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高尾山・小仏城山・日影乗鞍~初冬周回縦走

高尾山・小仏城山・日影乗鞍( 関東)

パーティ: 2人 (ラヴィ08 さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴(雲多く、富士山見えず、丹沢眺望あり)

登山口へのアクセス

その他: 高尾駅北口

この登山記録の行程

蛇滝口(07:18)・・・いのはなトンネル(07:19-7:26)・・・千代田稲荷(07:32-7:41)・・・蛇滝水行道場(07:53)・・・十一丁目茶屋(08:20-8:25)・・・浄心門(08:30)・・・3号路・・・かしき谷園地(09:09-9:22)・・・高尾山(09:40-10:05)・・・大垂水峠分岐(10:19)・・・一丁平展望台(10:33-10:53)・・・小仏城山(11:10-12:00)・・・日影乗鞍(11:22-11:24)・・・446地点(12:54-13:20)・・・日影バス停(13:49)・・・蛇滝口(14:09)

コース

総距離
約12.5km
累積標高差
上り約885m
下り約885m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

12月に入って3週続けての登山。上野原の八重山、本栖湖の中之倉峠と富士山の絶景を見たくて先週まで歩いてきました。もちろん今日も富士山!と思ってその絶景を見たくて実はある山を予定していたのですが、どうにも天気が芳しくない気配で、急きょ変更して、高尾エリアを歩くことにしました。景色よりも今日は歩きたい!っていう一心で少し長めのコースにしました。
11月末にあの賑やかな高尾山でも静かな山域がある!ってこのヤマケイに投稿いたしましたが、今回もスタートはそれをベースにしました。とっても静かで自然があふれ、また歴史にもふれられるという意味でかなり気に入ってしまい、また歩きたくなりました。
今回のルートは、蛇滝口のバス停からスタートし、周回してまたここに戻るロングコースです。なかなか見どころ満載です。

■蛇滝口バス停といのはなトンネル
前回もこのいのはなトンネルに来て、うっかりして慰霊碑に行けなかったので、今回はしっかり行ってきました。畑の中に慰霊碑がある!っていうような場所でした。戦争時の銃撃による多数の死者を出した場所です。いのはなトンネルにも行きました。ちょっと胸が引き締められる思いです。

■千代田稲荷神社
蛇滝へ向かう途中にある神社。鳥居がいくつもあったんだなあって痕跡があって昔は立派な神社だったことを伺わせます。放火によって神社は消失したままになっています。

■蛇滝コース
蛇滝の水行をする場所です。ここから急登を九十九折で登っていきます。最初は暗い感じの森ですが、徐々に明るくなり、遠くの景色が見えるようになります。木々の間からですが、八王子城山も見えます。最短で高尾山の稜線にでるコースで、さらにほとんど人が歩かないとっても静かな道です。

■十一丁目茶屋
雲が立ち込めてちょっと雰囲気のある光景でした。上部は厚い雲ですが、なんか御来光のときの太陽の光が稜線と雲の間で輝き、奇麗でした。今日は早い時間なので、十一丁目茶屋はまだ開店前です。お蕎麦美味しんですよ!

■3号路
浄心門から3号路に入り高尾山を目指します。前回はもう1号路は人だらけでとても賑やかでしたが、3号路に入ると急に静かになり、自然に包まれる登山道でした。今日は時間も早いのですが、やはりこの自然を感じたくて今回も3号路を歩きます。完全にお気に入りです。距離は少し長くはなりますが、ほんとに静かで、まだ赤いもみじの紅葉も残っていて雰囲気のいい登山道です。最後こそ急登になりますが、中腹の起伏に合わせて歩くこのルートは気持ちの落ち着く道です。

■かしき谷園地
3号路の最後に休憩ポイントがあります。ベンチが4つ。でもここもほとんど人がいないので、休むのも静かでいい場です。今日はここでおにぎりにしました。

■高尾山
まだ早い時間だったので着いたときはけっこう空いてました。少し頂上でのんびりしてましたが、徐々に人がきはじめて人口密度が高くなります。今日もやはり混みますね!天気は青空になりとてもよくなったのですが、富士山は残念ながら厚い雲の中で観ることはかないませんでした。

■一丁平展望台
富士山はやはりだめです。ここから目指す小仏城山のアンテナが見えます。もう少しです。

■小仏城山
とっても賑やか。今日は城山の茶屋でおでんを頼んで食べました。ここのおでんは汁の味がとっても美味しくてよく具にしみこんでいて美味しいです。城山の頂上から、高尾山とこれから向かう日影乗鞍の2つが隣り合わせにみれます。日影乗鞍は城山からみると頂上部にハートの形が描かれているのですぐわかります。お洒落な山ですよ!

