行程・コース
天候
登山口へのアクセス
この登山記録の行程
笹子駅(08:07)・・・車道終点(08:25)[休憩 5分]・・・林道横断地点(09:26)[休憩 6分]・・・宝越え(10:01)・・・新道分岐(10:42)・・・本社ヶ丸(11:44)[休憩 16分]・・・清八峠(12:31)・・・御巣鷹山(14:22)[休憩 14分]・・・三ッ峠山(開運山)(14:50)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
ヤマケイオンラインさん、三ツ峠山荘を宿泊のチェックポイントにしてください…。
今回のテーマは「ソロで宿泊登山をしたい」です。
実はいつも登ってる友達と行くつもりだったんですけど、都合つけられず。
昨年の雲取山行った時の七ツ石小屋、あとは今年の長野や群馬のように前泊して朝から登るみたいなことはしてますが、よく考えたら1人で泊まりの登山をしたことが無いなと思ったので、1人で突撃します。
選んだのは三ツ峠山。
昨年7月くらいに登ったんですがその時は日帰り工程かつコロナに感染った状態で登って挙げ句富士山は雲の中…と散々だったのでリベンジというわけです。
で、木無山、霜山方面は前回下りで使ったし、1人ならチャレンジングに笹子駅の方から登ってやろうと決めました。
1個文句を言いたいのはヤマケイオンラインの地図だと三ツ峠山荘がチェックポイントになってないせいで宿泊設定できないから2日工程の記録を作れないんです。どうにかしてくれません?
それに向けて先週は急登の本仁田山&川苔山で慣らしましたし、天気も良さそうで万全です。
ただ如何せん三ツ峠山バス停からのコースとか河口浅間神社?からのコースがメジャーなようですし2週間くらい前にネットで何人かの登山記録を見たら積雪多いしルートロストしたって言うクチコミもあり若干不安でした。
ということで22日朝、笹子駅に7:57着の電車でやってきました。
登山者は他に4人いまして、2人は滝子山の方かな?1人は分からず、1人はどうやら僕と同じコースみたい!助かる!
笹一酒造の裏から林道を登っていきしばらく行くと終点。ここから登山道です。
沢沿いを歩いていきますが5回渡渉します。そこそこ深くて回り込んで渡ったりしました。ピンクテープをあてにします。
沢を外れてからは急斜面をジグザグに。ここは落ち葉と砂利で歩きにくくかつ踏み跡がはっきりとしている感じでは無いので注意です。
ただ斜面が急すぎて、ここしか歩けないだろってところが登山道なので迷いそうもありません。ここでようやく先行していた登山者に追いつきます。
急斜面を抜けると緩くなり歩きやすくなります。鉄塔の横を通り、ところどころ階段?があったりしますがピンクテープに従えばまずOK。
登山者の方に追い抜きの際に話したら本社ヶ丸を超えてまた笹子駅に降りるみたい。なるほど三ツ峠山まで行くわけじゃないか…。三ツ峠山超えて日帰りやるならもっとはやく出発してるはずだし当然か。
林道横断地点周りは鉄塔の工事をやっているようで階段とかロープの柵とか色々あります。
林道より上に行くとチラホラ雪の塊が。
尾根の下まで来ると日陰になるため、がっつり雪模様になります。15cm程度です。ザクザクしています。靴が食い込む程度ではあるのでチェンスパ無しでも行けます。
途中、分岐というか足跡が二手に分かれている場所があります。
右は尾根を回り込むように伸びていて、ピンクテープもあるようです。
しかし左の方が足跡は多く、「?」となります。
ここまでを振り返れば、ここはピンクテープが正しいと考えて右に行きます。
結果的には正解でした。
でも最後に歩いたの何日前?ってくらい踏み跡が薄く、その踏み跡もスノーシューみたいな浅い感じのものが1~2人分くらいしか認められません。パッと見ね。
まあでも歩けます。それに上を見ると尾根が見えてきてますから、それっぽい所を歩きます。
やっと尾根に合流すると目の前には分岐の看板が。宝越えってところです。やはりここが正しかったか。例の分岐で左に行った人たちはどうやって尾根に上がれたんだろう?
