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蕨山-有間山-踊平-230329

蕨山-有間山(タタラノ頭)-踊平-川乗橋( 関東)

パーティ: 1人 (martygeros さん )

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行程・コース

天候

晴 のち 曇 (時折雨粒)

登山口へのアクセス

バス
その他: 立川(5:54) - 拝島(6:05/6:13) - 東飯能(6:38/6:58) = 名郷(7:48)
バスは通勤も兼ね満席…登山客は半分位…河又で3人…名郷で6~7人。

この登山記録の行程

名郷バス停(07:49)・・・林道終点(08:01)[休憩 4分]・・・支稜下降点(08:27)・・・蕨山下降点(09:09)・・・蕨山(09:12)・・・橋小屋ノ頭(09:42)・・・有間山(タタラの頭)(10:03)・・・有間峠(10:35)[休憩 2分]・・・日向沢ノ峰(11:19)[休憩 30分]・・・踊平(12:05)・・・踊平トンネル(12:08)[休憩 5分]・・・百尋ノ滝(12:50)・・・細倉橋(13:10)・・・川乗橋バス停(13:38)・・・奥多摩駅(14:23)

コース

総距離
約21.7km
累積標高差
上り約2,197m
下り約2,182m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

武甲山-都県境界を有間脊梁で繋ぐシリーズ最終弾です。第3弾で達した橋小屋ノ頭を蕨山から攻め、有間峠を経て都県境界に達し、昨年末スキップした踊平トンネルを訪れ、延々林道を下って川乗橋に至るルート。距離はありますが、後半は先日工事通行止めが解除された林道下りなので、膝には優しい楽勝山行の筈…と最初は思ってましたが…進捗が中途半端に早くて川乗橋からも歩いて奥多摩駅へアクセス…。コース定数は結局43と一寸ハード。
東飯能から始発湯の沢行きで名郷に降り立つも、陽射しはあるが空気は意外に冷えている。早速バス停から南へ少し下った先を右折して林道へ。結構ガレた林道で一寸歩き難いが10分程で取付きへ到着。ウィンドシェルを脱いだりポールを出したり支度している内、後から若者2人パーティが追い付き先行。途はまずまずで歩き易く踏跡も明瞭。途中で汗だくの気配ありメリノベースを脱いでクライム。尾根へ出る支稜下降点に20分で到達。山と高原地図の記載通り、その先も岩場も含む急登が何度か現れる。支稜下降点から程なく若者2人を追い越し、度重なる急登にチャレンジ…途中、振り向いて鳥首峠の姿を愛で、桃色の梅?或いは桃?の花に力を貰い…最後の急登を征して蕨山下降点に40分近くかかって到達。程なく蕨山最高点を通過して橋小屋ノ頭を仰ぎ見つつダラダラと下り、10分足らずで逆川乗越へ。又少し藻掻いて20分で橋小屋ノ頭(通称有間山)到達。天気は陽射しはあるものの何となく霞んだ景色。
有間山稜の南下に入って広めの尾根筋を進む。だが余り踏跡は明瞭ではない…ピンテも見当たらないし…。それでも尾根伝いなので迷いは全くなかった。数回のアップダウンを20分進むと本来の有間山であるタタラノ頭登頂。展望は冬枯れ木立を通すのみで感動に欠ける。僅かに木立の隙間から東に名栗湖の緑の水面が窺える…。南下を継続し20分程も進んだ所でラジオの音が聞こえる…ソロの男性が座って休憩中(?)…挨拶を交わすが、山中で出くわすと少々不気味にも感じられる(失礼!)。一帯はやはり踏跡も不明瞭な尾根筋だが有間峠へ下りる部分はGPSを頼りに崩壊寸前の途…。懐かしい峠(その昔チャリで来てディレイラが破損…泣く泣くチェンをシングル直結して帰った記憶が蘇る)に到達。
名栗湖を遠望して暫し息を整える。その先は結果的に仁田山を巻いて林道日向沢線の埼玉側へ突入(実は取付き口を見失って失敗の結果)…。途中10分程で林道から尾根筋に戻る(林道は地図上ではその先まで続く…)が、何だか整備が行き届いている…と思ったら送電鉄塔の巡視路でもあるのか…。高度を上げつつ、30分足らずで都県境界のオハヤシノ頭着。見覚えのある尾根途を東へ進むと程なく広い踊り場に出て境界尾根筋から別れて右手に登ると日向沢の峰。ここで昼食とします。辺りは時折陽は射すが風は冷たい。メリノを着込んでシェルも被って保温。
腹も満たして川苔山を真正面に眺めつつ防火帯の急坂を下りて10分で踊平。右手に下りると今回二つ目の目的…踊平トンネル。反対側へ抜けて少し行くと崩壊しかけた中にもガードレールが延びている事を見て取る…。日向沢線の東京側も途中で消えている…。後は林道を下るだけ…だが川乗橋13:26のバスに間に合うか(それを逃すと次は15:01)…少しジョギング気味に急ぎ足で進むが…如何に下り坂と雖も疲れた脚に登山靴では1kmも進んで嫌になり中止…こんな処に山葵田がと驚いたり、中腹の桜と思しき景色を愛でたりと急がずに下りて来た。結局バス停を13:38に通過…バス待ち時間が勿体ないから日原街道をひた歩き…氷川駅14:23着でした。
これにて有間山稜攻めは完了、都県境界接続シリーズは仙元尾根、ブナイド尾根、熊倉-酉谷縦走を今後検討する予定です。

