行程・コース
天候
初日:晴れ時々曇り、2日目:快晴
登山口へのアクセス
その他
その他:
ガイドの車に同乗
この登山記録の行程
【1日目】
美濃戸(06:00)・・・行者小屋(09:16)[休憩 20分]・・・行者小屋[休憩 20分]・・・赤岳鉱泉[休憩 20分]・・・行者小屋[休憩 20分]・・・赤岳鉱泉(15:00)
【2日目】
赤岳鉱泉(07:20)・・・行者小屋[休憩 7分]・・・赤岳天望荘[休憩 7分]・・・赤岳(11:34)[休憩 10分]・・・行者小屋[休憩 10分]・・・赤岳鉱泉(14:06)[休憩 30分]・・・堰堤広場・・・美濃戸(16:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
冬期赤岳のガイド登山
(ルート及び時刻は不正確、登頂時刻のみ正確)
当日の雪の量はガイドの話では例年よりも山は雪が少なく、麓付近は多いとのこと。
北沢コース、南沢コース、行者小屋~赤岳鉱泉の何れのルートもアイゼンは不要。ごく一部、チェーンスパイクが有った方が楽な部分もあり。
文三郎尾根は階段が雪に埋まり急で歩きにくい。むしろ階段脇の吹きだまりの方が歩きやすいが注意が必要。地蔵尾根はピッケルを正しく使わなければ登攀できない状態で、基本的な雪山技術の習得が出来ている場合、あるいは習得を目的にガイド登山をするにはとても良いルートだと感じる。
初日は南沢コースで行者小屋、文三郎尾根経由で赤岳を目指すも、行者小屋を過ぎてから筋クランプを両大腿四頭筋に起こし断念。脱水が原因で生じた筋クランプには芍薬甘草湯は無力で効果無し。水分補給の失敗が原因であることは明らか。ガイドの提案で行者小屋と赤岳鉱泉の間にあるバリエーションルートに入り、アイゼン歩行の練習を行う。複数参加のツアーでは絶対に学べない様な非常に良い勉強となる。
赤岳鉱泉に泊まり、翌日は赤岳を目指して再チャレンジ。行者小屋まで進み地蔵尾根を通って一先ず稜線を目指す。昨日の失敗を踏まえ、水分補給を特に慎重に行う。急な登攀に音を上げそうになるもガイドのアドバイスを受けながら登る。もう無理かなと感じたところで半分やけくそになって、ピッケルを自分の正面に刺しながら上半身の力も使って強引に登ってみる。見た目はスマートでは無いが、とても楽に登れることに気が付きこの不格好な方法で進む。ガイドも「自分が楽に感じる方法が大事」と言ってくれた。その後は順調に進み、階段の手前でザイルでガイドと繋ぎ滑落防止体勢に入る。途中、ガイドから雪の急斜面の中で足場を確実に固めてから谷側を向いて真っ直ぐ気をつけで立って見る様に指示が出る。急斜面に惑わされずに垂直に姿勢を保てるかの確認という。自分は問題なかったが、出来ない人も居るとのこと。その事よりも自分が登ってきた斜面の勾配の大きさに驚く。もしも写真を見せて人に話したら「お前が自分の力で登ったなんて嘘だ。本当はガイドにロープで引っ張り上げて貰ったんだろう。」と言われると感じる。途中、ナイフリッジ(1歩半か2歩程度の距離なのだがビビっている自分を感じる)を越えながら進むが、稜線近くは滑落しそうな場所が続き緊張を強いられる。
地蔵尾根に到着し、赤岳展望荘付近で休憩して赤岳頂上を目指す。その後は順調に進み、文三郎尾根を経由して下山。赤岳鉱泉に立ち寄り、北沢コースで登山口へ戻る。
赤岳鉱泉の宿泊はとても快適。食事も美味しい。夕食のメニューは”煮カツ”だったがステーキよりも美味しいらしい。売店の品揃えも素晴らしい(これ以上は必要ない程に充実している)。
フォトギャラリー:1枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | バックパック |
| スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
| グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
| 腕時計 | カメラ | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
| 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | カップ |
| アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ | 雪山用登山靴 | アイゼン |
| ピッケル | ビーコン | ゴーグル | カラビナ | 安全環付きカラビナ | ビレイデバイス |
| スリング | ハーネス | ヘルメット |





