行程・コース
天候
晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
国道152号線から下栗の里経由芝沢ゲートまで
この登山記録の行程
芝沢ゲート(22:40)・・・易老渡(23:41)・・・面平(01:12)・・・第2の段(02:05)・・・2254mピーク(03:51)・・・易老岳(04:18)・・・三吉平(05:11)・・・イザルガ岳分岐(06:26)・・・光岳小屋(06:34)・・・光岳(07:04)[休憩 18分]・・・光岳小屋(07:33)・・・イザルガ岳分岐(07:40)・・・三吉平(08:21)・・・易老岳(09:25)[休憩 11分]・・・2254mピーク(09:55)・・・第2の段(10:50)・・・面平(11:20)・・・易老渡(12:36)・・・芝沢ゲート(13:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
16日の午後国道152号線から日本のチロルとも称される下栗の里を経由して細い落石のあるアクセス道路を進み芝沢ゲートに14時過ぎに到着しました。早めの夕食を済ませ、就寝しました。
22時40分登山届を投函し、ヘッドランプの明かりを頼りに芝沢ゲートを出発しました。この先易老渡まで常に落石の危険性があるので、崖の反対側の遠山川沿いを歩きました。昨年の12月に女性登山者の方が落石で亡くなられたことは記憶に新しい出来事です。また、遠山川の凄まじい激流の音に普段賑やかな熊鈴の音もかき消されていたので、時々ホイッスルを吹きながら進みました。万が一に備えてビバーク用の装備にしたため、ザックの重量は普段より5kg程重くなり肩にくい込みました。
易老渡の登山口である赤い鉄橋を渡ると、いきなりザレたジグザグの急登が始まりました。下山時には要注意のザレ場だと思いましたが、案の定下山時に数回も滑って転倒してしまいました。この先もひたすら急登が続き、やっと易老岳の山頂かと思ったフラットな場所に着きましたが、2254.1mの三角点地点でした。易老岳へはさらに1kmの急登とやせ尾根への危険な下りを通過して4時18分に着きました。ここでヘッドランプの明かりを消しました。
易老岳から先は三吉平まで一旦下って登り返します。三吉平から先の静高平までは約1kmの雪渓を登り返します。軽アイゼンを装着してポールでバランスを取りながら進みますが、かなりの急登でした。雪が腐っていて何か所も踏み抜けをしたので要注意です。雪渓が消えて夏道になればガレ場の急登に変わり、いずれにしてもコース中の難所に変わりはないでしょう。
静高平から先は雪渓も消えていて、爽快に光岳小屋前に着きました。小屋明前で小屋の周辺は静まり返っていました。光岳の山頂は小屋の裏山のピークにあるものと思って進みましたが、あの頑丈そうな山名標柱が見当たりません。暫くすると静岡県が設置した案内板に光岳15分の記載があり、残雪で登山道が隠れた中を小尾根を2つ程超えた先にやっと山頂標柱を見出すことができました。
老人にとって超ハードな厳しい山行でしたが、憧れの光岳をピークスハントの1ページに加えることができました。