行程・コース
天候
晴れのちガスのち雷雨のち曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
往路:芦安駐車場05:15発~広河原06:13着
(始発便は4便増発)
復路:広河原16:50発~芦安駐車場17:40着
この登山記録の行程
広河原(06:20)・・・白根御池小屋(08:03)[休憩 10分]・・・大樺沢二俣(08:32)・・・八本歯のコル(10:34)[休憩 10分]・・・北岳(12:26)・・・北岳肩ノ小屋(12:47)・・・小太郎尾根分岐(13:12)・・・白根御池小屋(14:24)[休憩 20分]・・・広河原(16:12)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
天空のお花畑を訪ねて4年ぶりに北岳へ。
始発バスで広河原に降り立ち、吊り橋の向こうに青空と北岳を眺めて登山開始。いきなりの急登、朝から気温が上がり流れる汗が目に入る。所々に現れる小さな平坦地で小まめに水分塩分を補給しつつ登り上げ、しばらくトラバースすると視界が開けて白根御池。水面と池の畔のテントが夏山風情たっぷり。
やや下って二俣、今にも崩壊しそうな雪渓を注意深く渡り、しばし左岸の夏道を進んでから雪渓に取り付き。装備は6本爪アイゼンとダブルストック、時折固い雪面があるので、スプーンカットの窪みや深めのキックを意識して慎重に急斜面を登る。落石の痕や沢音に近付きすぎないようにしつつ。雪渓が終わると間もなく梯子ゾーン、足が重いが徐々に増える花を見ながらゆっくり進んで8本歯のコル。
この頃には稜線はガスに覆われるが、足下はハクサンイチゲやキンポウゲ、ミヤマオダマキが満開。北岳山荘へのトラバースに入ると花の種類がぐっと増え、キタダケソウやチョウノスケソウ、シナノキンバイ、タカネムラサキなど、まさに百花繚乱、登りの辛さが吹き飛ぶ風景だ。北岳への登りも花のみちでついつい足が留まるが、ここで雨が降り始め、遠くで雷鳴。急ぎレインを着て北岳登頂、山頂滞在20秒で肩の小屋方面に下る。この辺りはイワウメが満開。小太郎山への稜線から草すべりに向かうと、発光しているような一面のシナノキンバイが迎えてくれる。
草すべり下部で雨足が強まり、白根御池小屋の軒下に駆け込む。補給しつつ休憩しているうちに雨が上がったので、のんびりと広河原へ。吊り橋から見上げる稜線はガスが晴れて、北岳の頂が高く聳えていた。
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