行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
その他:
(行き)徒歩
(帰り)唐木田駅より小田急線
この登山記録の行程
鶴川(09:02)・・・神明社・・・(9:16 9:28 休憩12分)・・・栗平駅分岐(09:30)・・・車道(09:38)・・・真光寺公園分岐(09:56)・・・真光寺公園(09:59)・・・いずみ浄苑(10:02)・・・分岐(10:17)・・・防人見返りの峠(10:37 10:52 休憩15分)・・・車道(11:07)・・・一本杉公園(11:26 11:40休憩14分)・・・中坂公園裏(12:00)・・・Y字橋(12:21)・・・多摩清掃工場前(12:29)・・・唐木田駅(12:51)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
登山するだけの時間が取れなかったので、正月の快晴に誘われて近所の里山から「多摩よこやまの道」を繋いで歩きました。このコースは、以前もレコを載せましたが、今回は小田急線の唐木田駅まで一度に歩いてみました。よこやまの道の最大の見せ場は、やはり防人見返りの峠の大展望ですが、この日も丹沢に富士山、遠く南アルプスの農鳥岳、奥多摩から秩父、さらには赤城山までが望めました。鶴川からよこやまの道に合流して、西に進みましたが、里山の雰囲気をより味わえるのは前半の鶴川台尾根道から防人見返りの峠を経て、一本杉公園のあたりまで。そこから先は舗装された箇所が多くなり、車が行き交う道路も近くなってしまいます。
山渓オンラインに、まさか郊外のこのコースが掲載されているとは思ってもいませんでした。他にも近所の里山がコースタイムとともに掲載されていて嬉しくなりました。ただし、脇道も多いので、今回私が歩いたコースをそのままコースタイム付き地図に落とすことができず、GPSの記録を掲載します(コースタイムと比較できずにちょっと残念)。
こういうコースは、近所に住んでいる人が歩くことが多いと思うのですが、もし歩いてみたいと思われたら、小田急線の鶴川駅、あるいは「よこやまの道」だけなら小田急線のはるひの駅、もしくは京王線の若葉台駅からアプローチするのが良いでしょう。
歩行3時間8分 歩行距離12.2Km
フォトギャラリー:35枚
自宅の側の展望ポイントから
鶴川台尾根緑地の入り口。目印が「チカンに注意」なのは、ご愛嬌
まずは、神明社にお参り
ここは普段の散歩コース
今年も藁細工が並べられていました。古老の昔話を伺いながら、甘酒をいただき、藁細工も一ついただきます。神明社はご祭神が天照大神なので、昔は女性は正月には神社に近づけなかったのだそうです。
高台からの丹沢の眺め。蛭ヶ岳のすぐ右側に富士山も見えています。
気持ちの良い尾根道ですが、このすぐ脇には住宅地が迫っています。
途中、「布田道」方向にちょっとだけ寄り道。以前もご紹介しましたが、ここは新撰組の面々も通ったそうです
黒川地区は、川崎市の最北部で今でも農業が盛ん。わたしはこちらで栽培されている地元野菜をよく購入しています。谷戸の奥まで水田です。
「多摩のよこやまの道」の道に合流。ここから道は概ね東西に伸びていますが、まずはこのコース最大の展望ポイント、「防人見返りの峠」に向かいます。
この日も、丹沢から奥多摩、秩父、さらには赤城山まで大展望が広がっていました。遠くには富士山、さらに雪を被った農鳥岳も
うっすらですが、赤城山も
このような案内板が随所にあります
鎌倉街道との交差箇所にあった説明板
一本杉公園の古民家の縁側で一休み、と思っていたのですが、あいにく正月で閉館。
一本杉公園からさらに唐木田駅に向けて西に進みます。
買い物などで自動車から眺める箇所を横切ったりして、ここはこういうふうに繋がっていたのか、などと意外な発見もあります。ただ、里山歩きの魅力がより大きいのは、鶴川から一本杉公園あたりまででしょうか。
ありがちな話ですが、人目につかない丘陵の道路脇には、こんな光景も目にします
舗装箇所も増えてきます
いつもは車から見上げるだけだった、ちょっと西洋の古城を思わせる多摩市総合福祉センター
この辺りにも興味深い歴史物語が埋もれているのだなあと改めて感じました
球体と立方体、そして円柱
小田急の操車場が眼下に見えます