行程・コース
天候
晴れ後曇り。気温5~12度。駐車場弱風、唐松尾根と稜線冷たい強風。
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
往路 勝沼ICを出てフルーツライン、裂石から林道を走り上日川峠第二駐車場へ。山側に側溝在り、気づかず脱輪。公衆冬季用トイレ1つあり(男女共用)。他には、男女別トイレが福ちゃん荘付近と大菩薩峠南側にある。塩山側ゲートは12月12日㈪17時以降閉鎖。冬季も裂石~丸川峠分岐(P有)通行可能。復路大菩薩湖方面へ林道を下り国道20号線に出て勝沼ICへ。甲斐大和側1月10日17時以降冬季通行止。※登山バスは12月11日㈰が最終便。甲斐大和駅の停留所はロータリーでなく北側にある広場(徒歩30秒)トイレ有 。
この登山記録の行程
自宅3:35⇒4:50勝沼IC⇒フルーツライン⇒林道⇒5:33上日川峠駐車場・トイレ(標高1580m)6:00・・ヘッドライト点燈・・6:23福ちゃん荘(1700m)6:28・・唐松尾根・・7:35雷岩7:48・・7:55大菩薩嶺(2056,9m)7:58・・8:05雷岩・・8:15(標高2000m)地点8:25・・8:55親不知ノ頭(昼食)9:28・・9:40大菩薩峠・トイレ(標高1900m)9:50・・10:27福ちゃん荘10:29・・・10:42上日川峠駐車場・トイレ11:15⇒林道⇒国道20号景徳院入口⇒12:10勝沼C⇒13:35自宅。
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
富士山は、山体が真っ白に雪化粧していました。富士山雲ができると、東方へ次々と流れていきました。南アルプスでも、山頂付近や沢がちょっぴりと白くなっている山々が見えました。午前9時頃までが、撮影には適していて、10時を過ぎると、雲や霞が出来上がって来て、ぼやけてしまいます。
見えたのは、日本の山を標高の高い順に言うと、第1位富士山 第2位北岳 第3位間ノ岳(同じ3位奥穂高岳は見えない) 第6位悪沢岳 第7位赤石岳が見えました。
私の小型デジカメでは、くっきり、はっきりとは撮影できないので、きれいな映像がお見せできず大変残念です。やはり一眼レフと望遠レンズが必要です。稜線は、風が大変強いので、三脚を持参すると良いのですが、荷物になりますね。
人間の肉眼は、良くできていて、私は、一人で山座同定して楽しみました。絶景スポットは①雷岩 ②標高2000m地点 ③親不知の頭 ④大菩薩峠(富士山は見えない)です。
南アルプスの眺望を南部から北部まで満喫しました。左から右へ、聖岳・赤石岳・悪沢岳・塩見岳・農鳥岳・間ノ岳・北岳・仙丈ヶ岳・鳳凰三山・甲斐駒ヶ岳等々。
南アルプスの名山は、ほとんど登頂しました。塩見岳は、高校生の時、三伏峠にテント泊し、日帰りで往復し塩川に下山しました。北岳は、肩ノ小屋に泊まり、私と妻と娘(小学校5年)の3人で登りました。八本歯コルから急坂である大樺沢コースを下り、翌日は筋肉痛を起こしました。仙丈ヶ岳は、一泊二日の計画で、北沢峠(標高約2,050m)から入山し、馬ノ背ヒュッテに荷物を預けて、妻と二人で1日目に登頂し宿泊。翌2日目にも再び登頂しました。そんな思い出が、走馬灯のように次々と浮かんできました。
登山道は、危険個所はありませんが、地面が凍結している箇所や泥濘になっている箇所がありました(唐松尾根と稜線)。雷岩から大菩薩嶺の間は、うっすらと積雪している箇所がありますが、滑らないので、アイゼンはまだいらないと思います。スパッツは、付けた方がズボンの汚れを防いでくれます。
