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立山室堂・冬装備試しトレッキング(想定外の大雪)

立山・室堂( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (あおまさ さん )

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行程・コース

天候

1日目:雪時々吹雪き、2日目:吹雪時々猛吹雪、3日目:曇り(ほぼ無風)

利用した登山口

室堂ターミナル  

登山口へのアクセス

その他: 信濃大町から黒部アルペンルート

この登山記録の行程

【1日目】
室堂ターミナル(14:40)・・・ミクリガ池(15:00)・・・エンマ台(15:11)・・・雷鳥荘(15:35)

【2日目】
雷鳥荘(終日)

【3日目】
雷鳥荘(08:30)・・・エンマ台(09:12)・・・立山室堂(10:29)[休憩 20分]・・・室堂ターミナル(11:16)

コース

総距離
約2.2km
累積標高差
上り約90m
下り約90m
コースタイム
標準50
自己2時間15
倍率2.70

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

購入したスノーシュー、雪山用靴と12本アイゼンを試すと同時に、雪景色と雷鳥の撮影を目的に室堂にやって来ましたが、想定外の大雪に見舞われました。夏なら何でもない室堂ターミナルから雷鳥荘までの道も、雪で方向感覚が麻痺したのか出だしから間違えそうになりましたが、みくりが池温泉に向かわれ方に声をかけて頂き温泉まで同行させてもらいました。
ここから先は単独・・・降雪は強くないものの強風で視界も悪い。雪も深く膝まで潜る(装着はチェーンスパイクのみ)のでなかなか進まない。雪山での悪天候は夏山での比ではないと感じました。そんなこんなで必死になっているとき白い雷鳥現る。その地点は風も弱く、何とかスマホで写真を撮ることができましたが、雪が降ってるとピントがなかなか合わなくて参りました。その後もスマホで何度も現在地を確認しながら進み、何とか雷鳥荘に到着。長い道のりでした。(50m手前でやっと山小屋の姿が見えました)

2日目は朝から大荒れの予報が出ていたので帰宅を諦め終日小屋にこもっていました。雪山に慣れている方なら帰れたと思いますが不慣れな筆者は危険を回避。高原バスも除雪が待ち合わず昼過ぎまで運行停止だったようです。

3日目は視界は悪いものの小雪が舞う程度でほぼ無風。スノーシューは室堂平に出てからと思い12本アイゼンでスタート。先に出た方の踏み足に沿って歩きましたがズボッ! 酷いところでは股下までズボッ! 新雪恐るべし。
またしても分岐で間違えた! あまりにも視界が悪いので、一旦みくりが池温泉経由で室堂ターミナルまで戻り、そこからスノーシューで周辺を散策しようと思ったのですが、何故か室堂山荘へ向かうルートへ。しかもスマホで現在地を確認したのに・・・
ホワイトアウトは方向感覚を狂わせる。身を以て体験した気持ちです。(雪を振り払って道標をしっかり見るべきでした)
室堂で重い一眼レフの出番はありませんでしたが、雪山の変化する天候を凝縮したような経験ができたのは良かったと思います。

ザック:13.5kg(靴+12本アイゼン+スノーシュー約2kg)

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フォトギャラリー:11枚

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア フリース ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下
レインウェア 登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス
ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 健康保険証
ホイッスル 医療品 非常食 チェーンスパイク トレッキングポール
【その他】 スマホ、ココヘリ発信器、スノーシュー、12本アイゼン

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