行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
焼山登山口(08:02)・・・平丸分岐(11:05)・・・大平分岐(11:33)・・・黍殻山避難小屋(11:39)・・・八丁坂ノ頭(11:48)[休憩 10分]・・・姫次(12:34)[休憩 20分]・・・地蔵平(13:40)・・・蛭ヶ岳(14:42)
【2日目】
蛭ヶ岳(06:30)・・・棚沢ノ頭(07:21)・・・丹沢山(08:21)[休憩 15分]・・・塔ノ岳(09:52)[休憩 5分]・・・木ノ又小屋(10:30)・・・新大日(10:55)・・・政次郎ノ頭(11:15)・・・烏尾山(11:41)[休憩 10分]・・・三ノ塔(12:15)[休憩 10分]・・・二ノ塔(12:43)[休憩 5分]・・・護摩屋敷の水(13:20)・・・ヤビツ峠(13:43)[休憩 5分]・・・蓑毛(14:50)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
丹沢主脈線を歩いて蛭ヶ岳へ登り、丹沢山、塔ノ岳、三ノ塔を経て、ヤビツ峠、蓑毛へと歩きました。実は、前日夕方まで立山・弥陀ヶ原テント泊を計画して夜行バスのチケットも購入済みでしたが、急遽予定を変更しました。理由は雨。日本海に低気圧が発生し北陸地方はこの3日間はほぼ雨が続く予想。もうその日の23時5分には夜行バスが出発するというその日の19時半。テント山行を中止しました。替わりに立てたプランが今回の丹沢主脈1泊2日の山行です。
焼山登山口から焼山までの約2時間はヤマビルに注意しながらの歩行です。3日前に降った雨で地面はジメジメ。この間、注意はしていましたが結果的に3匹に食われて、靴の中に2匹。計5匹をアルコールスプレーで駆除しました。焼山から先は大丈夫でした。
紅葉には早いこの季節は、ヤマトリカブトやリンドウなどの秋の草花が目を引きます。テンニンソウは地味ですが、大群落となると見事なものです。他に赤い実をたわわに付けた樹木(すいません名前がわかりません)や地面に落ちた栗の木のイガが目立ちます。何といっても平日の山行はハイカーが少なく静かな山歩きを楽しめる・・はずと思ったのですが、丹沢一帯は富士山も近く、自衛隊が演習をやっているときはドカンドカンと案外うるさいです。黍殻避難小屋はきれいに使われていました。それにしてもこの避難小屋の前の草地はどうして草地のままでいられるのでしょう?低木やススキのような背の高い草等が生えず、いつ来ても草地です。不思議だなぁ。この日は姫次でやっとハイカー2名とすれ違いました。
さて蛭ヶ岳山頂。山頂整備が終わって石畳が整備され、山名標識も立て直されています。工事はつい先週終わったそうです。初日の夕方、雲が出て富士山は見えず。夜はガスガスで星も夜景もほぼ見れなかったです。林野庁の職員の方が森林境界標の調査で大勢いらして、同宿となりました。
二日目。朝は西風が強く、ガスガスでしたが7時頃には風もおさまり、空は晴れて気温もグッと上昇。さすがに丹沢方面はハイカーの数も増えて、丹沢山へ行くまでに数名のハイカーとすれ違いました。更に植生保護柵の中で何やら人影が3つ。朝早くから調査でしょうか。平日山行ならではの光景です。
また不動ノ峰休憩所が建て替え工事中で、見ると小屋風になっているのでびっくりしました。以前は東屋で屋根のみの吹き曝しでしたが、これなら緊急時も安心です。ここには北側斜面を少し降りると水場もあるので、宿泊する人続出でしょうね。神奈川県やるなぁー。
もう一つびっくりしたのは、丹沢山近くの登山道を首輪を着けていないイヌとばったり出くわしたこと。向こうも驚いたと見えて、来た道を戻ったり、脇のスズタケに入ったりしてましたが、結局元の登山道に出てきて、そろそろとすれ違いました。爪が伸びて、顔もかなりくたびれた様子だったので、数日前から山中を彷徨っていたと想像。今どき野良犬というのもあまり聞きませんし、そもそも場所が場所ですし(標高1500m近い山の中)、首輪がないので捨て犬でしょうか・・。
塔ノ岳、烏尾山、三ノ塔、二ノ塔と順調に進み、ヤビツ峠でちょうどよいバス便が無いのはわかっていたので、例によって蓑毛迄歩きました。そしてここでバスに乗車するつもりが、なんと次のバス迄約1時間待ち。平日の蓑毛発秦野行きのバスは、11時から15時まで1時間に1便のみ。仕方なく、この先秦野方面に向かう別路線のバス便が合流してくれることを期待しつつテクテク歩きました。
で、結果的に名子木というバス停で蓑毛1550発のバスに乗車。蓑毛で1時間待っても同じバスでしたが、まぁヤビツ峠でバスを待つよりは早い便に乗れたし、良く歩いたということでそれなりに自己満足。名子木のバス停でどこから来たのと年配の女性に尋ねられ、思わず塔ノ岳と言ってしまいました。本当は蛭ヶ岳なんだけど、きっと信じてもらえず怪しいヤツと思われるのがオチかと思って・・・。ゴメンナサイ。
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焼山登山口バス停から林道へ。西沢に架かる写真の古い橋を通過してこの先のゲートをくぐります。見ての通り3日前に降った雨で地面は乾ききらずジメジメ。そうです!ここから2時間ほどはヤマビル地獄を歩くことになるのです。
ヤマトリカブト。紅葉前の秋の山をかろうじて彩る花のひとつ。
テンニンソウの群落を突っ切ります。
黍殻避難小屋の前の草地。
姫次
蛭ヶ岳山頂①
蛭ヶ岳山頂② 山名標識の場所が移動しました。
名称不明。お分かりの方、教えてください。
富士山
バライチゴ(果実)
不動ノ峰休憩所① ※まだ工事中です(2023.9.27時点)
不動ノ峰休憩所②
首輪の無いイヌ。丹沢山と竜ヶ馬場の間の登山道にて。
ホトトギス
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | 傘 |
タオル | 帽子 | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
ロールペーパー | 携帯トイレ | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
ライター | カップ |
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