行程・コース
天候
快晴、平穏
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
日光宇都宮道路の終点「清滝IC」を出て、国道120号線を直進して「中禅寺湖」方面に向かいます。第二いろは坂を登って突き当りの「二荒橋前」交差点を左折して「沼田」に向かいます。国道120号線で「中禅寺湖」北岸を進み「戦場ヶ原」を北上します。「光徳温泉入口」の表示で右折して約1.5km進むと、右に約100台駐車可能でトイレがある「光徳駐車場」があります。「清滝IC」から約25km・45分です。
この登山記録の行程
光徳駐車場(05:15)・・・梵字飯場跡(05:55)・・・林道分岐(06:35)・・・「太郎山」登山口(06:55)・・・お花畑(09:05)・・・「太郎山」山頂(09:25)[休憩 10分]・・・「小太郎山」山頂(10:00)・・・「山王帽子山」山頂(11:20)[昼食 10分]・・・「太郎山」登山口(12:00)・・・林道出合/光徳キャンプ場(12:50)・・・光徳駐車場(12:55)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
日光連山は2,000mを超える山々からなる、東日本有数の山塊です。奥深い高峰が連なり
有名なのは、日本百名山の「男体山」と「白根山」ですが、「日光三山」も優れた名峰です。
「日光三山」とは、日本百名山「男体山」、日本二百名山「女峰山」そして日本三百名山の
「太郎山」の3座です。今回は過去に悪天候で中止をした、「太郎山」2,368mに登りました。
多くの登山者は、狭い裏男体林道を走り、「梵字飯場跡駐車場」からピストンで登りますが
今回は縦走するので「光徳駐車場」から早朝スタートです。テクテクと林道を1時間40分
歩いて「太郎山」登山口に着いた頃には、すっかり明るくなっていました。あまり歩かれて
いないのか明瞭ですが荒れていない登山道は最初は緩い勾配で足慣らしには良いです。
深いシラビソの森を70分ほど登ると、左の展望場所に出て、裏「男体山」が眺められます。
この展望場所を過ぎると、いよいよ急登が始まります。容赦のない急登は、両手と両足が
必要です。直線的に登るルートにはロープが出てきて、倒木類などを乗り越えて行きます。
登山道が岩場に変わると後方に大展望が広がり始めます。岩場を登り、ザレた斜面を2回
トラバースして一越えすると、「お花畑」という広い平原に出ます。「お花畑」の中央を進み
再び森に入り、再び岩場の急登を登りきると、そこそこ広い三百名山「太郎山」の山頂です。
「男体山」~「中禅寺湖」「日光白根山」そして「燧ケ岳」までの展望を楽しんだら、目の前の
ギザギザの稜線に入っていきます。軽く下ってナイフエッジを抜けて、アルペン的な景観の
岩稜地帯を超えて登り返すと、明治時代の御料局三角点がある、「小太郎山」の山頂です。
目の前の展望は「太郎山」より開けています。「小太郎山」からは次のピークに向けて一度
大きく下ります。笹藪や樹林帯を抜けて転倒に注意しながら、ひたすら急斜面を約400m
下ったら鞍部にはダケカンバの大木が1本待っています。そして笹の藪漕ぎをしながら登り
返すと「山王帽子山」の山頂です。山頂で昼食後、下山しますが、笹の藪漕ぎはさらに高く
激しくなり、足元の登山道が見えない状況で慎重に下ると「太郎山」登山口の山王林道に
出ます。少し登り「旧山王峠」から「湯元光徳線歩道」で下り、スタートした「光徳駐車場」に
戻りますが、この樹林帯を通る歩道の階段の段差が高く、最後にかなりの困難となります。
アプローチは長いですが、標高2,000mを超える日光連山の中でも、ひときわ目立つ山様は
さすがと言える、登山道、深い森、岩場、お花畑、絶景、さらに縦走と楽しめる名峰でした。
やっと日光三山コンプリートです。「日光三山を登らずして結構と言うなかれ」、素晴らしい。
フォトギャラリー:57枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ソフトシェル・ウインドシェル | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 |
| タオル | 帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | 腕時計 |
| カメラ | ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
| 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
| トレッキングポール | GPS機器 | ライター |





























































