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【登り納め】塩山駅⇒大善寺バス停→柏尾山→宮宕山→甲州高尾山→棚横手山→大滝不動尊→勝沼ぶどう郷駅

甲州高尾山( 関東)

パーティ: 1人 (もぎゅ さん )

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

大善寺(09:46)・・・柏尾山(10:16)[休憩 3分]・・・車道(11:09)・・・宮宕山(11:17)・・・甲州高尾山(11:21)[休憩 48分]・・・富士見台分岐(12:27)・・・分岐(12:45)・・・棚横手山(13:01)[休憩 16分]・・・分岐(13:30)・・・展望台(13:43)[休憩 10分]・・・大滝不動尊(14:05)[休憩 3分]・・・三滝橋(14:38)・・・大滝不動尊前宮(14:51)・・・勝沼ぶどう郷駅(15:09)

コース

総距離
約12.2km
累積標高差
上り約1,469m
下り約1,459m
コースタイム
標準6時間15
自己4時間3
倍率0.65

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今年31回目の登山です。
2024年も12月30日、登り納めです。
今回は、今年特にお世話になったと思っている山梨県の甲州高尾山に行くことにしました。空いてる方の高尾山です。
棚横手山も経由する王道の周回コースを、甲州高尾山登山口の方から登って勝沼ぶどう郷駅に降りる工程で行くことに。

