鑓温泉からの白馬三山

小屋泊

白馬岳（北アルプス・御嶽山）

2023.07.28（金）～2023.07.30（日）

パーティ： 5人 (たけさん、ほか4名)

たけさん

行程・コース

天候

1日目：晴れのち雷雨　2日目：晴れ　3日目：晴れ

利用した登山口

猿倉　蓮華温泉　

登山口へのアクセス

電車
その他：白馬駅からタクシーで猿倉まで（4040円）

この登山記録の行程

【1日目】
猿倉(10:20)・・・小日向のコル・・・白馬鑓温泉小屋(15:05)

【2日目】
白馬鑓温泉小屋(06:00)・・・鑓温泉分岐(09:16)・・・鑓ヶ岳(10:07)[休憩 5分]・・・杓子岳分岐(11:11)[休憩 30分]・・・村営頂上宿舎(13:20)・・・白馬山荘(13:40)

【3日目】
白馬山荘(05:42)・・・白馬岳(06:04)[休憩 10分]・・・三国境(06:51)[休憩 15分]・・・小蓮華山(07:53)[休憩 10分]・・・白馬大池山荘(09:30)[休憩 40分]・・・天狗ノ庭(11:22)[休憩 5分]・・・蓮華温泉(13:00)

コース

総距離: 約21.7km

累積標高差: 上り約2,706m; 下り約2,462m

コースタイム: 標準15時間35分; 自己17時間48分; 倍率1.14

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

1日目：猿倉から歩き始めるが、気温が高く、スタート直後からばて気味です。小休止を繰り返しながら進むと、ときおりかわいいお花が登場し、一時的に疲れを忘れます。2時間半くらいで、展望が開けて綺麗な山が見えてきました。よくよく見ると鑓温泉小屋が小さく見えます。ここまでは順調に標高を稼いできましたが、ここからは小さなアップダウンが続きます。さらに進むと雪渓のそばを通過したり、一ヶ所だけ雪渓を通過しますが、既に夏道になっており、橋が架かっていました。さらに小さな沢を数回渡ると徐々に小屋は大きくなってきます。お花もたくさんあるのでのんびり写真を撮りましたが、これが間違いでした。突然の豪雨が襲ってきました。小屋は目の前なので、急いで小屋に向かいますがずぶ濡れになってしまいました。雨の中でしたが、温泉に入り冷えた体を温めました。2日目：朝から良いお短気です。最初の1時間は鎖場が続きますが、ここを抜けると素晴らしい景色とお花畑が続きます。標高も高くなってきたので少し気温も下がった感じです。稜線が近づくと少しずつ風が吹くようになり、徐々に汗の吹き出しは収まってきます。稜線まで登ると景色が変わります。素晴らしい景色を十分に楽しんで、白馬鑓ヶ岳に向かいます。山頂までは歩きやすい道が続きます。疲れがピークに達したころ山頂に着きました。ここからの白馬岳の眺めを待ち望んでいましたが、薄雲が邪魔して、いまいちでした。次は杓子岳を目指して出発します。仲間の一人がかなり疲れが出てきたため、杓子岳のピークは3人で行ってもらい、私は付き添いでトラバースコースを進み、次の合流点で先にお昼ご飯をはじめていました。全員合流後、白馬山荘を目指します。途中で大雪渓からのコースを見ることが出来ましたが、今年は雪が少なくて、大雪渓はずいぶん下で終わっており、登山者は夏道を歩いていました。無事に白馬山荘に到着し、大雪渓ルート組を待ちます。1時間ほどで彼らも到着し、夕食までの間、楽しい歓談タイムになりました。3日目：大雪渓ルート組は旭岳を目指すため5時前に出発していきました。我々は少し遅れて5時半過ぎの出発です。すぐに白馬岳の山頂に着きますが、この日も雲は全くなく360度すべて良く見えます。ただし、一部の下界は雲の下で、雲海の上にヤマが突き出ているところもあります。白馬岳は4回目ですが、このような快晴は初めてで、多くの山を見ることが出来ます。八ヶ岳連邦から始まり、富士山、南アルプスの山々、中央アルプスの山々、北アルプスは鹿島槍、穂高連峰、槍ヶ岳、昨日歩いた白馬槍ヶ岳、立山、剣、白山、雪倉岳、朝日岳、山ではないが日本海、頚城山塊等です。景色を満喫し、先に進みます。歩きやすい稜線を進むみ小蓮華山、船越の頭を過ぎるとすぐに白馬大池です。ここもお花がたくさん咲いていました。小休止のつもりでしたが、女子トイレが大混雑していて、40分の大休憩になってしまいました。楽しい稜線歩きは終わり、蓮華温泉まではほとんど樹林帯の下り坂です。このあたりは昨晩雨が降ったようで、足元が滑りやすく、思いのほか時間がかかりました。無事に蓮華温泉に到着し、ゆっくり温泉につかり今回の山行を終えました。