行程・コース
天候
快晴、至軽風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
東名高速の「裾野IC」を出て県道82号線を右の「富士」に向かいます。「下田和」の交差点を右折して県道24号線を北上します。国道469号線に入りさらに北上すると、道が大きくうねった先の左に「愛鷹登山口」のバス停があり「愛鷹山登山道」の看板で左に入ります。暗く狭い悪路を1.1km進むと左に40台近く駐車可能な未舗装の「山神社」駐車場に着きます。「裾野IC」から約10km・15分です。
この登山記録の行程
「山神社」駐車場(06:30)・・・「前岳・位牌岳」分岐(07:00)・・・出合い(07:20)・・・「大杉」(07:30)・・・割石峠(08:20)・・・「蓬莱山」山頂(08:30)・・・割石峠(08:45)・・・「呼子岳」山頂(08:55)・・・「越前岳」山頂(09:55)[休憩 10分]・・・「富士見台」(10:20)・・・鋸岳展望台(10:50)・・・富士見峠(11:15)・・・「黒岳」山頂(11:40)[食事 15分]・・・富士見峠(12:10)・・・「山神社」駐車場(12:45)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
「愛鷹山塊」は「富士山」と「駿河湾」の間に連なる山塊です。有名なのは一等三角点の
二百名山「愛鷹山」と最高峰の「越前岳」です。しかし、この山塊には素晴らしい自然杉の
巨木が乱立する「黒岳」があり、樹木好きの私には大好物の一座です。2年半前に同じ
コースを左回りで縦走しましたが今回はその巨木群を太陽が高く昇った明るい光の下で
愛でるために右回りで縦走しました。クリスマス寒波の中、「山神社」駐車場から林道を
西に進み、荒廃した砂防工事用道路を30分程進むと「前岳・位牌岳」の分岐に着きます。
分岐から山の様相になり、さらに10分程登ると涸れた沢の「出合い」に着いて、いよいよ
沢の岩場が始まります。途中で道は岸に上がり、有名な「大杉」を過ぎると再び涸れ沢を
登って行きます。道は数回岸に上がりますが、結局沢に戻されるのでそのまま沢の岩を
乗り越えるルートを選びます。沢の勾配がきつくなり、幅が狭くなり一本道のようになると
稜線上の「割石峠」に登り着きます。目指すルートは右ですが一度左の「蓬莱山」に登り
気温マイナスの寒波と景色を堪能します。「割石峠」に戻って狭小な登山道を北上します。
「呼子岳」から大きく下ると「越前岳」の登りが始まります。登山道は急勾配になりますが
ものすごく荒れていて危険な道になります。そこそこ広い「越前岳」から「駿河湾」を眺め
頭だけの「富士山」を見たら北東の「黒岳」を目指して大きく下って行きます。「富士見台」
から「鋸岳展望台」へと高度を下げていきますが、登山道は荒廃していて深く掘れていて
とても歩きにくい状態です。しかし横の樹林帯には踏み跡が道になっていて、赤テープも
ちゃんとあるので選びながら下って行きます。針葉樹林帯を抜けると「富士見峠」に出て
目の前の「黒岳」に登り返します。暗い針葉樹林帯に入るとすぐに巨木が現れ始めます。
以前には無かった「天然記念物」の看板がちょっと興ざめで邪魔ですが仕方ありません。
高度を上げて行くと、次々に待っている素晴らしい巨木群は、見上げるのにも苦労します。
立ち止まって、見上げて触る、を繰り返して登って行くと、道は右に折れて針葉樹林帯を
抜けて明るい落葉樹林帯になります。少し登ると広い「黒岳」の山頂です。ベンチがある
山頂で「富士山」を眺めながら食事後下山開始です。再び巨木群の中を気持ちよく下り
「富士見峠」から東(左)の「山神社」へ下って行きます。無人の「愛鷹山荘」(避難小屋)
からは30分もかからないでスタートした「山神社」駐車場に下り出ます。駐車場に着いて
改めて「黒岳の自然杉群落」の説明を読み直すと、樹齢300年~400年以上とあります。
フォトギャラリー:58枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
グローブ | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ナイフ |
修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
GPS機器 | ライター |
みんなのコメント