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大菩薩嶺 「2015初山ふらり旅」

大菩薩嶺( 関東)

パーティ: 1人 (もりー さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 新宿から特急スーパーあずさで大月まで。大月から中央本線で甲斐大和駅にへ。
甲斐大和からは、バスで上日川峠まで40分程度。料金は1,000円。(石丸峠下車だと950円)。上日川峠にはマイカーを停めるスペースも2〜30台はあったようだが、着いた10:00頃には路肩も満車だった。上日川峠には、ロッヂ長兵衛があり、テント場、トイレがある。

この登山記録の行程

新宿駅(7:00発)・・・ 甲斐大和駅(8:33着〜バス9:10発)・・・ 上日川峠(9:55) ・・・ 福ちゃん荘(10:15着〜11:15発) ・・・ 大菩薩峠(12:15着〜13:05発) ・・・ 賽の河原(13:30)・・・ 雷岩(13:45) ・・・ 大菩薩嶺 登頂(14:00) ・・・ 雷岩(14:15)・・・ 福ちゃん荘(15:00)・・・ 最終バス乗車(15:45)・・・ やまと天目山温泉下車(16:20〜バス18:27発)・・・ 甲斐大和駅(18:45〜19:08発)・・・ 新宿駅(20:40)
※上日川峠からの最終バスは、15:45なので要注意。

コース

総距離
約7.1km
累積標高差
上り約553m
下り約554m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

2015年初の登山は、いつもメンバーとではなく、単独で行くことに。なにしろ山に行くということが必要だったから。なんとなくなのだが。。

そんなことで、地元を始発で出てから、新宿より特急あずさに乗り込む。自由席はゴールデンウィークと言うこともあり、通路までぱつんぱつん。立ちっぱなしはなかなかの苦行じみたスタートであった。
甲斐大和駅に到着し30分ほど待ち、9:10発の地元のバスで、終点の上日川峠に。石丸峠で降りる人も数人いた。今回はテントの試し張りを考えていたので、テント場のあるロッヂ長兵衛か福ちゃん荘近くの、上日川峠から登り始めることにしていた。

到着後、やはり人は多く、ロッヂ長兵衛のスタッフの方も忙しなさそうなので、そのまま福ちゃん荘に行くことに。福ちゃん荘への道は山道と車道とあったが、迷わずに山道へ。2015年 山登りの第一歩である!

20分ほどで福ちゃん荘に到着。泊まる予定はなかったが、新調のテントを張りたいがために、わざわざ持ってきたんだ。
テントを張り悦に入り、荷物を44リットルから25リットルのザックに入れ替え。川魚の塩焼きの誘惑を横目におにぎりを一つだけ頬張り、水を補給。トイレを済ます。
大きな地図でルートを確認。今回は、東回り。すなわち、介山荘〜大菩薩峠〜雷岩を経て大菩薩嶺山頂に。帰りは唐松尾根から下るルートである。

さっそくスタートすると、ブランコがありその先には、現在は使われていない富士見荘なる小屋が右手に見えた。さらに5分くらい歩くと沢があり橋を越えたところに勝緑荘が見えてくる。コーヒーやピザの看板にふらふらと、ついコーヒーを頼んでしまう。気の良いオーナーは、400円のコーヒーのお釣りと別にご縁があるようにと、可愛らしいあるものをくれた。ほんわか。

ここからが少しずつ山道らしくなってくるが、それほど急ではなく迷うこともなく、歩きやすい道である。身体が慣れ視界も開けてきた頃に、あっという間に介山荘に。ここが大菩薩嶺峠である。
大菩薩嶺山頂は樹々に囲まれ見晴らしが良くないらしく、ここがまるで山頂のような雰囲気であった。皆、思い思いに食事や談笑を楽しんでいた。また見晴らしも良く、山に来たんだなぁという思いがじわじわひしひしと沁み渡る。時計は12:00過ぎ。急ぐこともないねと、カップラーメンをすすり、写真を撮り、豆を挽きコーヒーを淹れる。ただただ緩やかなこの時のためにわざわざ来たんだよな。小一時間ほどまったりして、終電のバスを気にするとあまり余裕ないことが判明。またいそいそと行くんだぜ。何事も山と谷なんだな。

ここからは少し足早に。
5分くらい歩いたところでも見晴らしが良く休めるスペースがあり、大菩薩峠の人の多さが気になる人は、こちらもおすすめである。
ふと振り返ると介山荘がすでに小さくなっている。左手には大菩薩湖が遠くに見える。さらに先には南アルプスの山々がきれいなグラデーションを描いている。この辺りは景色がとても良い。急ぎながら写真を数枚パシャパシャと。なんだか湖ばかりたくさん撮ってるなあ。登り下り、賽の河原をとおり、雷岩までひた進む。

雷岩も多少開けており、休んでいる人も多かった。大菩薩嶺頂上へは看板があるのだが、ぱっと見勘ぐってしまう。なぜならまた林道に入るかのような道を指し示しているからだ。でも、どうやら看板の指す方向は正しいようで、真っ直ぐ進むこと15分ほどで、山頂に到着!
噂通り見晴らしはほぼ無く、すこし惜しい気持ちながら、記念撮影を。なんやかんや嬉しい山頂到着。

山頂からは、丸川峠からに真っ直ぐ抜けることも出来るが、今回は雷岩にUターン。雷岩に着いたら今度は右手となる唐松尾根から下り、福ちゃん荘を目指す。看板には55分の表記。
テント撤収などしていると、栄和交通の大菩薩上日川峠線のバス最終便まで間に合いそうもないので、ひたすら急ぐ。毎度のことながら、帰りは急ぐ。40分ほどで到着。急いでテントをしまい、上日川峠へ。途端に寂しさが出てくる帰り道なのである。

ぎりぎり最終バス15:45に滑り込む。帰りは甲斐大和駅までは行かずに、やまと天目山温泉にて途中下車。温泉を楽しむ。血が巡り生き返る気分をもらう。山と湯は良い関係だなあ。
最終バスを過ぎたのに温泉を楽しんでいられるのは、やまと天目山温泉からは別の路線バス(甲州市横断線)も出ているからだ。17:12と最終18:27と便があるので、時間に余裕がある人にはおすすめ。(大菩薩峠登山口からの下山、もしくはマイカーならば、大菩薩の湯もある。)
温泉後は寝落ちしないように、ガタンゴトンと電車を乗り継ぎ、地元まで。電車遅延などもあり着いたのは22:00近く。

地元の帰り道は、適度な達成感も漂いとても良い初旅ができたなあと実感。
大菩薩嶺の周回コースは、比較的緩やかな道で山荘も多いので、子供連れでも行けるコースだと思う。都内からのアクセスなど考えると足馴らしにはもってこいの山でしたよう。

今年は許す限り多く山に行きたい。次はまたみんなといっしょに。すこし道中が険しく出来ればテント泊で行きたい。もっと山を感じたい。山に行くと何かが漲り、動くことでしか得られないものを知り、身体が記憶が感覚がふっと思い出し、そしてその時にはもう癒されている。ざっくりとした原点のような真ん中のようなそんなものをまた感じたい。また晴れた山頂でコーヒーをだらだらと淹れたい。山よ、自然よ、身体よ、ありがとう。感謝。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック ヘッドランプ タオル 帽子 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 健康保険証 医療品 ロールペーパー 行動食 トレッキングポール
ストーブ 燃料 ライター カップ

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登った山

大菩薩嶺

大菩薩嶺

2,057m

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