飯能市三名山の一つ柏木山は展望の山～富士山を始めとして、大山・丹沢山・蛭ヶ岳・檜洞丸・大室山・馬頭刈山・鶴脚山・大岳山・御岳山・御前山・川苔山・棒ノ嶺・日向沢ノ峰・蕎麦粒山・有馬山～

ハイキング

柏木山（関東）

2024.11.29（金）

パーティ： 2人 (モーちゃんさん、ほか1名)

モーちゃんさん

行程・コース

天候

晴れ。弱い風。気温

登山口へのアクセス

マイカー
その他：往路は、国道２９９号線バイパスを下り中山西交差点(武蔵丘ゴルフコース入口)を左折し飯能市立図書館前信号機を右折。県道２８号線へ出て南下して飯能茜台大橋を渡り最初の信号機右折し狭い道を約１km進む。途中に八耳堂有。外の公衆トイレ拝借。
突き当りのY字路を左折し大河原工業団地方面へ約５００m進むと右手にあかね尾根道コース入口駐車場。トイレ無。１０台位収容可能。登山口はすぐ北側隣りにある。
復路は飯能中央公園トイレを拝借。駐車場利用は午前８時～２１時半。

この登山記録の行程

自宅6:10⇒6:48八耳堂公衆トイレ6:53⇒6:58あかね尾根道コース入口駐車場7:10・・・7:34柏木山分岐7 :40・・ふじみの丘・・・8:05柏木山9:00・・・富士見の丘・・・9:22柏木山分岐9:27・・・9:44あかね尾根道コース入口駐車場10:00⇒10:12飯能中央公園トイレ10:17⇒10:42 病院10:48⇒10:50山田うどん北中店(野菜タンメン・餃子・鍋焼きうどんt)11:40⇒11:45自宅。

コース

総距離: 約2.9km

累積標高差: 上り約234m; 下り約234m

コースタイム: 標準1時間5分; 自己1時間24分; 倍率1.29

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

　『山と渓谷　全国絶景低山１００』２０２２年１１月号３７ぺージ「柏木山」を先日、読み直しました。写真・文共に打田　鍈一氏(うちだ　えいいち)。３度目になりますが、また、出かけてみたいと思い,計画しました。
　柏木山は、私達の住む所沢市の近くの町、飯能市にあります。標高３０３mであれば、登山道は、初冬でも乾いているし、泥濘も少ないので、転倒の心配はないと考えました。難易度は、初心者向きだし、眺望がよいので、後期高齢者の私達にはもってこいです。
　登山道は、粘土質のため、濡れていると大変滑りやすくなります。歩幅を小さくして、足裏全体を登山道に置くようにして歩きました。

　懸念材料は、
①水洗トイレの問題
　山中には、トイレが全然ないことが分かりました。そこで、往路は途中の八耳堂・軍太利神社の外公衆トイレ。復路は飯能市中央公園トイレに寄り、用を足すことにしました。コンビニでも可能。

　駐車場から柏木山を往復すると、所要時間は概算して、撮影時間・休憩入れて私達のスロー・ぺースでも約３時間、何とかトイレはがまんできるでしょう。　
　自宅近くに戻って来て、昼食は、山田うどんで食べることにしました。

➁駐車場の場所
　数年前、飯能大河原工業団地の工事に伴い、付近の道路や公園が整備されました。様子が大きく変わり、古い地図には、掲載されていなかったのです。
　『山と高原地図22　奥武蔵・秩父　２０２３年版』昭文社発行を購入すると駐車場がちゃんと記載されています。
　「あかね尾根コース入口駐車場」へ行くには、カーナビの地図を出します。とりあえず手前の八耳堂・軍太利神社(住所、飯能市大河原５８２番地)をカーナビに住所入力します。すると、地図が出ますので、カーナビ画面のカーソルを指で移動して、目的地の駐車場に当てて、セットすると到着できます。

