北岳・間ノ岳へとへと登山 23.8.28～29

小屋泊

北岳・間ノ岳（南アルプス）

2023.08.28（月）～2023.08.29（火）

パーティ： 1人 (オクタマンさん )

オクタマンさん

行程・コース

天候

初日：晴れのち時々曇り　2日目：晴のち曇り
前日は甲府駅よりバスにて芦安の南アルプス温泉ロッジに宿泊
初日は芦安観光タクシーの乗合バスにて広河原6時到着

登山口へのアクセス

タクシー
その他：当初、平日朝一番の芦安駐車場発5:15の路線バスに乗ろうと芦安にある南アルプス温泉ロッジを手配。
ロッジでパンフレットを見ていたら、バスとほぼ同料金の乗合タクシーがあることを知り、急遽乗合タクシーに予約を入れる。バスより早い5:00の出発で、広河原には6:00に到着。
乗合タクシーは前日までの予約が必要。

この登山記録の行程

【1日目】
広河原(06:10)・・・白根御池小屋(08:10)[休憩 10分]・・・小太郎尾根分岐(11:25)[休憩 10分]・・・北岳肩ノ小屋(12:05)[休憩 20分]・・・北岳(13:15)[休憩 15分]・・・北岳山荘(14:30)

【2日目】
北岳山荘(05:00)・・・中白峰(05:35)・・・間ノ岳(06:30)[休憩 15分]・・・中白峰(07:25)・・・北岳山荘(07:50)[休憩 15分]・・・八本歯のコル(09:20)・・・大樺沢二俣(10:40)[休憩 5分]・・・白根御池小屋(11:15)[休憩 5分]・・・広河原(13:25)

コース

総距離: 約18.7km

累積標高差: 上り約2,654m; 下り約2,654m

コースタイム: 標準16時間28分; 自己15時間10分; 倍率0.92

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

60代最後の記念にと標高日本第二、三の北岳・間ノ岳にチャレンジしてきました。
５年前鳳凰三山に登ったときの対面に見える北岳の雄姿が強く印象に残っており、一度は登ってみたい山でした。
当初大樺沢を上る計画を立てましたが、通行止めになっていることがわかり白根御池小屋を上るルートに変更。
前日は甲府駅から路線バスで芦倉駐車場下車。目の前にある「南アルプス温泉ロッジ」に宿泊しました。ロッジの向かいに白峰会館がありそこで食事、入浴ができます。一人泊で素泊まり6,000円。夕食も1,000円程度と手頃で温泉無料とオススメです。
翌日5:15発の路線バスに乗車を予定していましたが、ほぼ同運賃で乗合タクシーがあることを知り早速予約しました。
5:00に9人乗りで出発。6:00に広河原到着。計画より20分早く登山開始できました。
標高差1,664ｍの登山、高山病も予想され気合を入れてスタート。初心者クラスでもOKなんて書いてあるガイドブックもありましたが、何の何の登り甲斐のある結構厳しい山です。
登りの連続で、着実に歩を進めますが疲労も着実に蓄積していきます。
12:05に「北岳肩の小屋」へ着いたとき、ここを宿泊地にすれば良かったと思ったくらい。
気を取り直して、山頂を目指しました。頭痛、息苦しさの高山病症状も現れ、修験者の気持ちで山頂を目指しました。
13:15に登頂を果たしたとき、今までに味わったことのない感動がありました。
山頂からの展望は素晴らしく、3,193ｍの高さからの眺望を堪能しました。
当日はみなみある南ぷすリザーブで予約した「北岳山荘」に宿泊。
受付を済ませてすぐ「生ビール」(1,000円)を注文。飲んだ瞬間、体中から喜びが溢れました。ごくらく～
スタッフの方も親切で飲料水、トイレ、スマホ充電が無料で助かりました。
翌日は4:00起床、4:30朝食をとり5:00にザックを預け、間ノ岳へと向かいます。
日の出の雲海から顔を出す富士山の凛とした姿は、やはり日本一！
ここが間ノ岳？と間違うニセ間ノ岳をいくつも超えてやっと本物の間ノ岳に登頂。
ここからの展望も抜群です。
小屋に戻り装備を整えて再出発。
下山ルートもなかなかのものです。登り以上に緊張感が必要。
岩がゴロゴロした所では下りる方向が分からずマークを探すのに苦労
また急な下り、ハシゴ、鎖のラッシュで忙しい。
何とか予定の13:30に下山できました。
60代最後の一生（あと何年？）忘れることのできない、記念すべき感動登山となりました。