行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
鳥倉林道ゲート(06:35)・・・鳥倉(豊口山)登山口(07:10)・・・豊口山間のコル・・・塩川ルート合流点(09:27)・・・三伏峠(09:52)[休憩 23分]・・・本谷山(11:22)[休憩 12分]・・・塩見小屋(13:17)
【2日目】
塩見小屋(05:51)・・・塩見岳(07:00)[休憩 8分]・・・北俣岳分岐(07:40)・・・北荒川岳(08:31)・・・熊ノ平小屋(12:09)
【3日目】
熊ノ平小屋(05:15)・・・三国平(05:52)・・・農鳥小屋(07:46)・・・西農鳥岳(08:38)[休憩 10分]・・・農鳥岳(09:29)[休憩 7分]・・・大門沢下降点(10:10)[休憩 10分]・・・大門沢小屋(13:00)
【4日目】
大門沢小屋(05:34)・・・吊橋(森山橋)(07:24)・・・奈良田第一発電所(農鳥岳登山口)・・・奈良田(08:47)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
南アルプスの百名山が5座残っているので、手始めに塩見岳へ。また以前天候の関係で断念した農鳥岳を組み合わせ、鳥倉登山口~塩見岳、仙塩尾根、農鳥岳~大門沢、奈良田というコースで計画しました。
1日目:すでに鳥倉登山口バスの運行が終了してしまったので、松川町よりタクシーで登山口まで。かなりの出費になってしまいましたが、仕方がないです。登山口から三伏峠まで合目の標識があり目安になりますが、初めはあまり減らない感じでしたが、それでも展望が次第に開け、それも励みにやっと三伏峠に到着。小屋でペットボトル飲料で一休みし出発。三伏山、本谷山を過ぎしばらく樹林帯のを行くと小屋まであと40分の標識が現れました。本当にそこから35分くらいで最後の急登を終えるとそこが小屋になっていました。
2日目:小屋からは始めから結構な登りで、鎖場をよじ登るとそこが塩見岳西峰3047mで三角点があり、この標高が塩見岳の正式な標高です。が、すぐ隣の東峰は3052mで少し高くなっています。どうせならこちらを正式な標高にすれば塩見岳の格も少し上がるような気がしますが。山頂からの眺めをしばし楽しんだ後は仙塩尾根の縦走。始めの急なザレ場を滑らないように慎重に下った後は緩やかな上下の快適な尾根が続きます。北アルプスと違い縦走路は美しい樹林帯の中が主体で日差しが遮られ快適でした。そして熊の平小屋に到着。水場が横にあり、冷たい水が気持ち良かったです。
3日目:小屋から井川越までは登りですが、稜線に出ると朝日に輝く仙丈ケ岳が見事でした。三国平からは大井川源流を行く近道を行きました。この道が快適で素晴らしいです。水場もあり本当の大井川の美味い最高の源流水を飲めます。農鳥沢を超え急登をいくと稜線に出ていきなり富士山のお出迎え、疲れも吹き飛びます。ここからは快適な稜線歩き。農鳥小屋からの西農鳥岳は見上げる感じでここ登るのと思いますが、足元を見て一歩一歩行けばいつの間にか山頂に到着。北岳、間ノ岳、塩見岳、荒川三山、富士山と素晴らしい眺めでした。しばし休んだ後農鳥岳へ。また一休みして大門沢下降点へ、ここからはひたすら急降下の道。とにかく滑らないようゆっくり行きました。途中の休憩時間を除けば大体コースタイムどおりに大門沢小屋に到着しました。
4日目:沢沿いに下りますが、簡単な橋や渡渉を繰り返し、頼りない感じで結構恐怖の吊り橋を経て奈良田に下山しました。一緒に下山した方の車に乗せていただき、下部温泉駅隣の日帰り温泉によりさっぱりして山行を終えることができました。ありがとうございました。m(_ _)m
山小屋三泊の長丁場の山行でしたが、天候にも恵まれ無事に下山出来て満足です。
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