１　駐車場・登山口から柏木山頂まで
　　歩き始めは、３本の登山コースがあります。
　〇　ジャンダルム尾根コース(北コース)。登山口は、茜台自然広場の奥、(最後のベンチの約３０m先)を右折して、直登で急登を上がって行きます。ゴルフ場フェンス沿いを歩きます。
　〇　今回は、真ん中を通るあかね尾根道ハイキングコース(ホタル沢沿い)を選びました。茜台自然広場を通り、良く踏まれている登山道を進みました。
　〇　百年ナラ尾根コース(南コース)。前半は、登山道が狭くて急登が続きます。見晴らしの良い場所からは、比較的平坦になります。登山口は、駐車場から茜台自然広場へ向かうコンクリート道が無くなり、土の道に変わる場所の３０m先、左手に登山道入り口が見えます(写真の最後に登山口がある)。

　あかね尾根道ハイキングコースは、前半は傾斜が緩やかですが、沢が無くなる頃から急登になり、木製の急な階段が現れました。歩幅を小さくして、ゆっくりと１歩ずつ、足を動かしました。尾根に上がると、「赤根ヶ峠」の文字の道標が現れました。
　しかし、「柏木山」の文字が無いので、不安になりますが、取り敢えず赤根ヶ峠方面へ「フェンス沿いコース」を進みます。赤根ヶ峠方面へ進み、下ったり上がったりすると、やがて、柏木山の文字が入った、新たな道標を見ることができます。

　富士見の丘は、樹木の間から丹沢方面や大岳山方面が見えました。場所を移動して撮影しようとしても、富士山は、鶴脚山の後ろに有りますが、雲がかかっていました。
　やがて登山道の左奥に柏木山頂のような山が見えて来ました。

　山頂直下から見上げると、大きな手作りの看板に山名の文字を認めて、嬉しくなりました。山頂に上がってみると、北面を残して、周囲の樹木を全部伐採したようで、大きな切り株がたくさん残っていました。絶景が広がっていて、うきうきして来ました。駐車場から約１時間で到着できました。

２　柏木山頂
　山頂広場からは、上空が青空でしたので、東方と南方・西方の展望が楽しめました。富士山を真っ先に場所を変えて探しました。しかし、雲が、被っていました。
　妻と撮影しながら、時計回りに、山座同定をして楽しみました。
　大山・丹沢山・蛭ヶ岳・檜洞丸・大室山・連行峰・馬頭刈山・鶴脚山・日ノ出山・大岳山・御前山・鷹ノ巣山・川苔山・棒ノ嶺・蕎麦粒山・有間山・蕨山等々。
　妻は、視力が私よりも良いので、手前の高尾山や陣馬山、御岳山のケーブル山頂駅や宿坊まで、目視できていました。
　富士山が、全体の雄姿を見せたのは、下山する直前になりました。私が、「富士山頂が見えるよ」と喜びの声を上げて、妻に知らせました。

　柏木山頂には、手作りの木製の人形がありましたので、じっくりと観察しました。時間をかけて、完成させたようで、感心しました。
　また、手作りの、伐採した幹や枝を用いたベンチがたくさんあり、休ませていただきました。筑波山に向けて手作りの筒がありました。臨み込むとぴったりと筑波山が入っていました。レンズは、入っていませんが、筑波山だけよく見えました。ゴミが一つもありませんでした。
　地元の皆様は、柏木山を愛して大切にされていることが良く分かりました。
ありがとうございました。

◎公共機関利用の場合
　１　飯能駅東口から国際興業バス。　バス停永田大杉下車。吾妻峡を渡って約２０分であかね尾根ハイキングコース登山口到着。

　２　逆コースとなるが、赤根ヶ峠方面から柏木山へ向かうことも可能。あさひ山展望公園に先に立ち寄ると良い。
　西武池袋線飯能駅南口西武バス約１６分「美杉台ニュータウン」下車。公園まで徒歩４分。出かける前に最新の時刻表を確認してください。大きな工場や住宅街があるので、始発が早く、本数が多いです。
※問い合わせ先　西武バス飯能営業所電話０４２－９７２－４１２３(9:00～18:00)
平日　　始発５時２８分。５時５７分。以後１時間に５～７本。
土曜日　始発５時２９分。５時５３分。以後１時間に３～５本。
日曜日　始発６時０６分。以後１時間に３本程度。
　
３　飯能駅西口から長い坂を上がってあさひ山展望公園まで徒歩約４０分。