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笙ヶ岳はニッコウキスゲの花畑✿2024

笙ヶ岳( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

曇り時々晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: この日はどの駐車場も満車。吹浦口には2箇所(それぞれ30台程度)。少し離れた大平山荘付近には、50台以上駐車できます。

この登山記録の行程

Start(07:30)・・・笙ヶ岳(10:42)・・・御田ヶ原(12:46)・・・鳥ノ海御浜神社(13:11)・・・Goal(14:36)

コース

総距離
約12.4km
累積標高差
上り約1,000m
下り約999m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 ブルーラインを上って、象潟口の手前にある吹浦(大平)口の駐車場に到着すると、7時過ぎですでに満車だった。少し先にある、もう少し広い駐車場に移動すると、数台ほど駐車できるスペースが残っていたので、車を止め、そこから500mほど下って、吹浦(大平)口から入山した。
 舗装道路の名残がある登山道は、ブナの矮小林の中を行く。つづら折りの急登には花は少なく、ニガナのキバナとシロバナが目立つ。ところどころにヨツバシオガマ、ハクサンチドリの濃いピンクを見て、やがてみはらし台に到着した。
 ここからは台地状に広がりのある景色を見ながら、笹の道を歩く。お目当てのニッコウキスゲがちらほらと見え、やがて小さな沢を越えると湿地状の場所に着いた。ここにはチングルマが群生していた。そこから、石畳の登山道をじっくり登っていく。
 やがて象潟口からの登山道に合流し、御浜と笙ヶ岳の分岐点を笙ヶ岳方向、つまり右側に進む。石畳から木道に変わる辺りには、たくさんの花が咲いていた。ヨツバシオガマ、イワカガミ、ヒナザクラ、アオノツガザクラ、モミジカラマツ、そしてニッコウキスゲ。
 木道を登り切ったところで視界が広がり、目の前に鳥海山(新山)が大きく姿を現した。手前にはニッコウキスゲが群生している。たくさんの人がここで休んでいた。私も景色と花を眺めてしばらく休憩した。
 ここから笙ヶ岳に向かう。笙ヶ岳へは、小さなピークを越えた後、さらに三峰、二峰と二つのピークを越えていく。三峰が見えるピークに着くと、三峰の裾野にニッコウキスゲの群落が黄色に染まって見えた。
 三峰は素晴らしい花の山である。裾野にはニッコウキスゲ、斜面には、驚くことに、ハクサンイチゲの群落があちこちにあり、ヒナザクラ、チングルマも咲いていた。山頂には、もちろんニッコウキスゲ。黄色の向こうに、二峰、その先には笙ヶ岳が見えていた。
 笙ヶ岳山頂はガスで視界が悪く、そのまま引き返して鳥海湖に向かう。途中、残雪が木道を覆っている箇所があり、ここは残雪を横切るか、それとも下部を巻くか迷ったのだが、そのままツボ足で残雪を横切った。
 鳥海湖を半周し、火山の稜線を越えて御田ヶ原に回る。木道の先には鳥海山(新山)が見え、振り返ると笙ヶ岳への稜線が目に入る。時折なびく雲はやがて飛んで、新山の山頂がはっきりと見えるようになった。
 御田ヶ原から扇子森を越えて御浜に至り、御浜から吹浦(大平)口に下る。今日のコースは比較的楽なものだったので、14時半過ぎには吹浦(大平)口に戻ることができた。
 帰路、ちょっと寄り道をして、丸池様に立ち寄る。鳥海山からの伏流水が湧き出る池で、その不思議な色合いに痺れた。

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