行程・コース
天候
快晴、山上は風強し
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
精進湖畔の県営他手合浜駐車場利用。無料。道路反対側の精進湖畔にきれいなトイレあり。協力金50円
この登山記録の行程
精進湖他手合浜駐車場(06:15)・・・中道入口(06:25)・・・女坂峠(07:15)[休憩 10分]・・・三方分山(08:05) [休憩 10分]・・・精進山(08:15)・・・精進山展望ポイント(08:35)[休憩 10分] ・・・精進峠(08:55)・・・南アルプス展望ポイント(09:25) [休憩 5分] ・・・偉主山(09:40)・・・根子峠(09:50)・・・パノラマ台(10:05) [休憩 30分]・・・根子峠(10:40)・・・パノラマ台入口(11:10) ・・・精進湖他手合浜駐車場(11:15)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
精進湖から三方分山、そしてパノラマ台へと一周した。前夜の大雨にもかかわらず登山道にぬかるんだところもなかった。富士の姿を眺めながら、快適な山歩きを楽しんだ。
早朝の精進湖畔には車がいっぱい。テントを張っている人もあり、朝の子抱き富士を楽しんでいた。駐車場から左に車道を歩き出す。精進バス停の三差路から中道往還を入って行く。この道は古くから開かれた甲斐と駿河をつなぐ街道だそうである。途中に立派な杉の大木がある精進諏訪神社にお参りし、民家の間を登る。
舗装道路が切れたところからまっすぐ山道に入って行く。道は沢筋に沿っているが、コンクリートの堰堤を迂回路で避けてつけられている。道標は少ないが、一本道で分かりやすく、ところどころに古い石垣が残っていた。登り着いたところが女坂峠、別名阿難坂。河口湖町の教育委員会による説明板があり、頭の取れた古い石仏が鎮座していた。
峠から三方分山への登りにかかる。道の右側が崩れているところがあるが、ロープが張られたり、迂回路がつけられたりしているので安心である。
三方分山は本コースの最高点。東側の木々が切り払われ、眼下の精進湖越しに見える富士が絶景。まだ山頂に雪はみえなかった。周りの木はほとんど葉を落とし晩秋の装いであった。
小さな祠がある精進山からの下山路は急降下、道に落ち葉が積もり、滑りやすいところがあるので注意が必要である。精進峠の手前に富士山の絶景ポイントの露岩があるが、登山道から左手に少し入っている。分岐に道標はないので踏み跡を注意して寄って行こう。露岩からは精進湖越しの富士が素晴らしい。眼下に駐車場の広場も見えた。
精進湖畔への道と分岐する精進峠を過ぎて登ってゆくと右手梢越しに遠く南アルプス方面の山が見えてくる。登山道からは木々がうるさく見えづらいが、偉主山(いぬやま)の手前に絶好のビューポートがある。ここにも道標がないが、右に延びる踏み跡があるので寄っていきたい。ここからは北岳をはじめとした白峰三山や鳳凰三山が見事。地蔵岳のオベリスクも見え、八ヶ岳連峰も雲の上にすっきり望むことができた。
精進湖への下山路と分岐する根子峠までは、数組の登山者とすれ違っただけだったが、パノラマ台はたくさんの登山者で大賑わいであった。この頃は外国人のハイカーと出会うことが多くなってきたが、この日はグループだけではなく小さい子どもを連れた登山者もあった。みんな富士山の眺めに大喜びの様子であった。
富士が白くなるこれからの季節、パノラマ台だけなら初心者でも安心して楽しめる。本栖湖や烏帽子岳を結ぶルートがある。
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早朝の精進湖畔。たくさんの車やテントも
朝焼けの子抱富士
中道往還入口
精進諏訪神社。立派な杉の大木がある
登山道沿いに古い石垣が残っていた
女坂峠
峠には古い石仏が往時をしのばせる
登山道が崩れたところにはロープや迂回路がある
きれいなモミジが残っていた
三方分山
三方分山からの眺め
富士山頂にまだ雪は見えなかった
気持ちのいい尾根道。晩秋のたたずまい
精進山
精進峠手前の露岩から。コース一番の眺め
精進峠
南アルプス展望ポイントから。中央が北岳、右は鳳凰三山
八ヶ岳連峰
偉主山。「いぬやま」と仮名が振ってある
根子峠
パノラマ台
パノラマ台から本栖湖を見る
パノラマ台から北側、御坂山塊。右に三つ峠、左に大菩薩方面
富士の右には駿河湾や伊豆の山々が見えるはずなのだが雲の中
パノラマ台は沢山のハイカーで大賑わい
パノラマ台入口




