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十文字山-悪石-三国山(二本木ノ頭)-230510

十文字峠-十文字山-悪石-三国山(二本木ノ頭)( 関東)

パーティ: 1人 (martygeros さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

バス
その他: 立川(4:40) - 高尾(4:58/5:15) - 大月(5:51/5:54) - 甲府(6:41/6:46) - 小淵沢(7:25/7:45) - 信濃川上(8:27/8:36) = 梓山(9:01)
バスには一般客の御仁(早々に下車)と登山客の我のみ…。

この登山記録の行程

梓山BS(09:01)・・・毛木平(09:44)・・・一里観音(10:01)・・・八丁坂ノ頭(10:39)・・・十文字峠(10:57)[休憩 2分]・・・十文字山(11:10)・・・弁慶岩(11:52)[周回 4分]・・・梓白岩(12:21)・・・悪石(12:59)・・・三国峠(13:18)[休憩 2分]・・・三国山(二本木ノ頭)(13:34)[休憩 19分]・・・三国峠(14:10)[休憩 5分]・・・日本基橋(15:28)・・・梓山BS(15:51)

コース

総距離
約23.1km
累積標高差
上り約1,425m
下り約1,426m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

奥秩父縦走つまみ食いの一環にて十文字峠から三国山です。荒川水系と千曲川水系の分水嶺縦走…ジオ的には信州川上と両神山麓中津川を結ぶ三国峠近傍。甲武信へのアプローチ斥候として高原ハイクを愉しむと言う寸法…。日帰りで交通機関の時間制約はありますが…少々遅れても小淵沢から特急が使えて当日帰り着ける。距離は長いが比高も1000m以下で半分以上車道歩きとなる比較的ゆるハイク…と思っていたら縦走ルートは結構タフでした。
梓山BSに降り立ち、先ずは農道4kmをせっせとアプローチ…長閑な田園風景の背後に突兀と聳える山並み。正面に最初に上がる十文字峠…斜め左手に何やら巨岩の山稜…梓白岩かな?…左後方に出っ張るのが三国か…。黙々と進んで毛木平着。駐車場には20台弱の駐車…。
おっと、結構な人出だな(実は大半釣客かも…)と用を足して林道ゲートを越えて進む…。西沢への途と別れを告げ、狭霧橋を渡ってクライム開始。地図に五里観音との標だが実物の標柱には一里観音とある(秩父側に四里観音があるので元は一里毎にあったのかな?)…。シャクナゲが既に咲き誇るカラマツ林の途を只管登る。八丁坂でソロの御仁と対向した以外は無人の山行。若干喘ぎつつ八丁坂ノ頭へ上がりふかふかするカラマツの落葉絨毯の途を進めば十文字峠。山と高原地図ベースで標準×0.7で計画…この時点で20分先行にて満足して僅かに休息。
北へ向けて縦走開始…。十文字山迄は調子良く進む。だがその先は少々荒れ気味。ダケカンバやシラビソも交じり合う原生林…一部区間は苔生して苔の王国。これは…と少し気合を入れて進行。岩場のヤセ尾根も現れるマニアックな途。のぞき岩と言う場所を通過するが岩は何処だ?(恐らく外れた場所??)…。少し開けた小ピークに寄り道して東を眺めると中津川渓谷の山並みの先に両神屏風。足下に小さな黄色の花…ミヤマキンバイかな…葉が少し赤茶けたムシカリの花も見た。程なく現れる巨岩…弁慶岩へ到達。西側を巻いて桟道を渡り尾根筋へ戻ると指導標。計画から僅かに遅れ気味(十文字峠への先行を少しずつ食い潰し)。
暫く行くと、ガイド通り3段のハシゴ登場。これを下りてまた大きな岩を迂回しつつ20分進んで梓白岩へ。西側を巻いて尾根筋い戻ってもここには指導標見えず。
その先はアップダウンもなかなか激しく、いい加減疲れて来た頃合い…。途中鮮やかなミツバツツジに癒され馬の背の様な穏やかな途筋が気合を保ってくれる…。何か無粋な錆びた鉄条網のある急登の先に…悪石へ到達。これと言った特徴はない山頂。後は下り基調だが右ハムが笑い始める…不味いな…三国山を諦めても残り9kmの林道歩きに堪えられるか…。僅かな休息を挟みつつ右足を先に下ろすと楽だと判り妙な体勢を摂りつつ下りに専念…程なく作業道が見え峠へ到達。舗装路の終端に車とバイクの二人が会話中。右手東側のダート切通しを抜けると秩父側の林道…だが先は通行止めバリケードあり。
さて、未だ15分以上先行…右足も問題なさそうだ。よしっ!…と再度気合を入れてクライム再開。だが勾配がきつく途中短いながらも岩登りもあって、ひぃはぁ息も絶えゞで三国登頂。息を鎮めながらカップメシに湯を注ぎ昼飯を掻き込んで…チョコと珈琲のデザートを流し込む…。人心地ついて…山頂銘板のある位置から僅かに北へ十数m県境標柱と思しきを確認。群馬/長野/埼玉を股にかけご満悦。
下りは順調に、峠迄戻って少し休憩後、10min/kmのペースで黙々と梓山BS迄歩き通した(結局先行時間は10分足らず)…。定刻の16:09バスで信濃川上駅着。ここでたまたまバスに乗り合わせていた御仁(地元の方か)が駅ホームから北東方面に覗く岩峰を指し、男山と言って付近の小中学生の遠足場所なんだと教えてくれました…有難く、行って見たいですねと応えましたが。山と高原地図で検めると…なるほど、その先天狗山、御陵(おみはか)山へ通じる途あり(だが駅前1130mから山頂1851mへ一気に登るのは無茶きつそう…)。
次回は同じく梓山を出て甲武信から西沢渓谷に向います…。

