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帝釈山・田代山(猿倉登山口・湯ノ花温泉前泊)

帝釈山 田代山( 東北)

パーティ: 2人 (Virginia さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ時々曇り、午前中田代山湿原では強風

利用した登山口

猿倉登山口(南)  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 10/1(日)自宅発10:50⇒和光北IC 東京外環道⇒川口JCT 東北道(佐野SA昼食休憩) 西那須野塩原IC⇒R400(セブン-イレブン塩原インター西店立寄り)⇒R121(道の駅たじまコーヒー休憩)⇒R352⇒県道350(栗山舘岩)線⇒湯ノ花温泉 紅葉館着15:15・前泊

10/2(月)湯ノ花温泉 紅葉館発7:35⇒県道350(栗山舘岩)線 猿倉登山口駐車場着8:15
※猿倉登山口駐車場は、手前の北駐車場にトイレ(男女別)があり、更に300m上がった南駐車場が登山口となる

この登山記録の行程

猿倉登山口(南)(08:37)・・・小田代(09:49)・・・木賊温泉分岐(10:17)[休憩 5分]・・・田代山避難小屋(弘法大師堂)(10:29)[休憩 18分]・・・帝釈山(12:04)[昼食休憩 40分]・・・田代山避難小屋(弘法大師堂)(14:01)[コーヒー休憩 22分]・・・小田代(14:58)・・・猿倉登山口(南)(15:57)
★GPS記録(ヤマレコ):歩行時間7時間32分(休憩含む)、距離9.4km、標高差↑846m・↓825m、歩くペース0.8~0.9

コース

総距離
約9.0km
累積標高差
上り約891m
下り約891m
コースタイム
標準5時間24
自己5時間55
倍率1.10

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

草紅葉に萌ゆる高層湿原で一足早く秋を満喫したくて、かねてから行きたかった福島県南会津町にある「田代山(たしろやま)湿原」と「帝釈山(たいしゃくざん)」に行って来ました。

首都圏からだとアクセスが遠いので、登山口に近い湯ノ花温泉の民宿で前泊し、一日かけてじっくり歩く行程です。

 明け方まで降っていた雨が止んだものの、歩き始めはまだ雲が多く、時折吹く強風で木々の葉から水滴が落ちてくるので、レインスパッツ(ゲイター)を着けていて良かったです。

小田代に着く頃には薄日が射してきて、避難小屋からは晴れとなり、気持ちの良い登山となりました。

詳細は以下の通り。

【湯ノ花温泉 紅葉館】http://kouyoukan-soba.jp/
 県道350号線の湯ノ俣川を渡ってすぐを左折した左手にあります。
この周辺は釣り客も多いようですが9月末で終了したとのことで、宿泊客は私たちだけの貸し切り状態。
宿にお風呂はなく、宿で用意された浴用タオル(私はバスタオルもリクエスト)とリンスインシャンプー&ボディソープの入った篭をぶら下げて共同浴場「弘法の湯(シャワーカラン有)」へ入浴しに行きました。入浴料大人300円/人は、チェックアウト時に宿泊費と一緒に支払います。

食事は野菜と魚中心で肉は出てこなかったので、食欲旺盛な方には物足りないかもしれませんが、私たちには丁度良かったです。当日解禁されたばかりの新そばをいただくことができ、歯ごたえも良く美味しかったです。食事の開始時間は柔軟に対応してもらえて、夕食18時~、朝食6時半~でお願いしました。

夕食時に女将さんがお布団を敷いてくれました。私たちが泊った部屋だけなぜかNHK総合が入らず、他の部屋でどうぞということで大河ドラマを見ることが出来ました(笑)。

◎南会津町観光物産協会 舘岩観光センターHP>湯ノ花温泉の紹介
 http://tateiwa-tic.jp/yunohana/

【県道350号線~猿倉登山口】
しらかば公園から先は道が細くなり、登山口手前11kmからは未舗装路になります(ヘアピンカーブの部分は舗装路)。轍はそんなに深くないので普通車でもほぼ大丈夫でしょう(自己責任でお願いします)。
カーブミラーがほとんどなかったので、日中でもヘッドライトを点灯した方が良いでしょう。幸いにも対向車が来なくて良かったです。すれ違い注意!

