行程・コース
天候
快晴、軟風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
中央道の「河口湖IC」を出て右の「富士河口湖・富士山」方面に向かいます。国道139号線で「河口湖」から「西湖」の南側をひたすら西に向かいます。「青木ヶ原樹海」を走り「赤池」の交差点を右折して「精進湖」の北岸に向かうと、右手に40台ほど駐車可能な広くて無料の「他手合浜駐車場」に着きます。トイレは道路の反対側(精進湖側)にあります。「河口湖IC」から約18km・30分です。
この登山記録の行程
他手合浜駐車場(05:00)・・・諏訪神社コース入口(05:20)・・・阿難坂/女坂(06:05)・・・「精進湖隧道」北側(06:50)・・・廃道「阿難坂」入口(07:05)・・・「烏帽子山」山頂(08:05)・・・「御坂山塊」主稜線出合(09:00)・・・「五湖山」山頂(09:45)・・・阿難坂/女坂(10:25)・・・「三方分山」山頂(11:00)[昼食 10分]・・・「精進山」山頂(11:15)・・・精進峠(11:50)・・・他手合浜駐車場(12:25)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
御坂山塊の主稜線には古くから太平洋側から甲府へ抜けるための峠がいくつかあります。
その昔「阿難坂(女坂)」は「駿河/精進湖」から北の「甲斐/甲府」へ抜ける「中道往還」の
中でも、その名前のように難所の道だったようです。その由来は、身重の女性が出産後に
母子ともに亡くなり埋葬されたと言われている難所の「阿難坂峠(女坂峠)」です。 現在の
古い道は精進湖から峠までですが、今回は峠の先の廃道を下り「烏帽子山」に登りました。
「他手前浜駐車場」からスタートして「精進湖」北岸から「中道往還」に入り北に向かいます。
「精進諏訪神社」にお参りして、天然記念物「精進の大杉」を愛でて、「居村集落」を抜けて
行くと登山道になります。若干荒れていますが、古い石垣が残り、ジグザグで登りやすい
「中道往還」です。あっという間に「阿難坂(女坂峠)」に登り出ます。そこには埋葬された
母子の石像がありますが、すでに石としての存在しかわかりません。そのまま北に進んで
甲府方面に下りますが峠から先は廃道です。道の面影はありますが、樹木が育ち落石が
散乱していて、とても危険な道です。途中から道が完全に崩落しているので滑落に注意が
必要です。なんとなくジグザグの折れ点を見つけて慎重に下って行きます。所々になぜか
ロープが張ってあるので助かります。何とか滑落せずに下って行くと堰堤が出てきますが
その時点で「中道往還」から外れていました。とりあえず歩きやすい場所を探しつつ下ると
「精進湖隧道」の北側に降り立ちます。国道358号線を15分ほど下り右の不明瞭な林道に
入り、カーブに大岩が現れた場所が尾根の下端なので、強引にガシャガシャと入山します。
最初の大岩からの急登を越えると、急勾配ですが、歩きやすい直登の尾根道になります。
バリエーションルートなので登山道はありませんが、倒木は少ないです。右に針葉樹林帯
左に落葉樹林帯の中央を抜けて登り、檜林を抜けると「烏帽子山」の山頂です。驚くことに
そこにはきれいな三等三角点がありました。そのまま尾根を登り続けると樹木の根が張り
出した危なっかしい痩せ尾根になります。楽しくガンガン登り続けると御坂山塊の主稜線に
登り出ます。そして主稜線を左に「富士山」を眺めながら西に進み「五湖山」を越えて下ると
再び「阿難坂(女坂峠)」にたどり着きます。そのまま主稜線を西に進んで約200m登り返し
「三方分山」の山頂で昼食後、「精進山」を経て精進峠から「精進湖」へ下ると、スタートした
「他手合浜駐車場」の裏手です。駐車場の横には快適な「山田屋ホテル/上九温泉」です。
フォトギャラリー:54枚
装備・携行品
| シャツ | ソフトシェル・ウインドシェル | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
| バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
| 帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | 腕時計 | カメラ |
| ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 虫除け |
| 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 |
| ライター |


























































