行程・コース
この登山記録の行程
仙酔峡(06:18)・・・仙酔峡分岐(08:24)・・・東峰(08:38)[休憩 5分]・・・月見小屋分岐(08:55)[休憩 15分]・・・高岳(09:33)[休憩 5分]・・・月見小屋分岐(09:43)・・・中岳(09:59)・・・火口東展望所(10:29)[休憩 5分]・・・すずめ岩迂回ルート分岐(10:50)・・・仙酔峡(11:25)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
↑915m ↓875m 8.8Km 6:03分 9,190歩⁇
阿蘇山カルデラ底から15分で、仏舎利塔が立つ仙酔峡登山口標高900メートルへ到着です。朝6時、まだ暗く駐車場1番乗りでした。支度してヘッデン点けてスタート。
仙酔尾根に取り付くと鷲ヶ峰の岩峰が山肌と夜明け前の空を分けている。取り付きは歩き易い草付きの道だが、すぐに火山礫のザレ道になってきた。
火山特有のガス気泡が抜けた溶岩道で足場は安定しているが、今朝の霜で足の置き場には注意が要ります。廃止されたロープウエイの橋脚が、朝日に巨大なコンクリートの残骸を曝している。
大分明るくなった7:00時、1,146m標高点指導標まで登ってきた。北斜面の仙酔尾根コースは未だ日が射さず、風も有り寒い。高岳へ750mの表示があります。
段々険しさを増す道は、上に行くほど霜が厚く付き、足の置き場に注意しながら登ります。しばらくすると中間点がマークされた岩が現れた。
更に大きな溶岩の間をジグザグに登り、8時前稜線直下のロープ場へ着いた。ちぎれそうなロープは頼りなく、岩を掴んで登ります。もう一登りして傾斜が緩むと、朝日が射す稜線へ出た。日に照らされる暖かさが心地いい。
遠く九重連山が霞に浮かんで、東峰や高岳、足元には月見小屋も見えている。素晴らしい眺望が拡がる稜線です。
時刻は8時半、ここは高岳反対方向に進み、まず東峰で根子岳の雄姿を見ます。稜線の説明板には霜が降りて、文字がハッキリ読めません。鷲ヶ峰の影が仙酔峠駐車場へ届いています。
なるい稜線をスタスタ歩き、少し下って登り返せば東峰到着だ。北方に九重、東に根子岳が見渡せる絶景ポイントです。根子岳の奥には祖母山、傾山・大崩山の稜線も見えている様です。しばらく絶景に見惚れます。
南側へ下ると、ミヤマキリシマの群落が広がります。中には花をつけた株も見られました。途中の月見小屋は入り口が壊れていますが、緊急時にはその役割が十分果たせそうでした。再び稜線へ上がり、高岳へ少し引き返します。そして9時半高岳登頂です。
4年ぶりに戻って来た阿蘇山は、快晴で迎えてくれ、3等三角点「高岳」1,592mご対面です…\(^o^)/
前回引き返した南岳から中岳、火口から北の九重そして東の東峰・根子岳・傾山系までぐるりと絶景が広がっています。一番の目的達成だ… ヽ(^。^)ノ
高岳から中岳間は阿蘇銀座、砂千里コースと合流します。中岳から望む南火口は砂千里へ続く火口壁が見える。尾根の向こうに、噴煙が立ち上っている。
火口を見ながら東展望へ下ります。吊り尾根を下った1,369mの東展望は、目の前に火口が見えている。
巨大な口が底知れぬエネルギーを放出していて、生身の地球を感じさせてくれ、もの凄い迫力で迫ってきます…(@_@)‼
下山は舗装遊歩道を下れます。東側の仙水尾根を登る登山者の姿が見えます。登って来るハイカーと挨拶を交わしながらサクサク下り、11時半に無事駐車地へ降りてきました。
詳しいレコはブログ「いずみやま」でどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.com/2022/11/2022111618-4.html
フォトギャラリー:22枚
鷲が峰の岩峰が見える
仙酔尾根登山道
溶岩の登山道
駐車場を俯瞰
中間点標示がある
急斜面の登り
稜線周回路へ出た
朝日が暖かい
霜が降りた説明板
鷲ヶ岳の影が駐車場へ伸びている
東峰で九重連山望む
〃根子岳を望む
広大なカルデラの向こうに九重
月見小屋へ下る
高岳直下から中岳越しに噴煙
高だけから火口方向
中岳から火口を俯瞰
東展望から火口
下山道
下山道
下山道から鷲ヶ峰
咲いていたミヤマキリシマ
駐車場へ無事下山
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
| バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
| 帽子 | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
| ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ |
| 非常食 | 行動食 | GPS機器 |




