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今シーズンラッセル始め阿弥陀岳/LEVEL29

阿弥陀岳( 八ヶ岳)

パーティ: 2人 (とっち さん 、ほか1名 )

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行程・コース

天候

朝:小雪、無風、昼:弱風、雪

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

美濃戸(06:53)・・・行者小屋(09:03)[休憩 52分]・・・中岳のコル(11:18)[休憩 22分]・・・阿弥陀岳(12:13)[休憩 10分]・・・中岳のコル(12:46)[休憩 5分]・・・行者小屋(13:32)[休憩 14分]・・・美濃戸(15:20)

コース

総距離
約10.8km
累積標高差
上り約1,311m
下り約1,311m
コースタイム
標準6時間25
自己6時間44
倍率1.05

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

唐松岳でも行こうかと思ったけど白馬スキー場は全面滑走してないので八方池山荘までリフトで上がれないから嫌よ八ヶ岳もまだまだだけどちょっとはあるよ美濃戸からなら小淵沢は嫌よじゃあ原村にでも泊まる?待合せは松本がいいわ岡谷JCTが混むよもう工事終わったわよ
金曜は新潟出張で1140頃に工場を出発する116号を走って西山ICから北陸道上越JCT上信越道更埴JCT長野道で松本ICで降りて158号で松本駅東口のアルピコターミナルの前で彼女を乗せる1405お昼はどうする?サイゼリヤも王将もあるわよと駅裏を進むと何軒か店が開いているコインPに停めてタイ料理の幟が出ている店に入ると1407店内は誰もいない適当に座って日本語が通じないタイ人ぽいスタッフにグリーンカレーとソムタムを頼むと中東系のスタッフが出て来てソムタムは出来ない青パパイヤがないのかなじゃあヤムウンセンでいいよ出てきたグリーンカレーはジャスミンライスではなくただのご飯それでも美味しいと彼女は喜んで食べているうちにヤムウンセンが出てくる春雨を戻す量を間違えたのか大量過ぎて途中でギブアップすると彼女が食べ切ってくれるまあ美味しく食べて店を出て1500車を出発させて松本ICから上信越道岡谷JCT中央道諏訪南ICで降りて八ヶ岳ズームライン鉢巻道路を左に入ると第1ペンションビレッジを通過する前にここらに泊ったわねと先に進んで第2の区画に入って行くとどの建物もボロボロで少々廃墟の雰囲気があるここらだよねと看板を見ながら進んでも見つからなくて1周して元に戻るとこれじゃない?写真だと大きな看板が小さくて見過ごしてた先客ゼロの駐車場に車を置いて1550宿に入るとスエット上下で裸足のご主人が出迎える左手の食堂は自由に使えます今晩はお二人だけですのでお風呂はいつでも入れますと説明を受けて2Fの部屋に案内されるとツインベッドに大きなソファ二つの広い部屋荷物が沢山置けてとても便利彼女はタオルを忘れてケトルがないわね借りてくるよと食堂に降りると左手の暖炉に火が入っていて暖かいカウンターで呼び鈴を鳴らすとご主人が出て来てタオルとケトルを借りたいというとしょぼいタオルを持ってきて無料で結構ですケトルは明日の朝までにここに出して置きますタオルを持ち帰ると早速彼女はお風呂に行って交代に僕も入る風呂はとても狭くて普通の家の風呂ぽい湯船に浸からず出てしまいしばらく部屋でだらだらして夕食できるところを調べるとあまりない部屋着から着替えて1727に車で宿を出て目の前の八ヶ岳自然文化園のカフェの駐車場に停めて大きな円形の建物に入ると全部がカフェで少々驚く円形のガラス戸に沿って居心地良さそうなソファが配置されていて数人のグループと暖炉の前の特等席に女性客一人がいる隣のテーブルに座ってシーザーサラダとサーモンマリネ豚ときのこのピザをを頼む彼女は赤のグラスワインどれもまあまあのお味でまともな食事ができてありがたいグループも女性客もそのうち帰ってしまうと入れ替わりに親子連れとやっぱり6人ほどのグループが入ってくる別荘族なのかペンションの客なのかこの辺りには食べる場所なんてなさそうだし便利だよね美味しく食べ終わって店を出て1832コンビニを検索してAコープのあたりまでかなり戻って明日の朝食と行動食を買込んで1854宿に戻る1904部屋にいったん入るけど暖炉が温かそうだから脇でお茶しようと食堂に降りるともうケトルが用意されているケトルでお湯を沸かしてインスタントコーヒーで寛いで明日は南陵から登ろうか美濃戸から登ろうかこれだけ八ヶ岳行ってるけど行者小屋から阿弥陀は登ってないから美濃戸から行ってみようケトルを部屋に持ち帰って部屋にはテレビがないのでおしゃべりしてダラダラして22時ころには寝たのかな結局宿の人を見たのはチェックインとケトルを借りるので呼び出したときだけ後はいるのかいないのか全く不明な宿だった(笑)
