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西吾妻山  リフト 最終の時刻に焦る

西吾妻山( 東北)

パーティ: 2人 (chall 25 さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ。雲多め。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 天元台ロープウエイ 湯本駅P利用(無料)

この登山記録の行程

リフト終点(11:50)・・・中大巓分岐(12:10)・・・梵天岩(12:50)・・・西吾妻山(13:31)[休憩 18分]・・・梵天岩(14:10)[休憩 2分]・・・中大巓分岐(14:50)・・・リフト終点(15:16)

コース

総距離
約5.4km
累積標高差
上り約412m
下り約412m
コースタイム
標準2時間40
自己3時間6
倍率1.16

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

リフトに乗っている時間が長い、長い。
ロープウエイ湯本駅からリフト終点まで小1時間(正確には45分)を要しました。

最後のリフトを下りると時刻は何と! 昼の12時になりなんとしています。
係の人からは15時半までに戻るように声を掛けられてしまいました。

あちゃー。
下調べの至らなさ。やっちゃいました。

コースタイムは3時間半。
ゆとりをもって歩くなら、
リフト終点の到着時刻を10時台にしておくべきでした。

が、リフトに乗れなくても大丈夫! 
ゲレンデの道を歩いて下りればいい訳ですし、
ロープウェイの天元台高原駅からは、車道歩きをしてクルマまで(たぶん)安全に戻れます。

自分一人ならそれでOKですが、
今回は登山を趣味にはしていない「連れ」がいますので、そうはいきません。許されません。
その道中は険悪なムードになること間違いなしです。

絶対に、
時刻までに
怪我をせず安全に戻ってこなければなりません。
これが枷となりました。


帰宅して調べてみると、
「リフト3基乗継ぎ 約40分」と出ていました。

3台のリフトの長さにはびっくりします。
合計2486mもあります。(しらかばリフト544m、しゃくなげリフト722m、つがもりリフト1220m)
夏山リフトとしては日本一の長さ、だそうです。

チケット4500円は、十分にペイする楽ちんな乗り物ではあります。

まぁ、たぶん戻れるだろうと、ストックを取り出し
いざ出発。


さすがに、
この時刻から歩き出す人はいないだろう、自分たちが最後だ。
と思いきや前を行く方々が3グループほどありました。

お仲間がいることにほっとしたものの、
みなさん、「中大嶺」を周回するハイキングのようでした。


〇コースの概要

リフト終点の標高が1820m。
西吾妻山の標高が2035mですから、単純にひき算すれば200mほど登ればいいので、
体力的にいえば「初級」レベルでしょう。
息が切れるような急登はありません。

「かもしか展望台」からは湿原へと下っていき、見晴らしがよくなります。
設置された木道歩きのルンルンはあっと言う間に終わりです。

水場から梵天岩にかけては、一転本格的な登山の様相。
ばっちり装備をした人たちが下りて来てすれ違います。

梵天岩までの距離も高度も大したことはないのですが、
「連れ」に言わせると
大きな石がごろんごろんしているのが大変! とのこと。
どこに足を置けばいいかいやになってくるという気持ちはわからないでもありません。

こういうのを楽しめないからこそ「趣味」になりえないのだろう、と思いつつ口には出さず、
次回の山行は誘わないことにほぼ決定です。

西吾妻山の山頂は湿原をちょっと抜けた先にあり、樹林帯の中。
展望は全くありません。
これもがっかりポイントだったかもしれません。

計画では西吾妻小屋を経由して周回することになっていましたが、
時間に追われているので元来た道を引き返しました。

「連れ」がいるということはそういうことです。


〇計画・アクセス等

 関東の南に住む者にとって東北の山はまず「旅行」です。

 気になるのは、天気。
 現地に行ったら雨だった、では話になりません。

 東北地方の「梅雨明け」情報はないかと調べますが、こちらではニュースにもなりません。
 
 4、5日先の天気予報をもとに出発日を決めました。
 どうかそのまま晴れていてくれ~と願いつつ
 旅程を1泊2日とし、宿をとります。

 さて、当日。
 夜中に起きだし、
 高速道路の料金割引のある午前3時台に出発。
 仮眠をとりつつ東北道を走り、福島ICから米沢方面へ。

 現地(ロープウェイ駅)に到着すると、10時半を回っていました。
 この時点で登山日を翌日にすることも「あり」でしたが、決行。
 雲の多めなのが恨めしい。

 ロープウェイ・リフト共通券は宿泊所でもらった割引券で4500円が4100円に。
 登山用品店のメンバーズカードでも同様の割引が有ります。

〇宿泊
 
 白布温泉に泊。
 Welcomeムード一杯のサービスでした。
 
 マイナスなことを書きこまれたら一大事。 
 宿泊業も大変な時代、です。
 

〇百名山について

 今は収集する気持ちが薄れてきていますが、
 百名山を訪れたときは、登山バッジを買い求めていました。
 チャレンジした記念の印としていました。

 今回は、どうしようときょろきょろしましたが、
 ロープウェイ駅には取り扱いがないようで、見かけませんでした。
 高原駅のレストハウスには置いてあったかもしれません。

 ふと思ったのは、
 そもそもバッジを作るほど特徴をもった山容の山でもないな、ということでした。

 深田久弥著「日本百名山 新潮社」によると、 「吾妻山(2024米)」と章が興してあります。

 書き出しに
 「一口に吾妻山と呼んでも、これほど茫漠としてつかみどころのない山もあるまい。」
 とあるように、確かに印象に残る形をした「峰」がありません。
 これでは商品としてバッジにはしにくいでしょう。

 氏が登った時は、
 ロープウエイなどはなく温泉場(おそらく白布温泉 標高900m程度)からですので
 1000m以上を登って、苗場山のような池塘のある風景に出会ったのでしょう。
 そんな感動から「百名山」としたのかもしれません。

 尚、
 Wikipediaには「見出し」になっている吾妻山の山塊に2024米の山はありませんでした。

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装備・携行品

登った山

西吾妻山

西吾妻山

2,035m

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