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黒部川源流域および薬師沢

黒部源流( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (オーチャン さん )

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行程・コース

天候

利用した登山口

折立  

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

【1日目】
折立(07:00)・・・三角点(08:30)[休憩 30分]・・・五光岩ベンチ(10:30)[休憩 30分]・・・太郎平小屋(11:50)

【2日目】
太郎平小屋(06:00)・・・薬師沢小屋(08:20)
 黒部川奥の廊下

【3日目】
薬師沢小屋(06:00)・・・太郎平小屋(08:50)
 薬師沢

【4日目】
太郎平小屋(07:00)・・・五光岩ベンチ(07:40)[休憩 10分]・・・三角点(08:50)[休憩 20分]・・・折立(10:10)

コース

総距離
約21.2km
累積標高差
上り約1,684m
下り約1,684m
コースタイム
標準11時間40
自己11時間40
倍率1.00

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

7/31 23:00  新宿発の深夜バスにて折立へ。

8/1 7:00 曇り時々晴れ  
  折立から入山。いつもの事ながら暑い。サンドウィッチを食べて出発。給水に気をつけながらゆっくり歩く。  枯れた大木の下(1,758m)で梨を食べる。今年はバランスが悪く、疲れもひどい。ゆっくりゆっくり歩く。
  10:00 三角点を超える。今年は、剱岳は雲の中。吹くかぜは冷たく気持ちがいい。
  しかし、森林限界を越えるととにかく暑い。水分補給に注意し、暑さに苦しみながらひたすら太郎平を目指す。
  13:50 太郎平小屋着。時々ガスに覆われるが、概ね晴れ。東の方向は、いつもの如く,雲の平、水晶岳、
  北鎌尾根など。鷲羽岳、三又蓮華岳も見えている。
  夕食は、α米半分+レトルトカルビクッパ、赤だし(塩分補給)、キュウリ1本にコーヒー。
  予定通り食べることができた。やはり水分補給かな。
  THERMOSステンレスボトル恐るべし。夜になってもまだ氷が残っている。結局2日間氷は残っていた。
  20:00 就寝。

8/2 晴れ
  4:30 起床。
  ものすごいイビキに悩まされていたが、いつの間にか寝ていた。
  パン+ハチミツ、冷製スープ、チーズ、コーヒーの朝食。
  5:40 発。
  6:30 第一渡渉点、8:30 薬師沢小屋着。渓流釣り用に着替え、他の荷物は小屋にデポ。
(モンベルサワークライム、雨具下、ロングスパッツ)
  9:00 奥の廊下入渓。昨年と比べ、水量はずいぶん少ない。ずっと晴天続きだったからかな。1時間くらい歩き   竿を出す。
  12:00 ルアーで最初の一匹。3年目にして初のヒット。思わずパニックになる。とにかくバラさないように慎  重に寄せる。20cmぐらいかな。まず記念撮影をし、リリース。焦ったせいかラインを絡ませてしまい
  リリースに手間取る。淵や瀬に連続で竿を振るがあたりなし。テンカラに変えてみると、すぐにヒットあるも  合わせられず逃げられてしまう。どうもテンカラの合わせのタイミングが分からない。すぐにルアーに変え   て、2匹目のヒット。これも慎重に寄せてゲット。とにかく楽しい。なんとか赤木沢の出合いまでは、と思って  いたが、深い淵にぶつかり渡る事ができない。腰上は防水装備がなく、ずぶ濡れは嫌なので後退。渡渉できそ  うな地点を探すが、結構厳しい。そうこうしてるうちに転倒してしまった。幸い、左半身が濡れたのと左膝の  軽い打撲、擦過傷で済んだ。その後、もう一度転倒し、右の腿を強打したため、渡渉を断念し引き返す。帰りも
  ルアーを投入しながらで、チェイスはあったが釣り上げることはできなかった。
  15:30 小屋着。二匹釣れたことに非常に満足し、小屋の主人のケイコさんに早速報告。
  夕食は、α米半分+乾燥親子丼。なんとか半分食べる。今日は、一日中何かしら食べていて、あんまり空腹感   がなかった。神経痛は出てこないが、腰が痛い。
  19:00 就寝。