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フォトギャラリー:33枚

陽射しあふれる名郷バス停を出発。

林道終点(登山道開始)。ここで暫し準備。

本サイトコースで、支稜下降点と称されるポイント。尾根端。

振り返ると、有間山稜の鳥首峠。

途中で目にした桃色の花(梅? or 桃?)。

蕨山への最後の急登…。

蕨山分岐点。

蕨山最高点を順調に通過。

逆川乗越の林道交差点。

通称有間山(橋小屋ノ頭)に登頂。

有間山稜の尾根筋。

地形図に記載の有間山(タタラノ頭)へ登頂。だが展望はイマイチ。

崩壊しかけの途を下りて、懐かしの有間峠へ到着。昔(10年前)こんなゲートあったかな??…。

眼下に臨む名栗湖(有間ダム)。

林道日向沢線へ突入…いきなり崩落箇所。仁田山への取付きを見過ごして了った…。

林道日向沢線から尾根筋へ入る分岐。

何だか途の手入れがしっかりしているなぁ…と思えば、送電鉄塔の巡視路。この先の岩場にも立派なハシゴが架けられていた。

最後の高度を上げつつ、仰ぎ見るオハヤシノ頭(左端の突起)。

オハヤシノ頭へ到達。都県境界の尾根筋へ合流して、有間山稜の踏破完了。

3度目の日向沢の峰。ここでお昼ごはん。

日向沢の峰から南を展望。かなり曇ってきた。

踊平を通過。

南岸の踊平トンネルへ到達。西側の入口。銘板には平成11年度(1999年度)、幅員5.0M、延長69Mとある。

踊平トンネル東側。

さらに続く林道日向沢線…だがその先は崩落土砂に埋もれかけて…侘しく続くガードレール…。トンネル脇には、その先の基点施工平成13年度(2001年度)とあった。20年以上経った今、埼玉側との接続工事は滞ったまま??…。

林道日向沢線を下る…。おっと途中に山葵田が…。この右手に作業軽トラが停まっていた。

林道川乗線との分岐。左手へ延びるのが川乗線、右端が日向沢線。

延々歩いて…細倉橋を通過。

もう少しで川乗橋…と言う処で左手山腹に桜と思しき立木を発見…。

やっと着いた…川乗橋のゲート。だが次のバスまで1時間半近くも待つのは…嫌だ。

日原街道を歩き始めて程なく…遥かな高みに鉄橋。奥多摩工業の曳鉄線で日原の採掘場へ繋がる。バスに乗って了うと出逢えない景色。

2019年台風19号の爪痕が未だ残る、大沢-寺地間の崩落箇所復興工事現場も過ぎ、てくてく歩いて、漸く見えた…奥多摩工業氷川工場。この景色で俄然力が沸いてくる。

やっとこさ、氷川駅へ到着!!!…。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー 非常食
行動食 トレッキングポール GPS機器 カップ カトラリー

みんなのコメント

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  • martygerosさん、初めまして

    ピンクの花は「アカヤシオ」ですね。蕨山はこの花の時期にハイカーで賑わいます。ようやく咲きだしたんですね。これから急斜面に咲き誇りますよ!
    かく言う私もアカヤシオのことはつい二三年前に初めてこの山で知ったのですが…
    それ以来この時期はこの花を楽しみに徘徊しています。

  • take3 さん、おはようございます。

    おぉ、早速のご教示ありがとうございました。
    なるほど…花を仔細に見た際、ツツジの様にも見えると思えたのはそう言う事でしたか。色も白やムラサキもあるとか。今後、注意してみます。
    アカヤシオを訪ねての山行も素敵ですね。参考にさせて戴きます。

登った山

蕨山

蕨山

1,044m

有間山

有間山

1,213m

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難易度
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