行程・コース
天候
晴れのち曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
東急リゾートタウン蓼科内のトレッキングコースを参考に、東側駐車場へ車を駐めました。下記のURLがそのトレッキングマップのPDFです。なお、道路は除雪はされているものの、駐車場付近は圧雪状態の道路であり、冬タイヤは必須です。私たちは4WDで行きました。
https://www.tateshina-tokyu.com/download/trekking_guide2.pdf
この登山記録の行程
Start(09:17)・・・1811mピーク(11:01)・・・分岐(11:36)・・・八子ヶ峰東峰(12:46)・・・八子ヶ峰(13:40)・・・Goal(15:17)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
冬の八子ヶ峰へ登ってきました。
駐車場に到着すると、周囲の道路は一面の圧雪。慎重にハンドルを握りながら、そろりそろりと車を停めました。車を降りると、冷たい空気がピリッと肌を刺し、気温はマイナス6℃。冬山の澄んだ空気に胸が高鳴ります。
登山口から歩き出すと、足元にはたっぷりの新雪が広がっていました。12本爪アイゼンを装着し、雪を踏みしめながら一歩一歩進みます。最初は快適でしたが、稜線へ向かう途中で何度も踏み抜きが発生。そこでワカンを装着し、さらに慎重に進むことにしました。
稜線に出ると、目の前に広がる景色に思わず息をのむほど。八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスの名峰たちが白銀に染まり、そして目の前には蓼科山が堂々とその姿を見せていました。真っ白な雪原の上に私たちの足跡だけが続いていく光景は、まるで夢の中のようでした。
樹林帯とは異なり、稜線では時折冷たい風が吹きつけます。ちょうど良いところにあった、営業を終えた山小屋のそばで風を避けながら昼食をとることに。静寂の中、味噌味のカップヌードルをすすりながら、絶景を眺める時間は至福そのもの。冬山の醍醐味を存分に味わいました。
それにしても、こんなに素晴らしいロケーションにも関わらず、すれ違った登山者はたった2組。ワカンやスノーシューを履いて、静かな雪山を歩く気持ち良さをもっと多くの人に味わってほしいものです。
今回歩いた東急リゾートタウン蓼科内のトレッキングコースは、稜線に出るまでが少々骨の折れるルートでした。登山者が少なく、トレースが固まっていないため、歩きにくい場面が多々ありました。私たちのように体力に自信のない者には、登り始めは雪をしっかり捉えてくれる12本爪アイゼンが適していました。稜線に出る頃には、アイゼンを装着したままワカンを履くことで踏み抜きを防ぎ、ふかふかの雪の上を快適に進めました。ただ、下山時の岩場ではアイゼンがかえって危険に感じられ、外した方が良かったかもしれません。
冬の静寂に包まれた八子ヶ峰、また訪れたいと思える素晴らしい山行になりました。
フォトギャラリー:55枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ソフトシェル・ウインドシェル | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 |
| バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
| 帽子 | グローブ | サングラス | 腕時計 | カメラ | ツエルト |
| 携帯トイレ | 行動食 | GPS機器 | アウターウェア | オーバーグローブ | 雪山用登山靴 |
| アイゼン | プローブ |
























































