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【十石山-乗鞍岳】周回縦走【藪漕ノ稜線】

19日 十石山避難小屋 20日 赤線無しの稜線ルート-乗鞍岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (Jimny-Hiker さん )

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行程・コース

天候

19日 快晴 20日 ド快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 松本から158号、84号乗鞍岳線で観光センター駐車場へ。
車中泊はキャンプや焚火など基本禁止なので要確認。

この登山記録の行程

【19日】
(6:16)乗鞍観光センター(08:27)白骨温泉(08:50)十石山登山口(09:50)湯沢ノ平(12:17)十石峠避難小屋(1泊)
【20日】
(06:13)十石峠避難小屋(06:15)十石山(07:34)金山岩(08:03)乗鞍権現(09:12)硫黄岳(09:40)姫ヶ原分岐(10:29)大黒岳分岐(11:11)肩ノ小屋 (11:54)乗鞍岳(剣ヶ峰) (12:32)肩ノ小屋口バス停 (12:29)位ヶ原山荘(13:57)冷泉小屋(15:24)鈴蘭橋(15:29)善五郎の滝(15:51)乗鞍観光センター

コース

総距離
約32.1km
累積標高差
上り約2,771m
下り約2,771m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

-乗鞍観光センタ-白骨温泉-

スーパー林道の西側に登山道有。登山口要確認。
道は明瞭、登山者無し。
途中スーパー林道へ合流、白骨温泉までroad。

-白骨温泉-十石山-

歩きやすい登山道。
登山者無し。熊1頭遭遇。
登って行くと笹薮が凄い。森林限界超えても笹薮多し。
避難小屋…地元の有志の方で管理された素晴らしい避難小屋。
この時期室内でも気温はマイナスなので要防寒対策。
この日は冬用シュラフ、冬用インフレーターマット、服はニット帽、手袋、ダウン持参。
小ピークからの穂高連峰の展望が抜群。

-十石山-金山岩-

このコースの核心部。山と高原地図は赤線無し。
ガレがひどく通行危険(禁止ではない)
以前あった登山道が廃道になり、ハイマツと笹の藪天国。
高低差は少ないが、肩より高いハイマツで押し返される。
笹薮で足元不明瞭、崖が連続するので注意したい。
藪から頭が出れば穂高連峰・乗鞍稜線が素晴らしい。

-金山岩-乗鞍岳-

藪漕ぎ後の普通の登山道はとても歩きやすい。
景色も素晴らしい稜線歩き。
畳平へ近づくとようやく人に出会う。観光地なので登山者多し。
山頂付近では落石に注意したい。

-乗鞍岳-乗鞍観光センター-

下山で登山道を降る人は皆無。
肩の小屋からスキー場まで、登山者はいなかった。
エコーラインを横断する際、登山道の取りつきを見落とさないよう注意。
爆走のダウンヒル自転車多数。観光バス多数。


登って下ってまた登って稜線で藪を漕いで…そんなルートです。

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フォトギャラリー:67枚

乗鞍観光センターから十石山を目指し、白骨温泉へと向かう。
こっちへ歩く者はまずいないだろう。

スーパー林道の西側のルート。
誰もいない。
紅葉が美しいすぎる。

スーパー林道に合流ししばしroad。

温泉地も紅葉バッチリ。

下山後こっちへ寄ろう。

取りつき見逃さない様注意。

紅葉が素晴らしい。
ササを漕いでいると木から降りてくる熊に遭遇。2ヶ月連続で会うって奇遇ですね。
熊鈴と笛を吹き、オモチャの火薬ピストルを1発ブッ放す。

笹は一部刈られておりありがたい。
道は明瞭なので大したことはないがパンツのレインは履いた方が良い。

森林限界を超える!

振り返ると八ヶ岳方面の素晴らしい展望!

今日お世話になる十石山避難小屋。

地元の有志の方々で管理されている素晴らしい避難小屋。とてもキレイ。

予定より2時間早めに着いたので辺りを散策。
前日の雨で稜線のハイマツは雨氷が残っていた。

穂高連峰の素晴らしい展望。
手前焼岳、西穂-奥穂-吊尾根-前穂-霞沢岳。

デカすぎる岩の山塊。

乗鞍岳への稜線。
明日はここを行く。

雨氷が西日で輝く。

ショータイム。
焼岳と笠ヶ岳。

Abendrot.