■日影乗鞍
頂上は樹林の中で、木々の間から城山を見ることができます。途中に杉林に囲まれるのですが、そこがなんとも深い杉林で雰囲気があります。またこの日影乗鞍はあまりしっかり地図等ではルート表示されていないので、登山者も少ないです。トレランの方がよく足っています。頂上には三角点があり、頂上標はとっても小さいので発見するのは楽しいと思います。

■446地点
日影乗鞍はお椀を伏せたような形をしているので、実はけっこう急な傾斜の山です。特に日影への下山は急坂を下ります。この時期はっぱも落ちて、その枯れた葉っぱが登山道を埋め尽くし、けっこう滑りやすいです。頂上から一気に下ってくると平地に着きます。そこが地形図で唯一示されている446地点です。ここにはベンチがあるので休憩ポイントです。そして今下りて来た方をみると日影乗鞍の山容を見ることができます。

■日影
446地点からはまか急坂を下り、ほどなくすると日影に下りてきます。最後は川に阻まれますが、その川を渡渉し、日影バス停の方へ向かいます。

■蛇滝口バス停
通常は日影バス停からバスで高尾駅ですが、周回をしたかったので、蛇滝口まで徒歩で戻りました。
朝曲がった蛇滝口に無事戻りました。見上げるとちょうど圏央道の橋脚です。すごい迫力です。
結局12kmも歩き、25000歩でした。けっこう歩いたのでいいトレーニングになりました!

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フォトギャラリー:69枚

蛇滝口バス停、いのはなトンネルの入り口

いのはなトンネル慰霊碑

いのはなトンネル

ここを左に曲がれば蛇滝コースです。

途中、千代田稲荷神社です。

赤い鳥居があります

昔は多数の鳥居があったみたいです。穴が残ってました。

とっても落ち着いた静かな登山道です。

高尾山域の入口です。

蛇滝水行道場です。

最初は薄暗い急登を九十九折で登って行きます。

ある程度高度を稼ぐと次第に明るい森になります。

八王子城山が見えます

稜線直下です。

十一丁目茶屋からの絶景ポイントです。

浄心門。この門の左手より3号路になります。

とても静かな3号路。お気に入りです。

まだまだ紅葉も奇麗です。

暖かい感じの初冬の森です。

この橋のところがこのコースで一番好きなポイントです。

橋からは谷が刻まれ、遠く紅葉のみれる絶景です。

3号路の最後は急登が待っています!

でもこういうように階段が組まれています。

やっと急登が終わりに近づいてきました。

3号路最後に「かしき谷園地」という休むには快適なポイントがあります。

薬王院からくる富士道に3号路は合流します。

しばらく行くと紅葉がとっても奇麗でした。

この富士道に合流してからはかつら林が広がります。3号路は別名「かつら林コース」と呼ばれています。

高尾山山頂599m

展望台から、残念ながら富士山は見えませんでした。天気はよかったです。

高尾山からもみじ台へ進む道。5号路です。

小仏城山へ向かう奥高尾縦走路です。けっこう階段が多い登りです。

ちょうど鉄塔のある場です。

一丁平展望台

一丁平展望台からは小仏城山が見えます。

城山へ向かう途中で、日影乗鞍と高尾山

城山へ向かう登山道

小仏城山の山頂です。

おでんです。

小仏城山からみた日影乗鞍と高尾山

小仏城山を後にして日影林道に入り見える高尾山。ここからだと高尾山の全景をみることができます。ここからの高尾山は大好きな景色です。高尾山ってなかなか山の形わからないんですけど、ここからはよく全容がわかります。

日影林道のここから日影乗鞍への登山道になります。左手に入ります。まっすぐ行くと日影林道で、ここを下っても日影へいけます。右手の舗装路が一般的なルートで雑誌でも記載があります。左手の日影乗鞍は知られてないです。

まずは明るい登山道をいきます。

真っ暗な杉林の中へ入っていきます。

中に入ると意外に明るい。ここが涼し気で落ち着きのある杉林です。

こんな立派な記念樹の標柱です。ここからいったん下ります。

登り返します。けっこう急ですよ!

ここが日影乗鞍の山頂です。

三角点があります。

頂上標柱はとっても小さく木の上の方に設置されています。どこにあるでしょう??探すの楽しいですよ。

日影乗鞍 北側です

日影乗鞍 南側です

日影乗鞍山頂から下山すると鉄塔が2つあります。北面です。

南面の鉄塔です

鉄塔へはこういった草の生茂った場所を突き進むとあります。

結構下ります。

落葉が絨毯のようになっています。斜度もあるので注意です。

446地点。ベンチがあって休憩するにはいい場所です。

446地点から日影乗鞍がみえます。

またさらに下ります。

高尾山の稜線が隣にあります。

急ですね!

だいぶ下りてきました。もう少し。

最後は川にぶつかります。

ここを渡渉します。

日影です。

日影バス停。今日はここからまだ歩きます。

蛇滝に戻ってきました。あの黄色の看板を右に曲がれば蛇滝コースです。

蛇滝コースに曲がるポイントは圏央道の真下のような場所。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ソフトシェル・ウインドシェル フリース ロングパンツ 靴下
レインウェア 登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ
予備電池 タオル 帽子 グローブ サングラス 地図
コンパス 腕時計 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル
医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 テーピングテープ
チェーンスパイク トレッキングポール GPS機器

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登った山

高尾山

高尾山

599m

小仏城山

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670m

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