最近は、加齢に因り再び登頂することはできなくなりました。南アルプスの山々は、登る山から眺める山へと登山スタイルが変わってしまいました。
今日は、妻の体調(骨折快復半ばとコロナワクチンの副反応)が芳しくなく、自宅待機しています。帰宅して、テレビにカメラのSDHCカードを入れて、大菩薩からの眺望を妻と一緒にスライドショーにしてこれから楽しみます。
本日は総距離約7,4km、累積標高差306m、歩数は16,031歩を数えました。
(参考にしていただきたいこと)
公衆トイレは、全て非水洗。本コースには、3か所あります。
①上日川峠は、水洗は冬季閉鎖中。冬季用が男女共用で1か所だけ。大変混み合っていました。途中で済ませて来た方が良いです。例えば高速道SAやコンビニ。雲峰寺の前にある公衆トイレ。電車内や駅のトイレ。甲斐大和駅発登山バスの発車広場。
②福ちゃん荘の東には男女別有。
③上日川峠介山荘の南側も男女別有。
※私は、いつも大菩薩の最新の状況収集に当たり、「ロッヂ長兵衛」のホームページを参考にしています。ヤマケイオンラインのホームページに在る「山のデータブック」をクリックして、「宿泊施設」に「ロッヂ長兵衛」と入力して、「Twitter」をクリックすると読むことができます。例12/30午前7時現在気温はマイナス7℃。積雪2cm程度。車道も登山道も滑り止めが必要。
フォトギャラリー:29枚
福ちゃん荘。5 7 年前16歳の時、3月27日に宿泊したことを思い出した。
大菩薩付近の地図。今日は唐松尾根から時計回りに大菩薩峠へ向かい、周回する。
唐松尾根を歩く楽しみは富士山が見えて、その見え方が変わって来る。笠雲のような雲ができている。
登山道には霜柱。融けるとぬかるむので、唐松尾根の下りは使用しない方が良い。
雷岩に到着。ここは絶景スポットだ。眼下には、大菩薩湖が見える。
南アルプス北部の山々も見え始めた。左から右へ、塩見岳・農鳥岳・間ノ岳・北岳・鳳凰三山・甲斐駒ヶ岳・鋸岳等々。
赤石岳・悪沢岳・塩見岳・農鳥岳・間ノ岳・北岳・鳳凰三山等々。
南アルプス南部の山々。中央三角形が聖岳・赤石岳・悪沢岳少し離れて右は塩見岳。
間ノ岳と北岳。手前は鳳凰三山だ。右端には地蔵岳オベリスクが視認できる。
富士山の裾野が大変広い。富士山の手前の山は左が三ッ垰山。右は笹子雁ヶ腹摺山・黒岳。
八ヶ岳左から編笠山・権現岳・赤岳・横岳等。雷岩から大菩薩嶺へ向かい、戻って来る。
大菩薩嶺。残念なことに眺望は無い。直進して丸川峠方面へ降りてしまうと上日川峠へ戻ることが難しいので、引き返す。
標高2000m地点から撮影。眼下には甲府盆地が広がる。その先には南アルプス全山オールスター。
白根三山、農鳥岳・間ノ岳・北岳。
間ノ岳ズーム。
富士山と大菩薩湖。
富士山ズーム。
手前は奥秩父。奥は八ヶ岳。な。
親不知ノ頭から撮影。この時間は私が富士山を独占。
左奥は八ヶ岳。手前は奥秩父。
五丈岩が目視できるので金峰山かな。
歩いて来た道を振り返って撮影。
大菩薩峠に到着。
奥多摩方面。左は雲取山右は鷹ノ巣山。
石丸峠は割愛して上日川峠へ戻る。右はロッヂ長兵衛。甲斐大和駅行登山バス13時発が2台待機中。
登山バス運行時刻表。上日川峠発。
平日便は今年は既に終了。土日便は12月10㈯と最終便11日㈰まで。詳しくは栄和交通のホームページ参照。




