムラサキヤシオ・タムシバ・シラネアオイ・ハクサンチドリ・ミヤマキンバイ・チングルマ・ヒナザクラ・ツバメオモト・ショウジョウバカマ・コメバツガザクラ・イワウメなど、これだけでも２０種を超えてしまう。種類が豊富なだけでなく、その量が半端ではない。これで４回目の秋田駒ケ岳だが、何度訪れても新鮮な驚きがある。

■今日はもう一つ、田沢湖の展望も期待していた。これまでの３回は、田沢湖は雲に隠れていて姿を見せてはくれなかった。秋田駒ケ岳と田沢湖は、どのような位置に、どう映るのか、それを確かめるのも楽しみの一つだった。昼近くになってほとんど快晴状態になり、男岳に向かう途中、振り返ると青い田沢湖が見えた時には、思わず歓声が口をついて出てしまった。今日は、午後になって岩手山も姿を現し、絶好の天気の下、存分に花と景色を楽し無ことができた。ムーミン谷が目を覚ます前の秋田駒ケ岳は、ミヤマキンバイが主役でまさに花盛り。今から１ヶ月ほどがベストシーズンになるのだろう。

■土曜日なので、登山道はもっと混んでいるかと思ったら、それほどではなかった。それでも国見温泉側の駐車場は満車だった。路上駐車も多く、これは筍取りの人の車も半分くらいあったためだと思う。今日はヒメハルゼミの大合唱を聞きながら、国見温泉に下山した。