行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
乗鞍高原観光センターから位ヶ原山荘迄往復春山バスを利用
位ヶ原山荘に前泊、下山後沢渡に後泊
この登山記録の行程
位ヶ原山荘(07:00)・・・肩の小屋(09:00)休憩(09:10)・・・乗鞍岳山頂(10:20)休憩(10:40)・・・位ヶ原山荘(12:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
(前泊の日)
10:50新島々→乗鞍観光センター行のバスに乗車。松本駅で(いったん改札を出ないと)松本電鉄の切符が買えないので、新島々駅は乗り越し精算の人でごった返し。精算機が1台、窓口1か所なので時間がかかる。乗り換え時間が10分しかなく焦る。上高地行のバスは超満員(2台くらい出た?)だが乗鞍方面は余裕で座ることができた。新島々出発時に沢渡周辺が大渋滞のため、乗鞍観光センター12:00の春山シャトルバスに乗継できないかもしれないと予めアナウンスあり。連休なのでしかないと次のバスに乗れればと思っていたが、一区画沢渡駐車場を新しく開放したらしく渋滞は解消し、予定通り12:00のバスに乗ることができた。位ヶ原山荘には12:40頃到着。持参した焙煎珈琲で一服などして14:00頃にチェックイン。2Fの高天原という部屋に案内された。1Fの談話室に登山の注意書きがあり写真に撮る。豪華なシシ鍋の夕食をいただいた後翌日に備え早めに就寝。
(登山当日)
05:30朝食。6時過ぎには身支度を整え1Fに下りたが、同行者の支度がなかなか整わず、山荘を出たのは06:50、登山口スタートは07:00になった。
天気は晴れて雪も締まってコンディションは最高!注意書きに従って雪崩ポイントを避け林の中を登る。ここが結構な急登で、直登できずジグザグに高度を上げていく。林を登り切って少し平らな広場に出ると、2羽の雷鳥が低空飛行で目の前を横切る。(雷鳥って飛べるんだな・驚)赤い頭がちょっと見えたのでオスだったのだろう。山頂の東斜面を登ればかなりショートカットになるが、斜度があるのと途中休憩する場所がないので、木がまばらになり足元が平らかになってきたところで右へ回り込み、比較的なだらかな斜面をトラバース気味に進み、肩の小屋口バス停にあるトイレと避難小屋を目指す。早朝からの登山者は見えているだけで自分たちも含め6人。巨大な雪面をほぼ貸し切り状態で登っていく。トイレからは夏道に近いルートで肩の小屋を目指す。高度を上げると気象観測所が見え、さらに上ると肩の小屋が見えてくる。気象観測所の周辺はほとんど雪がない。肩の小屋前の露岩帯で休憩。ここから頂上は見えないが、斜面を少し上がり右側に権現池が見えるところまでやってくると剣が峰が見えてくる。
屋根だけ雪上に出ている頂上下の売店を越え、岩の出た夏道を転ばない様に進み10:20剣が峰に到着。岐阜県側と長野県側、背中合わせに社が立っている。どちらも狭い岩場だが頂上に登山客は6人だけ。雲一つない青空と周囲の山々の景色を思う存分楽しんだ。
10:45美しい景色に後ろ髪惹かれつつ下山開始。風はほとんどなく太陽が照り付ける。登りにつけてきたトレースを拾ってしばらく下ると登ってきたスキーヤーとすれ違う。これからどんどん登ってきますよと、下り斜面を見るとなるほど大量の登りの人たちの列が延々と続いている。(朝早く登ってよかった!前泊の特権)途中位ヶ原山荘と山荘前に停車しているバスがはるか遠くに見えたが、思っていたより下りは楽で12時ちょうどに登山口に到着。
山荘到着後ザックを下ろしアイゼンを外すなどして荷物をまとめ、生ビールで乾杯(同行者は乗鞍産ホップで作ったというクラフトビール。お値段は高いが買うとステッカーが貰えますよ)。暑さで乾いた喉に染み渡る。少しのんびり休憩し13:24のバスで下山。乗鞍観光センターでバスを乗換え、15時前に沢渡の宿泊先へチェックイン。
(下山後の、登山以外の感想)
・位ヶ原山荘は登山者・スキーヤー・観光客のオアシス
立地、景色最高!売店で食事や飲料の提供があるのは日帰りで訪れるスキーヤー、観光客にもありがたい存在。建物は古そうだがよく手入れされている。朝夕の食事も大変美味しく、また利用したいと思う。
・沢渡もなかなか楽しい
駐車場利用だけ、通過だけというイメージがあったが、今回は温泉山小屋ともしびに宿泊した。焼岳から源泉かけ流しの温泉や、往復1時間程でハイキングできる池尻湿原がある。上高地ではゆったり流れる梓川も沢渡ではかなりの急流で、渓流釣りができるらしい。沢渡温泉は熱湯で湯船につかるのは1~2分が限界だったが、筋肉痛に効くらしい。バスターミナル周辺の里山も美しく、整備された上高地の自然とはまた別に、手の入っていない自然が楽しめた。
フォトギャラリー:30枚
山荘到着 多くの観光客、スキーヤーでにぎわっています 雪山登山者は少数派
談話室の注意書き
食堂に貼ってある雷鳥の一生 最初ひよこかと思った
朝日と山荘
樹林帯を登る
広場に出た
振り返ると奥穂~前穂の稜線が
肩の小屋見えた
かなり登ってきた
権現池(目玉状に凍ってる)の上に白山
頂上見えてきた
北アルプス全景 地球の丸さを感じる
御嶽山
八ヶ岳~南アルプス北部
南アルプス北部~南部
名残惜しいけど下山
ありんこ行列のように、、、
位ヶ原山荘とオレンジのバスが見える
下山後のビール 超おいしー
おまけ 池尻湿原(沢渡)
ネコノメソウ
松本の若大将で下山のあとのお楽しみ
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
| ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル |
| 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
| GPS機器 | ストーブ | 燃料 | カップ | アウターウェア | オーバーパンツ |
| バラクラバ | オーバーグローブ | 雪山用登山靴 | アイゼン | ピッケル | ゴーグル |
| カラビナ | ヘルメット |




