行程・コース
天候
初日:雨、2日目晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
扇沢駅に駐車。4時頃で無料第一駐車場は7割程度埋ってました
この登山記録の行程
Start(09:34)・・・北峰(10:59)・・・南峰(11:02)・・・ザラ峠(14:05)・・・分岐(14:40)・・・五色ヶ原山荘(15:02)・・・テント場(06:11)・・・刈安峠(08:06)・・・平ノ小屋(09:18)・・・Goal(13:57)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
扇沢から新しい電気バスに乗って出発。黒部ダムに着くと土砂降りで、皆さん雨具を着てダムを渡っていきます。雨雲レーダーで10分ほど待てば一旦やみそうなのでソロを待って皆さんの後を追います。黒部平で8時から食堂が営業していたので朝食に蕎麦をいただきました。この時点では短時間に強い雨が降ったり晴れ間が見えたりを繰り返していました。ロープウェイ、トロリーバスを乗り継ぎ室堂まで移動し9時半にやっと登山開始です。
一面の霧と時折強い雨が風に吹かれ叩きつける、最悪の天気です。雨雲レーダーでは平野部は雲がないのに立山山脈に向けて次から次に雲が発生しているようです。景色は真っ白なので足元の花を見ながら浄土山方面に登っていきます。キツイ岩の道を30分ほど登ると浄土山に着きましたが、全く景色がなく方向を見失いそうです。地図を確認しながら一ノ越との分岐まで進み、休憩なしで竜王岳の富山側を巻いて下っていきます。短い雪渓や木道を進み獅子岳山頂で雨が一旦やんだので小休憩。ザラ峠へ下り始めると霧が晴れて峠とカルデラが見渡せましたが、それと同時に雷鳴が響いてきて、次の試練が待ち構えています。雨が雨具の中にも滲みてきて心が折れそうになります。精神的に疲れが出ているので、ザラ峠からの登り返しはきつく感じました。途中で出会った方から昨日はテント泊の人が皆小屋に避難したと聞いていたので、一旦小屋に向かい小屋のスタッフに相談することにしました。小屋で状況を尋ねると「小屋で泊まりますか?」との返事であったので、おそらくテント泊はかなり厳しい状況なんだろうと判断し、甘えさせていただくことにしました。
翌日、深い霧の中出発。キャンプ場に向かっていくと長野県側から霧が上がっていき、みるみるうちに青空が。薬師や黒部五郎、赤牛、槍、野口五郎、烏帽子、針ノ木などが見渡せる最高の場所です。天気のいい日にテン泊したいと心から思いました。景色を堪能しながらゆっくり下っていくと、坂が急になっていき樹林の中に入っていきます。刈安峠まで尾根道を進みそこで尾根からそれ右側斜面をジグザクに下っていきます。沢の流れが見えるようになると、本日2つ目の目的の黒部で魚を釣ることが気になってきます。釣り人の性で川が気になって足が止まりますが、降りれそうなところがないので竿を出すのは次の沢にします。
平の小屋を過ぎて最初の中ノ谷で竿を出します。まず湖の流れ込みを流しマスを狙いますが反応なし。それではと増水してポイントの少ない沢を川に入らず流せるところだけ狙ってみます。岩陰の淀みで岩魚がゆっくりフライを追ってきますが、ドラグを回避できずに食わせることができませんでした。日差しを遮るものがない河原で、暑くて30分ほどで納竿しました。
ここからは3時間ほどの湖畔歩きです。湖畔といっても、崖っぷちや渡渉、長いハシゴなどてんこ盛りの道です。2時間ほどでロッジくろよんが見えてきますが、これが近そうに見えて、入江を大きく回り込むのでまだ1時間近くかかります。ロッジでお疲れ様のコーラを飲むことを楽しみに頑張って歩き、やっとたどり着きましたが同時に小屋番がおらず、玄関の中に自販機のコーラが見えているのに生殺し状態です。仕方なく水を一口のみ舗装された道をダムに向かって歩いていくのでした。
2日間の短い時間でしたが、色々あってプチ冒険を楽しむことができました。
フォトギャラリー:29枚
装備・携行品
| Tシャツ | フリース | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | サンダル | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 |
| 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
| 地図 | コンパス | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
| 健康保険証 | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール |
| GPS機器 | テント | シュラフ | テントマット | スリーピングマット | ストーブ |
| 燃料 | ライター | カップ | クッカー | カトラリー |
