8/3 晴れ
  4:00 起床。
  コーヒー、パン、冷製スープの朝食。
  6:00 出発。出発前に、昨日、黒部川下流域に入った人とちょっと話し込んだため出発が遅れる。
  薬師沢に入ったらすぐに理想的な淵があった。ちょっと考えたが、あまりにも小屋に近いためスルー。
  30分ぐらいはちょっと広めのゴルジュ様で、腰程度の深い淵や2mくらいの滝越えがあったりで、ちょっとした  沢登りの雰囲気であった。この辺りからルアーを出す。一発目から当たりあり。今日は冷静に寄せ、写真撮影し
  てリリース。ずっと晴れが続いているためか、水量は少なめで極めて綺麗。大きな淵が連続し、3箇所ほど腰
  あたりまでのへつりがあった。渡渉は、深いところで膝くらいまで、流れの勢いはさほどなく、足を取られる
ということはなかった。イワナは、ほぼ入れ食い状態。一回ルアーを投じると、必ず5〜6匹が追いかけて来
  る。一投目で釣り上げられなければ、チェイスがあっても食い付かなかった。学習。
  1時間も歩くと、ひらけた河原となり、瀬も淵も穏やかで綺麗。どこでも釣れそうな雰囲気だった。事実、沢
  を歩いていると足元からイワナがヌーっと出てくる。しかし、暑さが厳しく、遮るものがなく段々とバテて   た。釣れるものだから、ついつい休憩や水分補給が疎かになってしまったせいだ。
  12:00 ひらけた河原の右岸に日影を見つけ、水分補給とエネルギー補給のため大休止。
  左股の出合いまでを地図にて確認。まだ距離がある。このまま釣りながらでは薬師峠までは無理と判断。
  右股沢でも釣りをするつもりだったがスルーし、釣りながらではあるが、第二渡渉点を目指すこととした。
  13:50 第二渡渉点着。そのまま第一徒渉点を目指し、14:00 着。竿をしまい、ロングスパッツを外す。少し食
  べて出発。サワークライムのままでの急登はきつい。何となく足に力が入らない様な気がする。疲れもあるの  かな。
  途中で雨具の下も脱いで、ひたすら太郎平を目指す。
  16:00 ヨレヨレになりながら太郎平小屋着。汚れたものを洗って乾燥室へ運び、食事もせずに横になる。
  今日は、いったい何匹釣れたのだろう?20匹ぐらいまでは数えたいたが、それ以降は釣れたらリリースを繰り
  返す。だいたい20cm強が主体で、30cmぐらいが2匹であった。とにかく大満足である。
  20:00 就寝。

8/4 晴れ
  4:00 起床
  冷製スープ+パン+コーヒーの朝食。
  6:00 発。8:20 三角点通過。10:25 折立着。昨年より20分早く出たのに、到着時間はほぼ同じであった。
  両方の大腿部が痛くて踏ん張れない。右は水中で転倒した時にぶつけた所。下りで良かった。
  微炭酸のジュースを飲み、ゆっくりと身支度を整える。
  バスにて日帰り温泉「グリーンパーク吉峰」へ。身体を洗い、露天風呂でのんびりする。着替えて、食事。
  帰りのバスでは、釣りに引っ張り込んだ「S」君に自慢のメールをし、しばらく盛り上がる。

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フォトギャラリー:16枚

太郎平への木道

薬師岳東南陵にかかる虹

ミヤマウスユキソウ

日本海に沈む夕日と積乱雲

夕焼けに染まる積乱雲

ミヤマリンドウ

最初のイワナ

黒部奥の廊下(最初に岩魚がつれたポイント)

イワナ

薬師沢

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ソフトシェル・ウインドシェル フリース ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ
靴下 レインウェア 登山靴 バックパック サブザック スタッフバック
スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル 帽子
グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル
医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 トレッキングポール
ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー カトラリー
【その他】 釣具一式

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