台風一過の安達太良山

日帰り

安達太良山（東北）

2022.09.25（日）

パーティ： 4人 (あし０３１６さん、ほか3名)

あし０３１６さん

行程・コース

天候

快晴午後は雲

登山口へのアクセス

マイカー
その他：友人が各家をﾃﾞﾎﾟ･･･武石IC･･･京葉道路･･･外環経由東北道･･･安達太良山岳登山口7:35
★駐車場無料
★岳登山口から林道の先の小屋に登山ポストあり
★トイレはロープウェイ各駅・くろがね小屋のみ
山頂駅内にあるトイレを利用の場合は靴を洗ってから立ち入りする事。（看板劣化で見にくいです）
★奥岳の湯大人650円/各サービスでマイナス50円引き。
（ロープウェイ利用券、モンベルカード、エポスカード）

この登山記録の行程

岳登山口(8:15)･･･勢至平･･･くろがね小屋(10:20~25)･･･牛の背分岐･･･鉄山(11:44~12:20)･･･牛の背分岐･･･安達太良山(13:07)･･･登山道分岐･･･ロープウェイ山頂駅(14:10~14:20)･･･登山道分岐･･･岳登山口(15:20)

コース

総距離: 約14.6km

累積標高差: 上り約1,073m; 下り約1,070m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

　9月の2度目の三連休。今シーズンの劔岳山行計画は何度もリスケして台風で葬り去られた。前日通行止めの中、愛知から9時間かけ帰宅。友人の車出し申し出は本当にありがたい。朝、3時過ぎの迎車は賑やか。お喋りと共に外環道の分岐を通過してしまうが、リカバリー。ﾄﾞﾝ(　ﾟдﾟ)ﾏｲです。やがて日が昇り、岳登山口へ到着。
　計画書を登山箱へ提出し、徒歩スタート。まずはくろがね小屋を目指す。「篭山・篭山」と言っていた友人だが、直道の泥濘に怯み、前言撤回。快適なジグザグから沢の上の一本道を進むと硫黄臭の先にくろがね小屋。小屋には「準備中」の看板。外は雲一つない快晴。こりゃ、景色も期待できそう、と登山道をえっちらおっちら登ると広場のような場所に出たので休憩。まだ、紅葉は色付く程度だが、間もなく錦の衣を纏った山を愛でに大勢の人が集うでしょうね･･･。　
　さて、ひと踏ん張り。蟻のごとき稜線を歩く人々の元へ、我々も、と広い斜面を上がり切ると牛の背分岐。初登山の友人達も沼の平の景色、向こうに見える磐梯山に圧倒される。
「凄い～！」「登山は天気が良くないとね」と言いあう傍から、雲が上がる。くろがね小屋はおろか我々も雲の中。「涼し～、ミストの中だ。」と喜ぶ友人。鉄山へは足元の悪い急な箇所を慎重に登って下って･･･｡「アルプスの登山路みたい」と鉄山を目指す。クライマーの一人は岩を攀じ登って先に頂上へ行ってしまったが。(笑)
　丁度、お昼の時間帯で細長い鉄山山頂の広場に腰を下ろしている人々。多くは沼の平を眺めるが、我々は矢筈森を眺めてのカップ麺堪能。高級ラーメンを食べだす男性陣は口々に「失敗、美味しくない」と言い出す。山でラーメンまずいとは、気の毒。(笑)
青空をトンボたちが軽快に飛んでいる。薬師岳の看板にある智恵子さんの言う「本当の青空」ってこの事ね。青空を友人達と眺めながら、登山する幸せ。一服したら、安達太良山へ。乳首山とはよく言ったもので、その上に無数の人だかり。雲のせいで視界不良。道迷いで矢筈森に登ってしまった。ケルンの導きであっという間に乳首へ取り付く。山頂では順番に安達太良山登頂記念の写真を収めている。皆、嬉しそうな笑顔だ。
来年は石筵川の沢の遡行も面白そう。下山路はロープウェイ山頂駅方面から五葉松平へ。はっきり言おう。くろがね小屋の登山路に比べ悪路。泥濘のせいで足もとは泥だらけ。小さい子供連れが難儀しながら下山する姿を見ながら、道が整備されるといいな、と思う。山頂駅までも長いな、と感じながら一旦ロープウェイ駅のトイレを借りに行き、再び登山路へ。
　薬師岳山頂から五葉松平へ。泥の斜面とゴロゴロ石に気を遣い、写真にあった崩落地帯を通過。薄の原を過ぎて沢を渡渉すると朝通った道に合流した。途中、三世代登山のグループを追い越し「あんな小さい子も頑張ってるよ」と自省の言葉。くろがね小屋への登山路は小屋のジムニーも通過出来るように道が整備されて歩きやすいよね、と感想が漏れる。はー、着いた着いた。広い駐車場があり、安達太良エクスプレスも整備され、岳コースは快適。
下山後は毎回「風呂、風呂」というせっかちな友人に、今日は駐車場から徒歩で奥岳の湯を提案。蛇口の水栓の出がチョロチョロ以外はいいお湯でした。麓で下山飯を楽しんで、大渋滞の東北道を降り佐野ICから一般道で帰葉。「劔は残念だったけど、安達太良いい山だね」と山へのときめきを求める我々を魅了する場所が一つ増えました。

　

フォトギャラリー：35枚

装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	ダウン・化繊綿ウェア	ロングパンツ	靴下	レインウェア
登山靴	バックパック	水筒・テルモス	ヘッドランプ	タオル	帽子
グローブ	サングラス	着替え	地図	コンパス	ノート・筆記用具
腕時計	カメラ	登山計画書（控え）	ナイフ	ツエルト	健康保険証
医療品	非常食	行動食	カップ
【その他】ヒトココ