Google Mapの経路検索では宿から登山口まで25分と表示されていましたが、未舗装路に入ると時速20km位しか出せず40分位かかってしまいました。

【猿倉登山口】
手前の北駐車場でトイレ(男女別:女性用は個室2・トイレットペーパー有・洗浄暖房便座なし)を済ませて、車で南駐車場に上がりました。下山時に少しでもゴールが近い方が良いですからね!

私たちが到着時には北(下)駐車場に1台、南(上)駐車場に2台駐車とスペースには余裕がありました。
登山届は箱の蓋が塞がれていて投函できませんでした。

◎登山口ナビ>猿倉登山口
https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-6123

【猿倉登山口(標高1420m)~小田代(標高1815m)】
「登山道コース 田代山頂まで2.0km 約2時間」の案内標識に従って進みます。沢にかかる短い橋を渡り、樹林帯の道で、丸太で仕切られた階段が多く、急登が続きます。

途中に「山頂まで1.0km 約1時間」の案内板が木の幹に付いていました。

木道が現れると前方が開け、田代山山頂が見えてきて、少し進むと小田代到着です(猿倉登山口から1.5km・田代山頂まで500m)。

【小田代~田代山山頂(標高1926m)~田代山避難小屋/弘法大師堂(標高1971m)】
小田代からは眺望が開けて、20分位で湿原が現れます。予想通りの草紅葉が広がっていて感動!
反時計周りの一方通行となっていて(どうりでヤマタイムで時計周りルートが選べなかった訳です)、木道が細めなので湿地帯に落ちないように気を遣いながら進みます。

木賊(とくさ)温泉分岐点に「田代山山頂」標識があります。左折して進むと樹林帯の中に「田代山避難小屋/弘法大師堂」があります。

立派なトイレの建物があり、その裏手にベンチが4列位あります。トイレは男性用と男女兼用個室が一つずつあり(トイレットペーパー有・洋式)、登山靴のまま履けるブーツが置いてあるのがユニーク。トイレ利用料(協力金)は100円/回。できれば女性用個室がもう一つあればなぁと思いました。

【田代山避難小屋/弘法大師堂~帝釈山(標高2060m)】
避難小屋の左手にある「帝釈山(1.9km)」の矢印標識に従って進みます。一旦100m位下り、鞍部を過ぎた先から上りとなり、段々急登になると梯子が現れます。

ここでトレッキングポールをしまって、両手を使えるようにしておいた方が良いです。2回目の梯子を登った後は段差のある岩場をよじ登り(私は足が届かなくて岩肌にお尻をつく場面あり)、やっとの思いで帝釈山の山頂に到着です。

山頂からは雲が多いながらも南に赤薙山・女峰山・大/小真名子山等の日光連山、東には高原山・鶏頂山、北東には那須連山が見えました。残念ながら西の燧ケ岳や会津駒ケ岳方面は雲に覆われて見えませんでした。

山頂は少し広くなっていて、私たちは段差のある岩を椅子代わりに昼食を摂りました。

下山後は、那須塩原のR400沿いにある「みかえりの郷 彩花の湯」で入浴後、西那須野塩原IC・東北新幹線を通過して、右手にある「フライングガーデン西那須野店」で夕食を摂り、矢板ICから東北道に乗って帰路につきました。

◎みかえりの郷 彩花の湯HP 入浴料大人700円/人
 http://www.mikaerinosato.jp/
 脱衣所に貴重品用の100円ロッカー(有料!)あり

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア フリース ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
予備電池 タオル 帽子 グローブ サングラス 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ツエルト
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 行動食
テーピングテープ トレッキングポール GPS機器 カップ カトラリー
【その他】 スマートフォン、ウェットティッシュ、シートマット、ティッシュペーパー、日焼け止め、日焼け止め色付きリップ、目薬

登った山

田代山

田代山

1,926m

帝釈山

帝釈山

2,060m

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