朝9時前、塩山駅に降り立ちます。
ここから甲州バス・甲州市縦断線を使って大善寺バス停まで移動します。
縦断線の別便で甲斐大和駅からもアクセスできます。
・大善寺バス停~柏尾山
09:46、ほぼ定刻通り大善寺バス停に到着。
西に歩くと標識があり、一段上がると五所大神社という小さい神社。あずまやがあるのでここで準備を整えるといいでしょう。
落ち葉の積もった登山道を少し歩くと、害獣対策のゲートが。扉の中に入ります。
ここからしばらくつらい区間です。
柏尾山までは斜度が高くて、乾燥して砂や小石が多いのでやや歩きにくい。落ち葉で道が少し隠れて見ずらいです。しかし、全工程でキツめなのはこの区間だけです。
30分程度で柏尾山に到達です。
・柏尾山~車道横断
10:20くらい、甲州高尾山に向け歩きます。
さっきまでの斜面と異なり、かなり平坦な尾根歩きです。
尾根の一本道を開けるように森が分かれていて、奥多摩とかでよく見る防火林を思い出します。
落葉の時期だからというのもありますが、開けた視界に青空、背後から日差し、じっといていたらぽかぽかで眠たくなるくらいいい陽気です。
20分くらいすると少し登りになります。落ち葉が多すぎてラッセルみたいになる時がありますが、道を見失うことは無いでしょう。
11:09、目の前に車道が現れます。道を挟んで真正面に甲州高尾山への取り付きがあります。
・車道横断~嶮ヶ峰~高尾山山頂~東峰
取り付きから再び登山道に入ります。
といってもまたほとんど平坦の尾根を歩くことになります。
すぐに嶮ヶ峰の看板に到着します。事前リサーチした記憶が正しければ、この横に「宮宕山」の看板もあったはずなんですけどね、見つからなかったです。位置はあってるけど。
引き続き前に進んでいきます。わずか数分で甲州高尾山山頂の看板です。
眺望無いじゃないって感じなんですけど、景色が良いのはこの先の東峰。山頂を通過点にして5分程歩きましょう。
11:27、甲州高尾山東峰に到着!
・甲州高尾山東峰
登山道から東側に出っ張っていて遮るものがない展望台になっている場所です。
北東の方を見ると大菩薩嶺のエリア、東は滝子山のあたりでしょうか。
南東は富士山が見え、南西方面には甲州市、甲府盆地、奥に雪化粧の南アルプスが見えます。
西~北西は木がかかっています。
日当たりが良くてぽかぽかしています。
あいにくベンチとかはないんですが平らで座ることはできます。眠くなる。
せっかくの登り納めですから、お紅茶を淹れて休憩します。
・東峰~富士見台分岐~富士見台~分岐
1時間弱休憩しました。予定より速かったんでのんびりと。
富士見台や棚横手山に向けて北上していきます。しばらく右手に林道を見下ろすかたちになります。
少し歩いた先に分岐がありますが、ここは直進。左に降りると下山ルートとなります。
登っていくと開けた尾根になります。足元の日陰にはうっっっすら雪が。
先程の分岐からは15分程度で富士見台です。
まあぶっちゃけ東峰の方が景色が良いんですけどね、目下甲州高尾山を見下ろしながら正面に富士山が臨めるのでこれはこれでいいもんです。登ってきたなって感じられます。
富士見台を過ぎるとすぐに分岐に出くわします。
左が今日の下山ルートですが、この分岐から棚横手山を往復します。
・分岐~棚横手山~分岐
12:45、分岐を直進し棚横手山へ。
10分もせずに林道を横切ります。合流して正面に階段があります。
そこからもう10分、ちょっとしたピークを超えてさらに歩くと棚横手山です!
今回の工程の最高標高1306mです。
景観は東~南のみで狭めなんですが、甲州高尾山よりも標高が高いので富士山がはっきりと見えます。
20分ほど休憩し、下山に向かいます。
甲州高尾山よりはマイナーなルートかもですが登りも下りも特に不明瞭な区間はありません。
13:30に分岐に戻ってきました。
・分岐~展望台~大滝不動尊
分岐から下山ルートに入ります。
これまでと打って変わって暗いヒノキの人工林を降りていきます。
10分も歩かずに林道に合流します。左折して林道を歩きます。
この区間は足元を見れば分かりますが、左手の斜面からの落石が非常に多いようです。歩く時は要注意。
13:41に十字路に出ます。正面突き当たりが展望台、左は林道が続き、右は大滝不動尊への登山道です。せっかくなので展望台へ。
展望台は開けていて、西方面が良く見えます。甲州市を見下ろしつつ、奥に南アルプスです。
13:54、展望台を離れ再び登山道に入ります。といっても10分も歩けば大滝不動尊です。
途中に神社?のわりと新しくて綺麗な祠がありますが大滝不動尊とは別なんだろうと思います。
左下に大滝不動尊が見えますが、ちょっとした橋が目の前に現れます。
この橋から右に視線を向けると見事な氷瀑(凍った滝)が見れます。写真だと伝わりづらいんですが、迫力に圧倒されます。
これはどうやら大滝不動尊のいくつかあるうちの滝の1つみたいです。
社に出ると奥の方にも滝が見れます。
階段を降りて道路に出るまでの左手にも滝。すごいところに神社を建ててるもんです。
・大滝不動尊~勝沼ぶどう郷駅
14:12、ここからは地獄の道路歩きです。
3kmくらいはずーっと峠道のようなうねうね道路をただただ降りていくだけ。
開けてはいるので展望台からも見えた西方面の景色を見ながら歩きます。
14:40くらいに三滝橋というチェックポイントに到着。ここを道なりに行ってもいいんですが、もう2うねりくらいして大周りになってしまうので、ここを右折します。アスファルトから土の林道に入る感じ。
途中寂れてもう使われていないであろう青年の家があります。朽ちたキャンプ場はなんとも寂しい。
10分行くと害獣対策のゲートです。ようやく人里。
ゲート抜けてすぐ横に大滝不動尊の平地版があります。
そっからさらに15分くらいブドウ畑とか住宅街を通れば勝沼ぶどう郷駅です。
15:18発の電車までには下山できました。お疲れ様でした。

今回甲州高尾山と棚横手山を登りましたが、交通アクセスや難易度、景色を総合するとかなりいい山だと思いました。リピ確定です。
大滝不動尊へのルートは如何せん道路歩きが長くて退屈なので、大善寺バス停からのピストンの方が楽しいかも。

さて、2024年最後の登山でした。
目標としていたものがいくつかありましたが、
①年間30回以上山に行く
②テント泊登山をやる
③丹沢縦断する
④八ヶ岳をせめる
⑤南アルプスをせめる
⑥雪山に行く
このあたりは無事達成できたのでよかったです。
悪天候などで見送って未消化だったのは、
①甲武信ヶ岳踏破
②瑞牆山金峰山
くらいでしょうか。

来年も引き続き山に依存していこうと思います。よろしくお願いいたします。

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登った山

甲州高尾山

甲州高尾山

1,160m

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最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
5時間35分
難易度
コース定数
24
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