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剱岳2022(馬場島)

剱岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (つちのこくん さん )

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行程・コース

天候

晴れ

利用した登山口

馬場島  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 前日15時すぎに到着。馬場島荘前の駐車場は満車で、ちょい下の広い駐車場はガラガラ。トイレは馬場島荘隣のキャンプ場にある。蛇口の水は沢水で、飲用は要煮沸。
馬場島荘のお風呂はやってなくて、16時まで300円でシャワーのみできた。シャワーのみでもありがたい。

この登山記録の行程

馬場島(03:40)・・・松尾平(04:04)[休憩 3分]・・・三角点(05:51)[休憩 4分]・・・早月小屋(06:37)[休憩 23分]・・・2600m標識(07:50)[休憩 6分]・・・剱岳(09:09)[休憩 62分]・・・2600m標識(11:17)[休憩 3分]・・・早月小屋(11:48)[休憩 20分]・・・三角点(12:39)[休憩 5分]・・・松尾平(14:01)[休憩 9分]・・・馬場島(14:29)

コース

総距離
約15.1km
累積標高差
上り約2,694m
下り約2,694m
コースタイム
標準14時間20
自己8時間34
倍率0.60

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

早月尾根は技術よりも体力勝負。上部の岩場よりも下部樹林帯の下りの方がきつい。前夜まで雨だったので、土や泥、木の根もズルズルで消耗するし転ばないために技術も必要と思う。体力や脚を使い果たして踏ん張り効かないという様子で転んでる人もいました。言うまでもないですが、無理のない計画で。
また、山頂で休憩中にヘリが救助をしていました。カニのよこばいで80m滑落したそうです。自分も気を付けないといけないとあらためて考えました。
朝の早月小屋では霜も降りてて、風がなくても寒くてしっかりとした防寒が必要でした。
水は3.5Lで出発で3L飲んだ。

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フォトギャラリー:61枚

「試練と憧れ」の石碑を見て気合を入れる

石碑のすぐ先に登山口

いきなり急登できつい。すぐ目の前が胸の高さでニヤニヤする。

松尾平手前にドクツルタケさんがまだいた!真っ暗闇だと本当に天使や妖精に見える。猛毒だけども。

猫又山かな?闇から浮かび上がる

前夜までの雨でズルズルすべる急登

三角点

早月小屋手前の怪しい池塘、サンショウウオくんがいっぱいいる

早月小屋の展望台から剱岳山頂付近

この時期貴重なお花さん

早月小屋付近は霜で白かった。(私は)今季初霜でテンション上がる。

小屋の先にきのこさん残ってた。べろんとだらしないイグチさんステキ。

笑い声が聴こえて、探すと小ちゃいのがいた

にょこにょことかわいい

剱岳から陽が出てきた。ステキなんだけども、逆光で写真はいまいち。

北方稜線がかっこいい!雲もステキ

カールと草黄葉と北方稜線のギザギザ

奥大日岳、大日岳もステキ。向こうから剱岳を見てみたい。そのうち行ってみよう。遠景には白山も。

弥陀ヶ原のアルペンルートと、バスが
走ってるのが見える。手前は地獄谷がもくもくと。奥には大きな薬師岳、左に黒部五郎岳、さらに左に「ぴょん」と笠ヶ岳が。

イワツメクサさんもステキ

この先が本格的に険しくなる

山頂付近、立たってる人も見える

剱岳らしい岩登りが続く

特別難しい箇所は無くて、冷静に三点保持できれば大丈夫

カニのはさみ。中央ちょい下に鉄の杭があり、そんなに難しくない。

崖下はこんな感じ

行きも帰りもけっこう渋滞してた。ちゃんと間隔をあけないと落石危険。

別山尾根との分岐の標識が見えると、ほっとする

剱岳山頂に到着。山頂はめちゃ混み混み。画像は中央に旭岳、白馬岳。右の白馬鑓ヶ岳が白くてステキ。左端は朝日岳かな?

唐松岳は、こっちから見るといかつくてかっこいい。その奥にこないだ登った乙妻山、高妻山が。

鹿島槍ヶ岳はどこから見てもお美しい。左へ八峰キレットを越えて五龍岳。

左端の爺ヶ岳~右端の針ノ木岳への扇沢サーキットコース

蓮華岳、針ノ木岳の間に富士山が見える

立山、別山、剱沢方面がステキ

立山をズーム。肉眼だと槍穂高もはっきり見える。

毛勝三山と、奥には海が見える

記念撮影でえらい行列やった。撮影交代の合間にお社だけ撮らせてもらった。

下山開始して別山尾根へのカニのたてばいよこばい。よこばいを人がよじよじと歩いてるのが見えた。高いのはこわいので、ここは無理。

山頂付近から馬場島方面。奥には富山市街地、富山湾、能登半島もくっきりと見える。

登りの人も多くて渋滞でけっこう待ちがある。登りと下りでお互いに声を掛けて、交代で通過する。

下り方向からのカニのはさみ

山頂を振り返る

2600mポイントのちょい上、チングルマさんとギザギザの稜線がステキ

バルログの爪...剱岳だし、ここまで整備する必要もないと思いますが。整備しすぎるから、ポールに頼ったり、ポールを正しく使えないという人も、ポールを持ったまま歩いて、よけいに危ない目にあってるように感じる。ポールのせいで重心が高くなって、下りで転ぶ人、あちこちの山でけっこう見ますよ。

ゴゼンタチバナさん、花よりも赤い実の方がかわいい

早月小屋展望台の紅葉黄葉。色づき始めか。

早月小屋下の池塘のサンショウウオさん。かわいいんだけども、疲れてると「唐揚げにして喰っちまうぞ」と思ってしまう。

きつい下りで心が腐ってくるが、山珊瑚さんに癒される

ナナカマドさんも赤くてかわいい

チャタマゴタケさんも「シュッ」としてステキ

「こんちわーー」と元気に声が聴こえて...脇の藪にステキなヒトがいた!メタルピンクでかっこいい!初めて見たよ

小屋下からの樹林帯の下りがひたすらきつい。昨晩の雨もあるけど、土も木の根もズルズルとすべる。脚も消耗するし、技術もいる。

松尾平付近はドロドロで悲惨な登山道。行きはもっとドロドロで真っ暗闇だったし、本当に帰ろうかと思った。

なんか声?気配?を感じて振り返ると、上から落ちてきた。これも初めて見た。ピンクでかわいいけども、なんだろう?

地獄のドロドロを越えて松尾平に到着。ほっとするわー。

最後の急下り。トレランの人はこんなのも走って降りてすごいなー。

登山口に到着。早月尾根は上部の岩場よりも、下の方のズルズルの下りの方が本当にきついです。

無事に戻ってご挨拶

これも気持ちが上がる

馬場島荘のちょい下の駐車場。広い駐車場が2段ある。

北陸県民のソウルフード、8番ラーメン。特別おいしいってのでもないんだけども、食べたくなる。小学校の書初めで、「8番ラーメン」「野菜ラーメン塩」とかみんな書いてたなー。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 修理用具 健康保険証
医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ

登った山

剱岳

剱岳

2,999m

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