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月山(本道寺口之宮湯殿山神社から)

月山( 東北)

パーティ: 1人 (つちのこくん さん )

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行程・コース

天候

晴れ→くもり

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 駐車場は神社の駐車場に停めさせていただきました
10台は停められそうです
トイレはないので、近くの道の駅で

この登山記録の行程

本道寺口之宮神社(03:22)・・・本道寺道登山口(03:44)[休憩 6分]・・・岩根沢分岐(05:32)[休憩 6分]・・・清川行人小屋分岐(07:25)[休憩 11分]・・・大雪城(08:52)[休憩 13分]・・・月山(09:26)[休憩 62分]・・・大雪城(10:40)・・・清川行人小屋(11:35)[休憩 34分]・・・清川行人小屋分岐(12:24)[休憩 3分]・・・岩根沢分岐(13:36)[休憩 13分]・・・本道寺道登山口(15:04)・・・本道寺口之宮神社(15:22)

コース

総距離
約31.3km
累積標高差
上り約2,466m
下り約2,466m
コースタイム
標準14時間30
自己9時間32
倍率0.66

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

毎年5月6月に月山スキー場にスノーボードで来てて、スキー場から見える月山を下から登ってみたくなった
古道で古い石碑や石像があって雪もまだ残ってて、たのしかった
今は「志津温泉の真横か」「リフト乗り場の真横か」…と、マップを見ながらたのしく歩けた
清川行人小屋分岐〜大雪城間の登山道はなかなか大変でした
登山道がやや不明瞭で、足元が草で見えない箇所も多めで、穴や小さな沢(溝?)やすべる岩が隠れているので慎重に歩いた
体力や経験値やしぶとさが求められるルートかと思いました
その代わり、お盆休みでも本道寺ルート区間で行き会ったのはたったの2人だけ
静かで歴史の重みも感じられ、本当に良いルートでした

水場は、この日は夫婦清水と清川行人小屋はたっぷりで美味しい、高清水もなんとか水は取れる
石船はかなり細くて、サカサ清水は枯れてた
2023.9の他のアプリの記録を見ると、サカサ清水はたっぷり出てたのでここで補給と思ったが…この日は枯れてた…
スタートはドデカミン1 .5Lと水0.5L
サカサ清水で補給できなかったがこの時点で1.5L残ってたので、月山登って清川行人小屋まで行けると判断
清川行人小屋で2L補給
全部で3.2L飲んでナメクジさんの手洗いで0.3L使って0.5L残った

今シーズンは疲労での遭難や救助要請がとても多いですね
私が言うのもなんですが、無理のない計画と十分な準備でと思います

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フォトギャラリー:70枚

2024.5.25月山スキー場大斜面トラバースから
あそこを下から歩いてみたくなった…
厳密には、あの尾根の裏手を登りますが

真っ暗闇でなかなか良い雰囲気だ

神社本殿の右手に登山道入口がある

林道と何度か交差するが、案内があって分かりやすい
整備ありがとうございます

みどりの打ち上げ花火がステキ
昼だとスルーするけど、闇の中だと違った一面が見れてたのしい

序盤は広葉樹林にキノコさんがいっぱい

ホットケーキが食べたくなる…

キノコがいっぱいってことは…ヤマナメクジさんもいっぱいいる
みんなすごい食欲でむさぼり喰らってて、癒し系で、いつまでも見てられる

姥像…女人禁制を破って入山した女性が石にされたと…
満月の夜には声が聴こえるらしい…

標高1050m地点、石船の水場
この日はかなり細くて当てにできない感じだった

良いサイズのヤマナメクジさんがわらわらいてステキ
※寄生虫がいるかもなので、あそんだら手をよく洗います…この時点ではサカサ清水が出てるものだと思ってたので、手洗いで水を無駄遣い

石碑が多くて古道っぽい雰囲気がステキ

高清水、この日は水は取れる感じやった
この上のサカサ清水で補給と考えてたので、高清水もスルーした…

雲海に浮かぶ朝日連峰がステキ

なぜかサカサ清水だけ石碑ではない…

昨年9月の記録ではたっぷり出てたのに…
9月に出てるなら8月はもっと出てると思ってたが…枯れてた

トリカブトさんも咲き始め…山は秋ですね

丁石、渋くてステキだけども…行きはなかなか数字が増えないし、帰りはなかなか減ってくれないし…
しかも昔の山小屋跡への案内だから、最後の九十六丁に着いても、月山までの行程の半分……

