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有間山稜の歩き方

蕨山、橋小屋ノ頭、有間山稜、タタラノ頭、仁田山、有間峠、日向沢ノ峰、川乗林道( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

バス
その他: 往)飯能駅北口7:54発(平日ダイヤ) 名郷行きバスにて、終点名郷下車
復)川乗橋16:27(平日ダイヤ)にて、奥多摩駅

この登山記録の行程

名郷バス停(8:48到着/8:56出発)-林道終点登山口(9:10)-尾根線(9:42)-蕨山稜線分岐(10:43)-逆川乗越(10:55)-橋小屋ノ頭(11:19/11:25)-タタラノ頭(11:55)-有間峠(12:30)-仁田山(12:46)-(尾根違いロスタイム約15分)-仁田山(13:07)-送電鉄塔(13:30)-都県界尾根(13:47)-日向沢ノ峰(13:53/14:07)-踊平分岐(14:20)-(丸山西の支沢ショートカット)-川乗林道(14:45)-細倉橋(15:31)-川乗橋(16:05)

コース

総距離
約16.0km
累積標高差
上り約1,670m
下り約1,586m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

名郷から有間山稜と都県界尾根を超えて川乗橋まで歩いてみました。丸山から川乗林道をショートカットしてもたっぷり7時間のロングコースですが、これで奥武蔵と奥多摩の赤線繋ぎが出来ましたした。

≫何処からどう歩くにも距離があって、中々計画できなかった有間山稜。
前日の晩に地図を眺めながらいきなり閃いたのが、川乗林道を使った今回の縦断ルートです。

単に長いばかりでなく、蕨山に向かう尾根に始まり、都県界尾根に登る最後の150mまで、兎に角大小のアップダウンが多くてモチベーションの維持が大変でした。

平日ダイヤのバスに合わせて7時間の目標タイムを設定して歩きましたが、前半で貯金した30分を、仁田山からの下降の尾根違いで使い果たしてしまったのはまさかの大誤算でした。

コース最高地点の日向沢ノ頭で初めてザックを降ろしての大休止。

下山ルートには、ヤマケイオンラインの登山記録で知った丸山西面の沢筋の作業道で川乗林道を2km強ショートカットして、最後は折角なので、川乗林道の下部も歩き通して、ほぼ予定通りに川乗橋16:27のバスに乗ることが出来ました。

丸山のショートカットコースを知らなければ、計画しなかったであろう長丁場の有間山稜。
奥武蔵と奥多摩の稜線を赤線で繋ぐことが出来て、2022年最後に相応しい満足の山歩きとなりました。

今年の山歩きはこれにて終了です。
皆様、来年も宜しくお願い致します。

本日の総歩数35,867歩、歩行距離24.1km、消費カロリー1,563kcal、脂肪燃焼量111g也。

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フォトギャラリー:60枚

飯能から約1時間の名郷バス停。平日ダイヤなので、少し遅い出発です。

先ずは蕨山を目指します。

尾根腹を登って、、、

尾根線に上がりました。

伊豆ヶ岳と高畑山

露岩交じりのちょっとした急勾配が次々と現れます。

5つ目の急勾配。

背後には妻坂峠の稜線が遠望できます。

幾つ目の急登だったか、、、?