朝はアラームで05時に起きる食堂脇の冷蔵庫に入れていたゆで卵と牛乳おにぎりにバナナで朝食を済ませてホカロンを持ってくるのを忘れたのに気付いたけどもう遅いカイロ以外は本格的な冬山装備をして宿を出るときはまだ暗い0622鉢巻道路にでてすぐに船山十字路の分岐を過ぎて八ヶ岳登山口の標識を右に入って美濃戸口から林道に入ると積雪に轍が深い四駆スタッドレスなので途中よくスタックする難所を難なく抜けるけど腹を擦るのが嫌でスピードが出せないので赤岳山荘に近づくと後ろからSUVに追いつかれてしまう赤岳山荘手前の坂も難なく登って山荘前で車を停めるをSUVは坂道発進が心配なのか坂の手前で様子を伺っている山荘のおばさんが出てきてくれないので車を降りて駐車料金を払って左手先の駐車場の右手前に停めると0641後ろのSUVも坂を上がってくる車から降りると他の連中も車から降りて忙しくしている僕らも準備をしているとラッシュガード1枚でおいおい寒くないのかよという恰好の姉ちゃんのカップルが目の前を通っていく僕らもようやく凍結した登山道を歩き出す0653南沢分岐0700を右手に進むと堰提の脇を通って橋を2つだか渡るこの辺りは地面に砂糖をまぶしたようでほとんど雪がない歩きづらい岩やら根っこやらを避けながらここは3年ぶりくらいでこんな道だったんだねと登っていくと白く霧氷に凍り付いた木々がキレイ行者小屋まで半分くらいになると沢の左右を何度も行き来する6本だったかの橋を渡る辺りでソロ男性に追い抜かれて一人追い抜く凍結して足元が滑り出すので8分掛かってチェーンスパイクを履くと0829たちまち雪深くなってくる行者小屋のヘリポートあたりはくるぶしくらいの積雪で今朝のカップルに追いつくので抜かしてしまい行者小屋に着くと0903結構風が強くて右手の階段下に装備を整えている年配カップルが一組いるだけ僕らも12本爪に履き替えて彼女がポットのお湯でコーヒーを入れて行動食を食べていると続々と後続が到着する薄着のカップルはクライミングでパンツやシェルを着こんでいる抜かしてきたソロ男性は長居せずに先に行く文三郎道方面からはテン泊者だろうか3名くらいが降りてくるし5~6名くらいの兄ちゃんのグループは何人も入れそうなデカいテントを張り始める氷点下10度以下だと思うのにみんな押しなべて薄着でびっくりする僕らはバラクラバにゴーグルのフル装備をしてようやく出発するしばらく緩斜面を登って阿弥陀岳分岐に着くと0947阿弥陀岳方面には全くトレースがないだけじゃなくて降り積もった雪に誰かが通ったような凹みもない赤岳の方が簡単だよ?阿弥陀に登りに来たんじゃんと言われて手探りで前に進むサラサラの雪が膝上まで積もっていて入り口がフラットで立木も薄いのでどこが登山道だかわからない適当に進むとYAMAPのルートと大幅に外れるので別れた場所まで戻って地図と重なるように方角を修正して歩き進むとようやくピンクテープが見つかるしルートらしき木々の薄いところを目安に斜面を登りだすもうそこからはとにかくラッセルオンリーになる強風の予報なのにこちらは山影なのか一切風がなくその分サラサラの雪が降り積もる後半の右斜面のトラバースは一切フラットな場所が無くて普通に歩くと体が谷川に傾いてしまうので1歩づつ何度か足を上げ下ろししてステップを作り後続の彼女のために雪面を均しながら前進するとどうやら中岳のコルの手前まで来ている目の前に左右に延びる尾根があって右上に続いているし樹木も生えていないのでルートを勘違いして尾根を登り始めると尾根を跨いだ下の方に標識が見えてあれが中岳のコルかどうやら中岳阿弥陀岳の稜線に上がり切る前に阿弥陀岳方面にショートカットしていたらしい大分遅れている彼女に直進するように声を掛けて僕は少々戻って中岳のコル1118少し休もうとザックを下ろして彼女がコーヒーを入れてくれて行動食を食べる風が強まっているので装備を整えて13分休んで稜線を阿弥陀岳に向かって登り始める出だしの樹林帯はすぐ終わって風が強まると積雪は少なくなって岩場の上りに変わるところどころロープや鎖が露出しているけどほとんど埋まって使えない最後に赤っぽい岩が露出して雪が付いていない難所に差し掛かる岩の凹凸部分に残る凍結した雪に前爪を掛けて慎重に上るとようやく阿弥陀岳1213阿弥陀様だろうか凍結した仏像がぽつんとあって遅れて山頂に上がってきた彼女が誰か来ている?