• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

2024年の山初め -かつての廃寺を訪ねる-▲

とある廃寺( 関東)

パーティ: 1人 (Noob Scouter さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

晴れ

利用した登山口

深山橋  

登山口へのアクセス

バス
その他: JR奥多摩駅からバスに乗り、小留浦バス停で下車(手前の深山橋バス停でもいいかも)

この登山記録の行程

スタート地点(09:10)・・・二俣分岐(09:52)・・・三俣分岐(10:20)・・・廃寺到着(10:30)[休憩 5分]・・・スタート地点戻り(11:22)

コース

総距離
約2.7km
累積標高差
上り約279m
下り約270m
コースタイム
標準2時間20
自己2時間20
倍率1.00

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は、奥多摩は小留浦地区を訪れてきました。山歩きではありますが山頂には行かず、直下の中腹を目指して歩いてきました。

今日のお目当てはズバリ、廃寺である青雲山高修寺というところの廃屋です。添付した守屋地図内の写真赤枠がそれで、青梅街道の竹ノ原トンネル傍から谷筋を一直線にアプローチしてきました。
ちょうど2年前の同じ1月に、SNSフォロワーさんと一緒に峰谷橋をスタートして雨乞山⇒ハチコク峠⇒尾平山⇒北峰⇒留浦下山というルートを歩ていて、件の廃寺も近くは通っていました。
が、そこから小留浦への廃道がヤバイということでいままでスルーしていました。

ただ別の人の記録では、谷筋をそのまま突っ切ったというので、であれば様子見しつつ進んでみようと今回行くことに決定しました。
ちなみにその廃道は、前述の地図、谷筋の左手に破線で書かれていて「荒廃・危険」と注釈がついています。

8:30頃の奥多摩駅から丹波山行きのバスに乗車。なんか登山ショップのツアーで団体さんが乗ってましたが、それでも1台での運行で、やはりこの時期の人の少なさを感じます。
その団体さんが奥多摩湖で降りてから着座して、のち私も小留浦で下車しました。

9:00ごろに下車でした。ここから徒歩で少し戻ります。天気は上々でした^^
余談ですが、手前の深山橋とこの小留浦のちょうど中間がスタート地点なのでそこで降りてもよかったかなと。運賃もここを境に50円アップしましたwww

そうして到着した、谷筋の入り口。地図で見る限り往復で4時間もかからないハズなので、しっかり太陽が登っての遅めの9:20頃のスタートにしたのですが、まだ薄暗い雰囲気でした(^^;)

スタートして、どんどん一直線に。読図的には全く困ることのないルートで、しかも地理院地図の方にはルート記載が乗っています(守谷地図にはなし)。
最初にコンパスを一回セットしたらもう何の修正もいりません。それでも途中、谷筋の分岐で目立ったところが数か所あるのでいつもの通り落ち着いてやればなんの問題もありませんでした。

居住地の後ろへ抜けて、段々と踏み跡が怪しくなっていきます。でもずーっと奥まで、かつての生活の名残か電柱が立っているので、その作業で歩かれたのであろう痕跡はいくつもあるのでそれを足場の頼りに歩いて行きます。
とはいえ荒れているのには変わりないので、谷筋をあるくか、高巻くように歩くかはその都度自分で選択します。とりわけ中盤に差し掛かるまでにも倒木地獄が待っているので、跨いだりくぐったり、都度ラインは選択していきます。
結果、全身運動になりがちですw

途中、左岸の崖から小石がパラパラと落ちてきたり。動物かな?と思うものの上の方は様子が分からず。とりあえず熊出なければ何でもいいですw
今回は不思議とお腹が重くなるような恐怖感は行程通してありませんでした。
去年、日原の金袋山では胃がムカムカして咳き込むほどでしたがそれに比べて自身の成長を感じます(^o^;)

こういう、ついているのか疑わしい作業道を歩くのは慣れっこでございます(無表情)スタートしてから65分後、正面に壁が現れました。ゴールは近いです。ちなみにここと手前にもうひとつ、谷筋が枝分かれするところがありましたが、序盤にセットしたコンパスの指示方向に行けばノープロブレムです。見上げた先に建物も見えてきました。

あとは杉の植林帯の斜面を上がっていきます。踏み跡は期待できないので、自分で歩きやすそうなところを選んで登っていきます。結構グリップしてくれるところが多いので助かりました。

植林帯を抜けると広々とした空間に。その目の前に廃屋が。これが今回ゴールの高修寺ですね。草原には踏み跡がちゃんとあって歩きやすいです^^
途中の障害物がどうかというスタート前の懸念も杞憂におわり、無事目的地にゴールできました^^
※中は覗かないで、外観だけとしました

さて、サクッと見た後はすぐ行ってこいで復路へ。上ってきた様子を振り返るに、降りるのに困ることはそんなにないだろうと気持ちもラクですw
(無理そうだったらそのまま尾根筋に乗り上げて赤指林道から峰集落経由でおりるプランも考えていました)
登りでは見えなかった作業道が分かったりして結構スムーズに進めました。ただ倒木をまたぐときにズボンに引っ掛けて破れないよう気を使います(^^;)
あとは両手を手袋(滑り止め付き)して、木や岩を支えられるようにしておかないと不安定な箇所がおおいです。普通に踏圧でずり落ちるので(笑)

また登りでもそうでしたが、倒木地帯には小さな枝もそこら中に散らばっているので、歩いていると衣類は勿論登山靴もガワをガリガリ擦ります。一応そのへんの装備品へのダメージについても、織り込み済みとしておいた方がいい感じですね。

書き忘れていましたが、藪尾根歩きするときの道具にして相棒、ホームセンターの手斧(笑)刃は研がずに半ば潰しっぱなしですが、枝をよけたり急な斜面で逆手持ちで杖代わりにしたりとユーティリティプレイヤーですw
逆手持ちで枝を掬い上げて足で踏むとてこの原理で容易にへし折ることもできます。

そんなこんなで転倒しないよう慎重に進み、11:22には青梅街道まで戻ってこられました☆
そして深山橋で奥多摩駅行きバスに乗ります。

今日は2024年の初奥多摩、かつ登りはじめの1日でした。山はじめとして自分的に充実の山行が出来て大満足の1日でした

今年もまた、奥多摩の魅力を発掘していきたい所存です(^^)ゞ
今回はこんな感じです。

続きを読む

フォトギャラリー:19枚

赤枠のところに行ってきました。スタートはその谷筋の起点です(R411から)

小留浦バス停で下車。少し戻りますので、深山橋バス停で降りてもいいですね。

ここから文字通りの一直線です。

すぐに道が怪しくなります。生活の名残?電柱が奥まで続いています。目的地の廃寺にかつて電気を引いていたのでしょうか。

倒木パラダイス☆

倒木パラダイs(以下略

もはや踏み跡というにも怪しいw

見上げれば目的の建物が☆谷筋から上がってきた場合、正面がほぼ壁のようになっていたらそこがココです。

上がってきて振り返る。

見えた☆草原には道がついていて歩きやすいです^^

お堂。

札が。目的地で間違いないですね。

同じルートの行ってこいで下山します。あ...

そこそこ不安を覚える光景。

登りで様子を確かめつつでしたが、さほど降りるのに難儀する場所はない印象でした。

下山して舗装路まで戻ってきました。

青梅街道に復帰☆

深山橋バス停までてくてく♪

冬場らしく、混雑はありませんでした。バスも1台のみ・

すべての写真を見る

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

関連する山岳最新情報

登山計画を立てる