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フォトギャラリー:42枚

川上村営バス…梓山BSへ到着。

農道を歩きつつ、これから縦走する山稜を遠望する。

正面に見える一段と高きが十文字山だろう…。

山稜に少し突兀とした巨岩…多分梓白岩だろう。

左後方に見える山頂が三国山と思う。

毛木平のゲート。

漸く、山路の始まり。

狭霧橋にて千曲川を渡る。

一里観音(地図には五里観音と表記)。

既にシャクナゲが満開に近い…。

八丁坂ノ頭を通過。

カラマツの落葉絨毯がふかふかして心地好いトラバース。

縦走路との分岐へ到達。

十文字峠。

十文字小屋の佇まい。

十文字山頂を順調に通過。

と思ったら途が荒れ気味に…。

苔の王国か…原生林を通過。

のぞき岩と記された指導標。だが岩は何処なんだろう…。

多分、ミヤマキンバイ…。

多分、ムシカリ…。

漸く天狗岩へ到達。

天狗岩の根元を巻く桟道。

天狗岩の指導標。

ハシゴ3段…通過後、下から撮影。

梓白岩へ到達。

ミツバツツジが目に鮮やか。

穏やかな尾根。だが前後は激しいアップダウン。

悪石山頂を通過。

無線中継所。

三国峠手前の舗装路終端。

三国峠。

三国山への急登。

三国山頂の銘板。

山頂銘板から十数m北に位置する県境標柱。

三国山からの下りに見つけた野生動物の監視機器。

峠から三国山への取付き。便所右手から裏手へ廻って木段を登って尾根に出る。

舗装路終端エリア。

林道の様子。

日本基橋。にほんぎばしと欄干のレリーフに記載。

梓薔薇樅の木…と言うらしい。

左の親指にマメができたのを我慢しながら…梓山BSへ戻って来ました。近くの売店でコカコーラゼロをガブ飲み。

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装備・携行品

アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 修理用具 ツエルト 健康保険証
ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 トレッキングポール
GPS機器 カトラリー

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登った山

三国山

三国山

1,834m

十文字山

十文字山

2,072m

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