小雪がぱらついていて足跡があったとしてもすぐ消える御小屋尾根から来たかもよ彼女はなにを想ったか雪に上に座って強風のなかシェルの上に羽織っていたダウンをシェルの内側に着込んでバラクラバを脱いで被り直している寒くないのかよ(笑)身だしなみを整えて阿弥陀岳2805Mで写メを撮って10分滞在して下り始める登りの難所だった赤岩は上からだと体を横向きにしてサイドの爪で凹凸に足を掛けて降りると難しくもなんともない中岳のコル1244登りのトレースはかなり消えかかっているけどそれでも登りよりは全然楽で登りの半分くらいの時間で行者小屋に着く1332小屋前の広場には今朝の大人数の兄ちゃんグループが巨大なテントを設置していて他にも3張ほど小屋の階段の下には行きにもいたのとそっくりな年配カップルだけがいて赤岳行ってこられました?阿弥陀です分岐からトレースついてましたねどうでしたずっとラッセルさせられました12本爪は外さずにもう風はないのでバラクラバやゴーグルを外してピッケルも仕舞う12本爪をチェーンに変えて行動食を食べているとカップルは赤岳鉱泉方面に出発していく身軽になって14分滞在して下りにかかる大勢が登ってきたと見えて雪は踏み固められているまだ雪が降り続いているなか小走りで下ると彼女が遅い所々で待ちながら降りていくとこの時間に結構登ってくる連中がいる順調に降りきって赤岳山荘駐車場1520車に戻ると右隣に日産のSUVがぴったりくっついてドアが開けにくいこんなにつけやがってとぶ~垂れているとソロ姉ちゃんが降りて来てたちどころに車に乗込んで出発していく形相がすごくて彼氏と喧嘩して降りてきた?急いで装備を片付けして車を出発させる1539もうチェックインしちゃうでしょう?昨晩の宿にほど近い温浴施設を併設した旅館に着く1600ちょっと離れた駐車場に車を停めて山服のまま施設に入ると豪華なエントランスでびっくりするフロントではおばさんが延々とスタッフと会話していてチェックインできない辛抱強く待っているとようやく気付いて譲られる宿帳を書いて夕食は18時朝食は07時と08時をお選びくださいで08時にする旧館の2Fの広々とした和室に入って早速お風呂に入ろうとタオルを持って1Fエントランスの奥から接続している隣の入浴施設に入る彼女と休憩室でねと別れて男性浴場に入るとあまり混んでいない体を洗って内風呂に入るカイロを忘れて冷え切った手足の指先がジンジンして気持ちいい風呂から上がって髪を乾かそうとすると有料のドライヤーしかなくて仕方ないなと入浴施設の受付付近で彼女を待つといつまでたっても出てこない休憩室を覗いたり探し回っているうちに旅館の内湯ならドライヤーがあるはずと思い付いて内湯で頭を乾かしてまた彼女を捜索するとうとう見つからなくて旅館のエントランスかもと歩いていくと彼女と出会ってようやく部屋に戻るお風呂どうだった?女湯は激混みよ部屋でしばらくダラダラしていると夕食時間になって1F左手の食堂に向かう窓際の席に通されるとガラスがひんやりして寒いのでカーテンを下ろしてもらう夕食は和食膳でぶりの照り焼きに焼売茶碗蒸し小さなとろろにこれまた小さな冷ややっこに漬け茶碗に盛られた雑穀米と味噌汁で年寄りにはいいかもしれないけどボリュームがなくてしょぼい赤ワインをグラスでもらって食べ始めるとあっという間に食べ切ってしまう彼女は雑穀米をお代わりしたかった頼めばいいじゃん小心者なのよ(笑)他のテーブルはたぶん新館の宿泊者だろう浴衣の柄も違ってコース仕立ての洋食らしいお安いプランだからしかたないな(笑)食べ終わってしばらくすると他の客はみな帰ってしまうので僕らも部屋に戻る布団を敷いてだらだらしてまたお風呂にいこうよ大風呂は混んでるから内湯がいいわと旅館の内風呂に行くと空いているけどお湯は入浴施設の方が濃い感じ部屋に戻ってテレビを見て寝る前にもう一度風呂に入る明日の朝食はゆっくりだからと23時ころには寝たのかな
久しぶりの八ヶ岳は雪がいっぱいあって楽しめた阿弥陀岳は難所が少なくてスリルに欠けるけど全く踏み跡のない雪面を延々ラッセルしながら歩けて楽しかった明日はモンチュラのアウトレットショップで買い物して混まないうちに帰ろうか

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装備・携行品

登った山

阿弥陀岳

阿弥陀岳

2,805m

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