葉山と雲もステキ

かわいいコベニテングさんがいた

酸っぱくてしょっぱいピクルスにして食べたい

藪漕ぎもたまに少しあって、朝は濡れます

湿原にはお花がいっぱいで良い雰囲気

月山が大きくてステキ

火を焚いて修行してたのか?石碑がステキ

清川行人小屋分岐の上は木の枝が上に覆いかぶさってトンネル状の登山道が多め
涼しくていいね

大雪城の下の急登を登り振り返る
中央右奥の道路のあたりから歩いてきたみたい

急登を登り大雪城エリアに入ると…お花だらけでステキ
イワイチョウさんもいっぱいで、避けながら歩く

最近まで雪渓が残ってたっぽい所には初夏の花が咲いてる

雪が見えてきた

大雪城あたり、一応ガイドロープがあるけど…登山道がやや不明瞭な所も多め

大雪城は誰もいなかった……
スキースノーボードのアプリを見ると、お盆休み前半もリフト終点から板担いで歩いて来てすべってる人がいた…

画像では分かりにくいけど、草や笹がキラキラ光っててステキ

チングルマさんの花もちょいちょい残ってた
雪渓の山は花の季節がごっちゃになってて良いね

かわいいアオノツガザクラさんもいっぱい

胎内岩にも古い石碑がいっぱい
※勘違いしてて、ここを大雪城のチェックポイントかと思ってた…なので、帰りもここをポイントにしました

文政とか明暦とか寛政とか

胎内岩は潜れそうだけど、パンツも汚れそうなのでやめにした……

お綺麗なイチゲさんが…

あちこちで咲き誇ってた

フウロさんに水滴もステキ

お花畑と月山神社もステキ

知り合いに御守りを買うのに、祈祷を受けて中へ入る

入口の休憩所にウサギさんがいた……月だからか?
そしてこの先は撮影禁止

神社の裏手に山頂標識や三角点がある
ここは5月に来た時はそんなに登らなかったけど、雪がないとけっこう登る
そして鳥海山は雲の中で、スキー場方面はガスでなにも見えなかった

山頂東側の雰囲気がステキ

5/26同じ位置からの画像
奥の池塘のあたりまですべって行ってたのしかった

下から神社方面を見上げる
もちろん、歩いて登り返す
スキー場側の牛首あたりと違い、こっちは誰もいない…

綺麗なアゲハさんがいっぱいで…おしゃれないもむしさんいないかな?と探してると…この子があそびに来てくれた

ここもミヤマリンドウさんがすごく格好良かった

帰りは清川行人小屋へ寄ってみた

本当にしあわせな景色で…昔の人が天国とか極楽と思ったのもよく分かる

大雪城エリアから下ると、はるか下に小屋が見える…

東沢ルートも草で足元が見えなくて、すべる岩や穴や細い溝沢が隠れている…
変なこけ方したら簡単に骨折とかしそうでこわい…

渡渉もあるけど問題なく行ける

湿原にはキンコウカさんが
どこまでも終わりが見えないくらい咲いている

東北の避難小屋は2階建てが多い
地元の北アルプスでは見ない感じで新鮮

おしゃれな薪ストーブがステキ
着替えの部屋もあったりと、さすが宮様のために建てられた小屋だ

2階の雰囲気もステキ

トイレも立派

台所には冷たくて美味しい水が「ザンザン」と掛け流しでステキ
休憩300円と書いてあったけど、細かいのが200円しかなかったのでお許しください

清川行人小屋分岐へと戻ると水芭蕉が…実はくまさんに喰い散らかされてて、嫌な感じ
前回の飛越新道では10mの距離でくまさんに出くわしたしこわいわ

ホツツジさんが小っちゃくてかわいくてステキ

帰りは寒河江ダム湖も見えた

下の方は明るいブナの中を歩く
朝はヤマナメクジさんだらけだったけど、陽が出てたからか帰りはいなかった…

行きに撮り忘れた夫婦清水
登山道の上と下にあるから夫婦なのかな?

九十六丁目までありますよ と書いてあるっぽい

宮司さんが本殿へ招き入れてくださって、冷たいお水や自作の登山道のパンフをいただきありがとうございました
お話しを伺っていると、本道寺のルートをとても大切にされているのが伝わってきました
整備もしていただいてるとのことで感謝です

何百年も前の人々も本道寺口之宮湯殿山神社から月山や湯殿山へと登って行ったと思うと、重みを感じます
要体力で登山経験やしぶとさも求められ、誰にでも勧められるルートではないですが、本当に良いルートでした

翌朝、月山IC付近から月山スキー場がきれいに見えた
また来年も5月に来ますよ

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ソフトシェル・ウインドシェル ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池
タオル 帽子 グローブ サングラス 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 登山計画書(控え) 健康保険証 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ GPS機器

登った山

月山

月山

1,984m

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