爺ガ岳

小屋泊

爺が岳（北アルプス・御嶽山）

2023.10.01（日）～2023.10.02（月）

パーティ： 1人 (tadi さん )

tadiさん

行程・コース

天候

一日目朝、信濃大町を出るときは雨。扇沢に到着時雨止む。
二日目早朝、山荘付近はガスの中。視界ゼロ。７時過ぎガスが取れ快晴。

利用した登山口

扇沢　

登山口へのアクセス

バス
その他：大町から扇沢まで、３０分くらい。

この登山記録の行程

【1日目】
扇沢(08:40)・・・柏原新道登山口(08:50)・・・種池山荘(12:40)

【2日目】
種池山荘(06:30)・・・爺ヶ岳南峰(07:10)[休憩 60分]・・・種池山荘(08:44)[休憩 30分]・・・柏原新道登山口(12:11)・・・扇沢(12:30)

コース

総距離: 約13.8km

累積標高差: 上り約1,877m; 下り約1,877m

コースタイム: 標準8時間5分; 自己8時間30分; 倍率1.05

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

久しぶりに2,000ｍ越えの山を登るので、体力面でとても不安だった。おまけに信濃大町を出発するときは雨模様。半分登ることをあきらめていたが、天気予報で1時間後に雨が止むとあったので、とにかく扇沢までは行くことにする。今日中に種池山荘に到着すればいい。焦らず待つことにした。一台遅らせてバスに乗る。

扇沢につくころにはすっかり雨は止んでいた。柏原新道登山口まで10分ほど下り、登山開始。大変登りやすい道だが、最初の一時間はかなりキツイ。4時間歩き、ヘロヘロの状態で種池山荘に到着した。最後の30分は足が動かず、意識も朦朧としていた。そのまま爺が岳山頂を目指すのは無理なので、山荘でお昼を済ませ、とりあえず山頂目指して行けるところまで行くことにする。20分程歩くがものすごい強風、しかも展望がまったくない。明日は晴れになるらしいから、明日早朝に山頂を目指そうと小屋に引き返すことにした。

2日目、4時半に起床。ヘッドランプで爺が岳山頂を目指すぞ、と意気込んで部屋から外を見るが、なんとガスっていて数メートル先が見えない。また迷ってしまう。少なくとも、辺りが明るくなってからでないと危険と思い待つことにする。5時半頃一度小屋を出るが、結局6時半、これが最後と覚悟を決めて、山頂を目指す。この判断は結果的にとても良かった。20分後にガスが薄くなり青空が透けて見えるようになってきた。爺が岳中峰に登頂すると、すっかりガスが下りて、槍ヶ岳、立山雄山、そして剣岳も遠望できた。蓮華岳、針ノ木岳、鹿島槍ヶ岳は、まるで巨大な壁のように迫ってくる。これだから山はやめられない、と思った。