蕨山の最後の長い登り。

金比羅尾根の稜線に出ました。

蕨山の山頂は、合流分岐から少し西側に在りました。

西に下った逆川乗越(大ダワ)には東屋があり、ダートの林道と交差します。

橋小屋ノ頭への登り返し。

橋小屋ノ頭(1,163m)のピーク。山標に有間山とありますが、有間山の名は有間山稜全体を差すもので、特定のピークはありません。

いよいよその、有間山稜に踏み入ります。

浦山川の最上流、奥深い広河原谷と両神山。

気持ちの良い稜線が続きます。

タタラノ頭への登り。終始太陽に向かって歩きます。

タタラノ頭(1,213.4m)。有間山稜の最高地点です。

勿体ないけど、下ります、、、

落ち葉のラッセル。

突然、舗装道路と大きな道路標識が現れました。

有間峠です。

金比羅尾根と名栗湖。

この先、ダートの林道で仁田山を巻くことも出来ますが、しっかり稜線を歩きました。写真は、歩いてきたタタラノ頭の方角です。

仁田山(1,211m)の山頂。

仁田山山頂から、間違えて、正面に伸びるこの尾根を下ってしまいました。

間違いに気づいた時点でのログです。赤杭もあるので何の疑いもせずに70m程下って気付いて引き返しました。要注意です。

引き返した仁田山の山頂で、単独行の男性とお会いしました。さわらびの湯に車を停めて、棒ノ嶺から名栗湖を囲む稜線をぐるりと一周するのだと。お互いに、まさかここで人に逢うとは思わなかった、と笑ってエールを交わしました。

正しいルートは、仁田山山頂で左寄りに曲がるこちらの尾根が正解です。(標識はありません)

名栗湖と棒ノ嶺。

棒ノ嶺から都県界尾根を登るのもかなりハードなコースです。。。

ダートの林道との合流地点。ここからは送電鉄塔の巡視備路となります。

階段などが付けられています。

送電鉄塔#51

眺めは最高です。仙元尾根と大持、小持山。

上州、赤城山の方角。

鉄塔からの最後のひと登りで、都県界尾根に合流しました。

日向沢ノ頭までは指呼の間です。

コース最高地点の日向沢ノ峰にはほぼ目標通りの14:00には到着して一安心。ここで初めてザックを降ろして休憩しました。

風も無く、穏やかです。

富士山は完全な逆光。

踊平への激下り。正面は川苔山です。

踊平分岐

林道に降り立ちました。踊平の下をトンネルが通っています。

林道を歩いて丸山(写真左手の小山)のコルへ向かいます。

丸山のコルで赤テープを確認して、谷筋に下ります。(一般道ではありません)

登山詳細図にも記載されていない古い作業路で、ヤマケイオンラインでいっきさんやてんてんさんから教えて頂いたショートカットコースです。

この沢筋を下って来ました。概ね右岸側に薄い踏み跡がありますが、一部沢身を歩きました。

モノレールの軌道が現れ、川乗林道に合流します。最後は歩き易そうな左岸の石垣の上を通りました。

林道側から振り返ったところです。林道歩きを2km以上ショートカットしたことになります。

後はひたすら川乗林道を下るのみです。

川乗谷上流の滝

林道から百尋の滝が見下ろせます。

そのまま林道を下ると、ここからしか見る事の出来ない景色に出逢えました。

何度か大曲りがあります。

日向沢ノ峰から1時間25分、思いの外早く細倉橋に到着しました。

残照の平石尾根などを眺めながら、、、

川乗橋バス停に到着。靴を履き替えて、ガチガチになった足の裏をほぐしながらバスを待ちました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 ナイフ 修理用具 健康保険証
ホイッスル 医療品 虫除け ロールペーパー 行動食 テーピングテープ

みんなのコメント

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  • ショートカットが役立ち良かったです。
    あまり良い道では無いので ショートカットの目的だけになりそうですが。
    ついでに ショートカットを下ったところで 林道に出ずに 左に行くと 作業道が
    あります。それを辿ると 百尋の滝の上の登山道に合流します。

  • いっきさん、こんにちは。

    このショートカットの存在を知って、お陰様で、懸案だった有間山稜を歩く気になりました。有難うございます。

    左に行く作業道の存在は確認しましたが、成る程、登山道に出られるのですね。
    これもいつか役に立つかもしれません。

    来年もまた宜しくお願い致します。

登った山

蕨山

蕨山

1,044m

有間山

有間山

1,213m

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最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
6時間50分
難易度
★★
コース定数
29
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