さあもうここからは尾根をひたすら三ツ峠山まで渡るだけです。
尾根上は雪はほぼ無く乾いています。ポカポカしていて歩きやすい。
何度か小ピークを超えますが大したことありません。
すると鉄塔が見えてきます。新道分岐の看板はその真下にあります。鉄塔の北側は平になっていて開けていて景色がいいです。風は冷たい。
先を見るといよいよ本社ヶ丸の山体です。結構登るなぁ。
しばらくは大丈夫でしたが、日陰が長く続く区間に入るとストックと靴が弾かれるくらいカチコチに凍っている部分もありここでようやくチェンスパを使います。
登り坂は急ではないです。ジグザグ進むししんどくは無い。日が当たらんから寒いけど。
最後に岩をよじ登るような感じで這い上がると、本社ヶ丸到着です。
この山だけのために登る計画も立てていたくらい登りたかった山です。
秀麗富嶽十二景に選ばれているだけに今日の快晴の富士山をめちゃくちゃ綺麗。それだけじゃなく、奥多摩、大菩薩嶺、甲武信ヶ岳とか金峰山のあたり、八ヶ岳、南アルプスを一望できます。
駅からアクセス可能なことを考えるととても魅力的な山だと思います。
朝ごはんを食べていないことを思い出しパンを食べてからいよいよ三ツ峠山へ向かおうという気持ちに切り替えます。
ちょうど富士山の左手前に御巣鷹山と三ツ峠山が見えていて、そこに通ずる尾根も見えますが、思ったより下ってから、ピークを4つ超えて御巣鷹山に取り付こうというコースですね。いやーキツそう。
本社ヶ丸を降り始めてから登山者とすれ違いました。笹子から清八峠経由で登ってきたみたい。
ところどころチェンスパいるよーって話と、ぼくが登ってきた方の道の状況なんかを話し、あと登山の利用サービスについて話しました。やっぱヤマケイオンラインはマイナーなんですかね…GPS使えないししょうがないかも?
清八峠を通って清八山を超えて一気に下ります。
こっからがキツいのかな。
2つピークを超えましたが思ったより。
途中2人組が降りてきてすれ違いました。
3つ目のピークは名が付けられていてちょっとキツめです。
徐々に気温が落ちてきているのと風が出ていたので黙々とすすみます。
いよいよ御巣鷹山の真下。
カチコチの氷の上を歩くような感じです。
本社ヶ丸の前の斜面とかと異なりここは利用者も多いのかトレースははっきり。先駆者の靴跡を同じように引っ掛けて歩けば階段のように登れます。
とはいえ凍ってるし急だからチェンスパは最低でも必要かな。
正直ラストスパートの区間は景色は代わり映えしないし急だし凍ってるしで辛いだけだった記憶…。心を無にして登ります。
少し登りが緩くなると御巣鷹山の電波塔が視界に入りますが、そのあとも登ってるんだけどなかなか距離を詰められない感じでもどかしい上り坂。
もういい加減にしてくれーって声を上げようとしたその時、御巣鷹山に到着します。
どこが山頂とかは無いかもしれません。枝に看板がぶら下がっているだけです。
三ツ峠山の方を見ると歩きやすそうな道が伸びていて、山頂と山荘がどちらも見えます。やっとかぁ!!
御巣鷹山から三ツ峠山までは15分程度でいけますが雪解けで泥グッチャなので注意です。日陰は氷。
そんなこんなで15時前に三ツ峠山に到着です!!
素晴らしい快晴、予定した通りタイムも0.9以下で登ってこれましたし、景色も体調も体力も筋力も、間違いなく昨年7月のリベンジができました。
山頂には誰もいません。15時に山頂にいる日帰り登山者がいたらヤベェです。
すべてを一望できる山頂を独り占めにするこの感覚はやはりいいものです。
さて写真と休憩もほどほどに、山荘へ向かいます。10分もかかんないくらいです。
山荘前には3人登山者がいました。まじか。外国人アニキたち。バス停までならすぐ降りられるから大丈夫なのかな?たしか16時か17時台にあったはずだしね。車の可能性もあるか。
チェンスパ仕舞ってストック仕舞って靴の土落として山荘へ。
前回は日帰りだったので素通りでしたが、総評とてもいいです。
ウェルカムドリンクでお茶、あったまる。
今日は僕だけなのかな。チェックインの台帳に22日無かったし。
通していただいた個室は目の前に富士山が見える1番いい部屋ですね!
今日有給取って良かったー!!って思いました。土日だと埋まっちゃうでしょ。
ストーブにコタツ、WiFiありますし、部屋にベランダまであって個室から景色を見れる…。
ちょっと仮眠を取ってから夕食のお時間ですが、写真の通り品数多くてヨシ、トンカツ美味し、立きたてご飯美味し、ほうとう美味し、野菜はドレッシングたっぷりヨシ(たっぷりかけるタイプなので)、煮物は生姜入れてるのか好みの味、デザートのオレンジもついてます。あと暖かいお茶。
オイオイオイ僕は高級ホテルにでも来たのかい?そう思わせてくれます。
明日は朝ごはんをいただいてから木無山経由して富士急行方面に下山するのみです。
のんびりできました。
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