【大会に出た】花嫁街道・烏場山トレイルラン

トレイルランニング

烏場山（関東）

2025.01.25（土）

パーティ： 1人 (もぎゅさん )

もぎゅさん

行程・コース

天候

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

和田浦駅(11:30)・・・抱湖園(11:39)・・・はなその広場(11:57)・・・見晴台(12:15)・・・烏場山(12:39)・・・経文石(13:06)・・・花嫁街道入口(13:08)・・・抱湖園(13:22)・・・和田浦駅(13:33)

コース

総距離: 約14.5km

累積標高差: 上り約810m; 下り約810m

コースタイム: 標準4時間24分; 自己2時間3分; 倍率0.47

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

2025年1月25日、「花嫁街道・烏場山トレイルラン2025」というトレイルランの大会のシングル（14km）に出ました。
今年やりたかったトレランの大会への出場です。
といってもゴリゴリの競技者を目指すわけではなく、あくまで「走ったらどれくらいでいけるのか？」っていう現状の能力を知るために出てみた感じです。

結果を言うと無事完走、タイムは2時間03分でした。
そのレポです。

舞台は南房総の和田浦。
どのくらい歴史あるか分からないのですが、別の月に鋸山のトレラン大会もあったりするので房総は大会がいくつかあって活発みたいです。
コースは画像に添付しました。
ダブル23kmとシングル14kmがありますが、僕はシングルです。シングルの制限時間は3時間。
距離や累積標高差を考えると、易しいボーダーラインです（なのでこの大会を選びました）。

このためにここ1カ月は走ってました。
平日のうち3日は3kmのランニング、週末は草戸山で8.5kmか13kmのトレランです。
前の週に草戸山13kmを2時間15分くらいでいけてます。

目標は、初見の土地であることを考慮して2時間35分でした。
作戦は後ろの方からスタートして明らかに自分より遅い人を追い抜いて行って、同じくらいのペースの人見つけたらついていくつもり。

前日に館山の旅館を押さえて、和田浦に行ってとりつき周辺などの下見をしました（添付した写真はほとんど前日撮ったやつ）。
前日は13～14℃くらいあって暖かかったです。暑いくらい。
旅館の夕食は豪華に海鮮たっぷりの定食で美味しかったです、体調万全。

さて大会当日。
前日とは打って変わって曇り空に爆風、気温は7～8℃くらいです。
参加者の皆さんは防寒着を羽織って寒そうにしていました。

シングルは11:30スタートですが、11:00にダブルはスタートします。
開会式で話されていましたが、今回の大会は昨年比で1.5倍くらいの参加者らしいです。
シングルは180人くらいとか。想像以上の人気具合。
昨年は2月末開催だったのが今年は1月末なので、スケジュールの関係でここに出てくる人が多かったのかも。

11:30、スタートです。
ほぼ最後尾から行きます。
前の方のガチのランナーは早かったのですが、後方勢は思ったより。
抱湖園という梅が立ち並ぶスポット（1月末はまだ開花していませんでした）までに40人くらい追い抜いたかな？
行きと帰りでちょっとしたピークを越えることになり、しばらくオフロードです。
ここから道が狭くなる関係で、追い抜き難しく、少し急な階段もあってみんな歩いて渋滞が起きます。
振り返ってみると、ここでのロスというか失速を考えたらスタートは前からいったほうがよかったですね。

ゆーっくり前10人くらいの隊列についていって、はなその広場に降ります。
ここから本来黒滝というスポットを経由しつつ本格的な登山道に入るのですが、崩落しているとかで迂回路を使います。
ここらへんでまた10人くらい抜いたかな。

とりつきから登山道に入りますが、ここでも渋滞。
周りを見ていて気付いたんですが、ランナーの半数くらいは普通のランニングシューズでした。
僕は「登山の延長でトレラン」ですが、ショートの大会に出る人は「マラソンの延長でトレラン」をしている人が一定数いるんだなと思いました。
つまり、オフロードではトレランシューズを履いていて、普段山を歩いている僕の方が有利なわけです（あくまで後方の人たちの中でだけど）。
がつがつ追い抜いていきたかったのですが…道が狭く前に20人は連なっています。
ここで一気にいっていればもっとタイム良かったはずです。唯一の後悔。

登山道は走れる程度にはなっていますが、眺望は無く木々が生い茂っていて暗め。
黙々と進むしかありません。

12:39、烏場山の山頂に到着です。スタートからだいたい6.5kmくらいでしょうか。
ここまでにさらに20人くらいは追い抜けた気がします。
時計を見て、「もしかして全力疾走したら2時間切れるのでは？」と考えました。

以降はとにかく全力で走りました。
ランナーの感覚も広くなってくるし、行きのルートよりも平坦で広めの道が長かったように思います。
明らかに自分より遅いランナーは一通り追い抜いた感じですが、ここからも加速してどんどん追い抜いていきます。
だいたい5kmくらいから9.5kmくらいの間にダブルのランナー10人くらいに抜かれました。ガチ勢速すぎます…。
登山をやっていてトレランシューズを履いているので、オフロードを全力で走っても脚への負担はほぼ感じません。

登山を駆け下りて、花嫁街道入口を通過したのが13:08。
残り3.5km、小ピークを越えないといけないけど20分でいけるでしょうか。
登りに入ると、下山時に超無理したダメージが襲い掛かってきます。でも、止まらず、早歩きで進めます。
ワンピーク超えて、抱湖園に降りてこれたのが13:22。
ここからは公園に戻るまでアスファルトの区間です。
ばててるなりに走ったり早歩きしたんですけど、公園に戻ってこれたのは13:33。
残念ながら2時間は切れず！
でも目標よりはるかに速かった！

完走後はこの地域のローカルフードである「鯨汁」を食べることができました。
モツのようなコリコリ感と脂の染み出たみそ汁は豚汁のようです。若干獣臭さがあるので人を選ぶかもしれません。

帰りに3時間はかかるし、ほとんどの私物は館山駅に置いてきてあったので、TOP3の表彰式を見届けてすぐに電車に飛び乗り帰宅しました。
ローカルチェーンの寿司を食べて、浜金谷からフェリーで久里浜へ渡り、久里浜港の銭湯で汗を流してから自宅へ。
大会も併せてちょっとした旅行になりました、大変満足。

1週間後くらいに公式HPで結果がダウンロードできるようになっていました。
結果は2時間03分で完走。
184人中83位でした。真ん中よりは上。
でも世代限定（29歳以下）で見ると後ろから2番目でした笑
自分の中では上出来だけど、それを専門にしている人や、根本的に運動能力が長けている人には及ばんですね…笑

今回トレランの大会に出てみたいということで、ボーダー低めな大会に出てみました。
ショートならある程度いけそうだったので、年2回くらいで継続しみようと思います。