行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
JR湯河原駅7:52着…… 湯河原梅林・幕山登山口までタクシー利用
この登山記録の行程
湯河原梅林・幕山登山口(08:30)・・・幕山(09:40)[休憩 10分]・・・自鑑水・大石ヶ平分岐(10:05)・・・一ノ瀬(11:20)・・・しとどのいわや(12:20〜12:30)・・・椿台(12:45)[休憩 45分]・・・城山(14:00〜14:10)・・・湯河原駅(15:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
西丹沢・畦ヶ丸登山の予定でしたが前日の大雨で…山は積雪の可能性も…沢の増水も懸念されたため、急遽、湯河原の幕山から城山へのプチ縦走?に変更。
湯河原梅林の幕山登山口から梅林の中を歩き、山頂に向かいます。梅の花の時期は終わっていましたが品種によっては見頃の花もあり、登山道脇にはムラサキケマンやタチツボスミレ・クサイチゴの花などが見られ、春の訪れが感じられました。芽吹き前の木々の間から見える景色は前日の雨に洗われたかのように綺麗で、開けた草原のような山頂から見る海は太陽に照らされ輝いていました。
山頂から大石ケ平への登山道は、前日の雨の影響もあり、かなり泥濘んでいましたが、湿った沢筋には様々な苔やマメヅタが瑞々しく、春らしい姿を見せていました。
大石ケ平からは、沢沿いの林道を暫く歩き、城山の登山道に入ります。登山道に入るとかなりの急登で、細い道に鎖の掛かった箇所もあり、注意が必要です。途中、石橋山の戦いに敗れた源頼朝が隠れたと伝わる『しとどの窟』に立ち寄った後、両側に石像(弘法大師の石像が90体もあるそうです)の並ぶ坂道を上り、城山隧道を抜けて椿台へ…ここで道端に腰を下ろして、海の景色を眺めながらランチタイム! 足元にはオオイヌノフグリやヒメオドリコソウが咲く春らしい空気の中、ゆったりとしたひとときを過ごしました。
椿台からは歩き易く気持ちの良い登山道を緩やかなアップダウンを繰り返して城山山頂へ… 山頂からは、真鶴半島や初島、大島や伊豆半島、そして青い海原の大展望が広がっていました。
下山は湯河原駅へ… 暫く山道を下った後、舗装された林道を歩きます。林道脇にはタチツボスミレやキランソウ、ヒメウズなどが見られ、また、オレンジ色の柑橘類が単調な林道歩きに彩りを添えてくれたように思います。
穏やかな春の一日、頼朝伝説の残る山域を歴史感じながら歩くのも良いものです。
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