行程・コース
この登山記録の行程
笹ヶ峰林道登山口(07:55)・・・宿(08:45)・・・丸山荘(09:17)[休憩 15分]・・・笹ヶ峰(10:50)[休憩 25分]・・・1651ピーク(12:40)・・・雪原(14:00)[休憩25分]・・・丸山荘(15:18)[休憩 7分]・・・宿(15:40)[休憩 5分]・・・笹ヶ峰林道登山口(16:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
止呂峡の深い谷にかかる大橋を渡り、狭い林道を8kmほど慎重に走ると、ノーマルタイヤには厳しい残雪と凍結が出てくる。ここが本日の核心部その1、何とか安全に登山口下の駐車スペースへ。
登山口から雪、数名分のトレースあり。途中、登山道のど真ん中に小鹿の死骸が横たわっていてぎょっとする。宿を過ぎ、明るい林を進むと大きな丸山荘、その後ろに霧氷で真っ白な笹ヶ峰がどーんと聳える。
小屋の左手から丸山経由でもみじ谷方面へ。一人分のトレースがある。パウダーでトラバースは危なそうなので、主稜線を目指して急斜面を直登。稜線に出ると風が強くバラクラバとアウターを追加、その分雪面がクラストしてアイゼンが小気味良く鳴る。大快晴の山頂は石鎚山系から赤石山系、瀬戸内海まで360°の絶景。岩影で風を避けつつマサラチャイとドーナツで休憩。
あまりにも天気がよいため、寒風山を目指してみることに。笹原や雪原をしばらく下ったあとは稜線の小ピークを忠実に辿る。気温上昇でアイゼンが団子、雪稜もあるのでピッケルに持ち変えて進むが、ルーファイしながらで時間がかかり、寒風山手前の1651mのピークまでとする。笹ヶ峰手前の雪原に戻り、寒風山と石鎚山、しまなみ海道を眼下に望みながら、至福のランチは鶏白湯ヌードル。
下山は丸山荘に向けて夏道通しに九十九折に下るが、雪が緩んでトラバースが怖いので、トレースを外れて直下降。日当たりのよい丸山荘を過ぎて登山口に近づくと、小鹿のすぐ先に成獣の死骸が増えている…。融雪で上の斜面から落ちてきたのかもしれない。そっと手を合わせてから車に戻った。
絶好の春山日和に笹ヶ峰の深い懐で丸1日遊ばせてもらった。下山後の七コーヒーロースターでいただいたブレンドとストロベリーワッフルの甘さが身体に染みた。















