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ミヤマキリシマを観に

大船山( 九州・沖縄)

パーティ: 1人 (dora さん )

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行程・コース

天候

1日目:雨 2日目:晴 3日目:晴

利用した登山口

牧ノ戸峠   九重登山口  

登山口へのアクセス

バス
その他: 往路:別府本町(九州横断バス)→牧ノ戸峠
復路:くじゅう登山口(亀の井バス)→湯布院→別府駅西口

この登山記録の行程

【1日目】
牧ノ戸峠(10:30)・・・沓掛山(11:00)・・・扇ヶ鼻分岐(12:00)[休憩 20分]・・・星生分岐・・・久住分かれ(12:50)[休憩 35分]・・・諏峨守越下(14:15)・・・北千里浜(14:35)[休憩 15分]・・・法華院温泉(15:05)

【2日目】
法華院温泉(08:35)・・・坊がつる・・・分岐(08:45)・・・段原(10:00)[休憩 25分]・・・大船山(10:45)[休憩 20分]・・・段原(11:20)[休憩 15分]・・・大戸越(12:20)・・・林道合流点・・・分岐(13:30)・・・坊がつる・・・法華院温泉(13:45)

【3日目】
法華院温泉(08:30)・・・坊がつる・・・吉部分岐・・・雨ヶ池越(09:25)[休憩 25分]・・・分岐(10:20)・・・雨ヶ池分岐(10:40)[休憩 10分]・・・九重登山口(11:00)

コース

総距離
約19.2km
累積標高差
上り約1,286m
下り約1,580m
コースタイム
標準9時間5
自己9時間30
倍率1.05

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

【1日目】
雨の降る中、牧ノ戸峠登山口から久住山を目指して登山開始。展望台から石段と階段を上りきると本格的な登山道に変化する。雨で滑りやすくなっているので慎重に歩を進める。特に沓掛山からの下りは要注意だ。更に進むと登山道が沢の様になっていた。星生分岐まで歩くと久住山が見えるのだがガスに包まれて全く見えなかった。九重分かれの避難小屋でお昼ご飯を食べつつ天候の回復を待っていたが、一向に回復の兆しがなくガスで景色も望めないため、久住山と中岳は諦めて諏峨守越下経由で法華院温泉山荘へ下山開始。距離は短いが沢沿いの岩場は滑りやすいので神経を使う下りとなる。法華院温泉に到着しても雨が止まず、テン泊の予定であったが運良く山荘に空きがあったので素泊まりで宿泊。温泉に入って冷えたビールで喉を潤し早めに就寝。ちなみに温泉はリニューアルされていて綺麗な浴室となっていた。
【2日目】
早朝、法華院のテン場でテントを設営し、サブザックで大船山へ向かう。大船山と大戸越の分岐から段原へは直下まで樹林帯の登山道が続く。岩場や泥濘や崩落した斜面などが現れる。本道とは別に側道がるのでマークを確認しながら登る。高度を上げていくとミヤマキリシマが現れる。段原に到着すると満開のミヤマキリシマが目に飛び込んで来る。ミヤマキリシマや九重の山並を観ながら暫し休憩。段原から大船山まで20分程で到着。山頂は360度遮るモノがなく、九重連山、由布岳、阿蘇山、祖母山などが望める。暫し景色を眺め平治岳へ向かう。段原からはミヤマキリシマを縫うような登山道となる。大戸越への下りにさしかかると徐々に滑りやすい登山道に変化する。大戸越へ到着すると少しミヤマキリシマが咲いている程度であった。例年であれば平治岳の山腹は満開にミヤマキリシマで埋め尽くされているが、虫害の影響で開花していない。山頂部は開花している様だが、登頂をやめて法華院へ戻る事にした。坊がつるへの登山道は泥濘や水たまりの連続で滑りやすいので注意しながら下る。法華院温泉山荘で温泉に浸かり冷えたビールで喉を潤しノンビリ過ごす。
【3日目】
早朝にテントを撤収し長者原へ下山開始。「くじゅう山開き」が催されるためか、法華院温泉山荘へ向かう多くの登山者とすれ違う。「くじゅう山開き」は4年振りの開催で、大船山で神事が執り行われるらしい。雨ケ池に到着し小休止。ここも沢山のミヤマキリシマが満開で、多くの登山者が脚を止めて写真を撮っていた。バスに間に合うようにスピードアップして下山。長者原でお昼ご飯を食べてバスを乗り継ぎ帰路へ。

初日は雨の山行であったが、翌日以降は天候に恵まれ満開のミヤマキリシマを観る事が出来た。
また、久し振りのテン泊でノンビリ過ごす事ができ、楽しい山行となった。

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フォトギャラリー:43枚

雨の降る中、牧ノ戸峠から登山開始

ガスに包まれ山並見えず

少し登るとミヤマキリシマが観られる

岩の間を登る

沓掛山が見えてきた

登山道が沢の様になっていた

イワカガミを発見

マイヅルソウ

ミヤマキリシマ

ガスに包まれた久住山

ここから岩場の下りになる

法華院から登山開始

今日登る大船山

暫く岩場が続く

この様な岩場が何カ所か出現

崩落箇所をトラバース

高度を上げるとミヤマキリシマが現れる

滑りやすいトラバース

段原のミヤマキリシマと三股山

段原から中岳、天狗ケ城等の山並を望む

巻道もあるが岩を乗り越えて山頂へ向かう

イワカガミ

北大船山と米窪を望む

御池

標高1,786m大船山に登頂

由布岳、鶴見岳を望む

祖母山を望む

阿蘇山を望む

満開のミヤマキリシマと九重連山の山並

標高1,706m北大船山に登頂

大船山と北大船山

平治岳

残念な平治岳の山腹(虫害でミヤマキリシマ全滅)

坊がつるのテン場

フデリンドウ

我が家に到着...法華院のテン場

法華院から下山開始

三股山

雨ケ池のミヤマキリシマ

オレンジ色に近いミヤマキリシマ

株により色が違うミヤマキリシマ

雨ケ池分岐に到着

タデ原湿原

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 修理用具 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール ストーブ 燃料
ライター カップ クッカー

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登った山

大船山

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1,786m

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