行程・コース
この登山記録の行程
土合口(06:00)・・・マチガ沢出合(06:30)・・・一ノ倉沢出合(06:55)・・・分岐(07:25)・・・芝倉沢出合(07:55)
・・・芝倉沢・・・一ノ倉岳(10:30)・・・トマの耳(11:30)・・・天神平尾根・・・天神平(14:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
天気:晴れ時々曇り、風強し。
5時度合い駐車場発。
サンドイッチ、バナナ、コーヒーの朝食。明るいので早めに出発。各沢の写真をとりながら、芝倉沢の出会いまで順調に行く。
7:20 発
残雪が極端に少なく、土や小石で覆われている。
左岸よりキックステップで機登り始めるが、雪渓上は滑りやすく、時間と体力を考えアイゼンをつける。すぐにダンゴ状になるが、それでも無いよりは快適になる。雪渓の下を流れる水の音が気になるが、シュルンドとクレバスに気をつけながら快適に高度を稼ぐ。風が強く吹き下ろしてくるが、ウインドブレーカーを出すほどの寒さはない。
1.800mを過ぎた辺りで、直登して茂倉岳と一ノ倉岳の鞍部を目指すか(以前はここに直登した)、一ノ倉岳に直接向かうか悩む(と言うのも、ここから見ると稜線直下の雪渓が切れており、急な草付きを登らなければならないように見えた)。地図と景色を参考に、小さな雪渓から一ノ倉岳を目指すが、これが大きな間違いであることに、しばらくして気づく。
この雪渓はすぐになくなり、強烈な根曲がり竹のブッシュになり登ることは全く不可能。当初目指していた鞍部の雪渓に向かって、根曲がり竹のブッシュをトラバースする。幸いなことに、アイゼンを装着していたため、滑ることはなかったが、体力を著しく消耗する。ようやく藪を抜け出たところで休憩。
その後、10mぐらいの濡れた草付きを、アイゼンのツァッケを蹴り込み、ピッケルのブレードを打ち込み、まるで氷の斜面を登っているようだった。ようやく稜線直下の雪渓に辿り着き、消耗し切った足を叱咤激励しながら稜線まで登る。
11時58分 稜線着
予定より1時間半くらい遅れる。
軽く食べ、水分を補給し、アイゼン、ピッケルを片付けて出発。
気持ちは元気なんだけど、あしが言うことを聞かない。ゆっくり一歩一歩前へ。
13時55分 オキノ耳
ちょっとゆっくりして出発。
14時35分 肩の小屋
ゆっくりしていると、下のロープウェイに間に合わなくなることに気づく。ここから一気に天神平まで降る。
左膝が悲鳴をあげているが、なんとか誤魔化しながら下った。
16時半 天神平ロープウェイ
1人だった。
フォトギャラリー:11枚
マチガ沢
一の倉沢
一の倉沢
一の倉沢
幽ノ沢
芝倉沢
芝倉沢分岐
芝倉沢から白毛門山を望む
トマの耳/オキの耳
一の倉沢
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | フリース | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 |
| タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス |
| ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 |
| ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール |
| ライター | |||||
| 【その他】 アイゼン、ピッケル | |||||