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愛宕スキー場跡を訪ねる

愛宕山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (犬山好人 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

電車

この登山記録の行程

JR保津峡駅(08:13)・・・つつじ尾根登り口(08:18)・・・荒神峠(09:09)・・・水尾分かれ(09:55)・・・社務所(10:27)・・・折り返し地点(11:00)・・・旧スキー場碑(11:19)・・・三角点(11:35)・・・社務所(12:08)・・・水尾分かれ(12:27)・・・荒神峠(13:10)・・・JR保津峡駅(14:08)

コース

総距離
約12.4km
累積標高差
上り約1,178m
下り約1,178m
コースタイム
標準5時間34
自己5時間55
倍率1.06

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 昭和の前期(03~20年頃)、京都にあったという愛宕スキー場。当時この界隈は嵐山から鉄道が、清滝から山上へとケープルカーが通り遊園地や料理旅館・山上ホテルも建ち並ぶリゾート地だった。神戸の阪急・阪神に対抗して京阪電鉄が出資した行楽事業も、地の利と戦争のために不採算が続き、ついには戦時の鉄材供出のために廃線となる。今も山中には廃墟が野ざらしとなっているが、唯一、路線バスが清滝に着く直前に通る片道一車線のトンネルが愛宕鉄道の名残だったと知る。
 スキー場は三角点の西側、当時のスキー客はケーブル山上駅から神社を経由して登って行ったのだろう。80年近く経つと樹々は成長し、温暖化で雪も少なくなってさすがにスキーは難しそう。千三百年の歴史がある愛宕山の、ほんの一時の賑わいを偲ぶことができた。

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フォトギャラリー:17枚

JR保津峡駅ホームより

この雪が帰りには泥道となる

黒門への階段もスパイクなしで登れた

社務所前も雪が少ない

山頂が白い武奈ヶ岳

サカサマ峠へ下る道(画面右)との分岐におられる御地蔵様

人が少ないからか至る所に小動物の足跡が

ウサギかな

旧愛宕スキー場跡

去年来た時にはベンチも雪に埋もれていた三角点前の広場

荒神峠 標識が建つ方角は落合方面(荒れている)、つつじ尾根(保津峡)へはベンチと平行に進むべし

つつじ尾根から見える愛宕山

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装備・携行品

登った山

愛宕山

愛宕山

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