行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
富士宮口五合目(12:40)・・・六合目(12:55)・・・走り六合・・・六合目・・・七合目(14:47)・・・七合五勺(15:00)
【2日目】
七合五勺(05:27)・・・七合九勺(05:53)[休憩 5分]・・・御殿場口頂上(07:05)・・・富士宮口頂上(07:08)・・・剣ヶ峰(07:20)[休憩 8分]・・・須走口・吉田口頂上・・・成就岳・・・御殿場口頂上(08:37)・・・七合九勺(09:10)・・・七合五勺(09:38)[休憩 36分]・・・七合目(10:20)・・・走り六合・・・宝永山(10:46)[休憩 15分]・・・六合目・・・富士宮口五合目(12:14)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
長年山歩きをしてきたが富士山は今回が初めて。登山者で大混雑する夏の富士登山の様子をテレビなどで見ていて、そんな山には登りたくないという思いがあった。今回は、コロナ禍で登山者が少なく、また4月に痛めた左ヒザの回復状況を確認するため富士山に登ってみることにした。
8月9日台風9号が広島県を縦断、10日~11日は富士山方面も天気はよさそうだということを確認して9日の昼頃、山小屋の予約を取り、JR券を買いに行き、慌ただしく登山の準備をした。
8月10日、富士宮口五合目を12時40分に出発。緩やかな坂道を15分程登っていくと6合目の山小屋が2軒あり、そこから山頂へ向けて登っていくコースと宝永山方面に進むコースに分かれる。宝永山方面に進む。こちらのコースに進む登山者は少ない。下り気味に進んでいくと宝永山第一火口縁に到着し、そこから火口の底へ下る。火口の底から登山道は「馬の背」と呼ばれる火口縁に登っていく。火山礫の小石の道で、傾斜が強くなると踏ん張る足元がズルッ、ズルッと下がって歩きにくい。何度も立ち止まりながら標高差250m程を40分かけて登り13時50分「馬の背」に到着した。北側に見える斜面が御殿場に下る「大砂走り」、南には伊豆半島や太平洋が望まれる。14時44分登山道わきに「3000m」と書かれたボードが置かれていた。7合目「日の出館」の小屋跡を過ぎ15時ちょうど「砂走館」に到着した。
2日目、5時半前に砂走館を出発する。25分ほど登って「赤岩八合館」に到着。眼下に「砂走館」の小さな屋根が見え、その下方に黒っぽい宝永山のピークも見える。「標高3400m」のボードを過ぎるとジグザグの斜面、先行する登山者が多くなってきた。7時08分頂上火口縁に建つ「銀明水」の石碑の前に到着する。その先の浅間大社奥宮の前を通り抜け「剣が峰」を目指す。剣が峰には気象庁気象観測所の大きな建物が建っている。3776m日本最高地点はそれほど広いスペースでは無かったがたくさんの人で混み合っていた。お鉢を一周し同じルートを下った。
富士山は、南アルプス・中央アルプス・北アルプス・八が岳などいろんな山から見てきた。これまでは遠くから眺める山であったが、今回初めて富士登山を経験し富士山に対する感覚が変わったように思われる。もっと早く登っておけばよかった。



