素晴らしい焼け。

また明日。

染まるね〜(*'▽')

室内いでも気温-3度。
外は-5度以下で寒すぎ。
暖かいご飯を食べましょう。

安心米クイックさんのアルファ米。
お湯を入れると70gが200gに。
何より気に入ったのが5分で食べれてしかもうまい。15分待った冷めたメシは食べたくない。
缶つまベーコンと温かスープでお腹いっぱい。

寒いけど星撮り。
流れ星入りました。

翌日のMorgenrot.

お世話になった避難小屋。
いい所です。
また泊まりに来よう。

染まる穂高岳。

奥に別山・白山。

染まる乗鞍岳。

smc PENTAX-FA43mmF1.9 Limited
光芒がスバらしいレンズ。

稜線縦走へ。

十石山山頂。特に何もなし。

稜線は激藪。
道はあるが、
笹は腰上、ハイマツは肩より上で
藪を漕いでいく。

ハイマツの藪の切れ間を出ると乗鞍の素晴らしい展望。

こんな岩も。

フリーズドライハーフ。

雲一つない穂高ノ空。

西穂の奥に槍ヶ岳。

霞沢岳からの展望も良かったけど、
ここからもいい。
左手前の安房山、行ってみたいね。

笠ヶ岳の稜線高い!
焼岳が小ピークの様です。

マツヤニだらけのレイン。古いので来れば良かった(笑)
ガレもあるので滑落注意です。

相変わらず激藪継続中。
ザックは外付けしてないけど頭より高いので漕いでも木の枝で押し返される。

藪漕ぎ1時間30分で金山岩へ到着。
この程度で済んで良かったかな。
開けた視界、目指す剣ヶ峰、遠いな!

ここからは素敵稜線。
畳平から山頂ピストンではいおしまい!では本当の乗鞍岳は味わえない。

乗鞍権現神社小祠。

歩いてきた稜線。
素晴らしい展望。

クロマメノキの紅葉が残っていてくれた(*'▽')
誰も歩かないルート、大きな実がわんさか食べ放題。
シャーベット状なのがオツ。

いつか紅葉盛りにまた来たいね。

振り返ると登山者。
まさか自分の後から誰か登ってくるとは思わなかった!
平湯から登ってこられた青年は北アルプス全山縦走中。

乗鞍スカイラインに登り上げ剣ヶ峰を目指す。
岐阜側は林道閉鎖でバスも来ず誰も来ない。

畳平。

剣ヶ峰から穂高方面。
白馬岳は白く冠雪している。

山頂。
2015年以来7年ぶりの山頂。

権現池と奥に白山。

展望を楽しみ下山開始。

エコーラインを横断しながら。
こんなところや…

こんな入口を跨いで。
見逃すとroadが長い。
観光バスや爆走ダウンヒルのチャリに注意。

降りてくると黄葉が素晴らしい。

スキー場も見事。

善五郎の滝。

下山後は白骨温泉の野湯へ。
16:00までだった!残念!
今回も球道さんで入浴。

安曇野のテンホウで食事。

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具 健康保険証
ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食
テーピングテープ 軽アイゼン トレッキングポール ストーブ 燃料 ライター
カップ クッカー
【その他】 てぬぐい

みんなのコメント

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  • 良いですね。素晴らしいですね。私も平湯から登り、この稜線を歩いてみたいと思っていました。廃道、激やぶは想定外でしたが。参考にさせていただきます。ありがとうございました。

  • PS
    PENTAX K1の色あい、良いですね。好みの色あいです。

  • tok009さん 

    コメント頂きありがとうございます。
    乗鞍北部は山容が変化に富み、穂高の展望も良く素晴らし稜線でした。
    金山岩から十石山方面へ向かいますと下りで、足元が見えない藪はガレも連続し危ないので藪に押し返されても登りで使うほうがオススメです。
    K1、交換レンズ含めると3Kg越えてます(笑)

    完全版をblogで更新しましたのでよろしければご笑覧下さい。

登った山

十石山

十石山

2,525m

乗鞍岳

乗鞍岳

3,026m

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