行程・コース
天候
晴れ、風弱く穏やか。少しもやがかかったようで、遠景が霞む。
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
秋田八幡平スキー場の駐車場に駐車 無料 約100台駐車可
この登山記録の行程
秋田八幡平スキー場(06:00)…スキー場山頂リフト降り場(06:30)…蒸ノ湯休憩所駐車場(06:45 休憩 06:55)…
登山口(07:00)…田代沼(08:10)…藤助森(08:45 休憩 08:50)…八幡平山頂(09:00 休憩 09:05)…
八幡沼展望台(09:20)…見返り峠(09:30 休憩 10:10)…鏡沼、眼鏡沼(10:20 休憩 10:25)…八幡平山頂
(10:40 休憩 11:40)…藤助森(11:55)…田代沼(12:15)…登山口(13:00)…蒸ノ湯休憩所駐車場(13:05 休憩 13:10)…
スキー場山頂リフト降り場(13:20)…秋田八幡平スキー場(13:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
3月9日からお天気が続いて、多くの登山者が八幡平を訪れていたことを登山記録などで確認し、私も八幡平に登りたく、お天気を確認していたら3月12日の午後までは天気が続きそうだとのことで、今回訪れることとしたものです。
私が住む秋田市からは、秋田八幡平スキー場までは3時間余りかかることと、天気が夕方から崩れてくる予報であり、なるべく早い時間に登り終えたいとのことで、自宅を出たのは、早朝3時であった。
お陰様で6時には登山開始でき、スキー場トップに到達した時点で、ちょうど朝日が出てきました。標高差200mのスキー場の急登りを登るという、八幡平山頂までのコースの中でも一番難儀な部分を登り終えたこともあり、出てきた朝日は私へのご褒美のような光でもあり、感動モノでした。
気分を良くして、アスピーテラインの蒸ノ湯休憩所まで一旦下り、道路標識にタッチする写真を撮ったりしながら、登山口のある所まで進みました。
ここからまたブナ林の中を急な登りが始まるは何回か来ているので覚悟していましたが、スキー場を登り終えてきたという苦労もあり、この部分はあっさりと登り終えてしまいました。
「あれ、こんなにあっさり登り終えていいのだろうか?」と、朝日に向かって傾斜の緩やかになったトレースの後を辿って行きます。
この辺の樹氷はここ数日の暖かさで少し崩れてきていて、雪の白とトドマツの緑のコントラストが朝日に輝き素晴らしい景観となっていました。
登るにつれて、樹氷もしっかりとしたものになり、正にスノーモンスター君たちのオンパレードです。
写真を撮るのも忙しく、次はどんな景観が現れるやらと、心躍る緩やかな登りが藤助森までずっと続きます。
藤助森の周辺の樹氷は更に大きく、数も多く素晴らしい状態でした。
藤助森の先は、ほぼ真っ平で登りはなく、ただ雪原を山頂まで辿るだけです。
少し残念なのは、当日の空気が少しもやがかかったような感じで、近くの岩手山も少し霞むような状況で、秋田駒ケ岳もかろうじて見える程度でした。
しかし、山頂付近は、風もほとんどなく穏やかで、太陽の光もサンサンと降り注ぎ、避難小屋の方向に向かったり、見返り峠やドラゴンアイの鏡沼などをウラウラと回っているうちに、2時間半以上も山頂付近に留まり樹氷や冬の景観を楽しんでしまいました。
山頂付近、私だけの貸し切り状態でしたが、下山始めたら他の登山者も登ってきました。
気分を良くして、そのまま楽々下山できました。
八幡平、そして、今日の良い天気ありがとう。
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秋田八幡平スキー場から登って行きます。スキー場トップまで約30分程。※スキー場が開いている時はリフトで登って行けます。(運転時間9時から16時まで 山頂駅まで約10分 リフト1回券400円)
やっと山頂駅の所まで登ってきたら、山際から朝日が顔をのぞかせました。
※スキー場の登りは、八幡平山頂までのコースの中でも最もきつい登りではないかと思います。
スキー場トップから、左手側(東側)に蒸ノ湯温泉の建物を見ながらアスピーテラインまで下ります。
アスピーテラインの蒸ノ湯休憩所駐車場付近は雪が多く道路標識に手が届きます。
八幡平山頂への登山口付近
登山口付近からいきなりの急な登りとなります。
※「スキー場の登りより急斜面か?」と思いますが、登る距離は、それほど長くはなく、標高差50mほどで直に緩やかになります。
コースが緩やかになった付近から振り向くと秋田焼山、その直ぐ奥に森吉山の白いピークが見えていました。
朝日に向かって緩やかな上りのコースを登って行きます。
標高約1,300m程のところで、最近の暖かさで樹氷は溶けてきていますが、雪の白とトドマツの緑のコントラストが朝日に輝いて最高です。
標高が少し上がると樹氷がしっかりとしてきます。
朝日にきらめく樹氷、すばらしい!!
振り向くと秋田焼山、森吉山もきらめいています。
田代沼ポイント手前
田代沼ポイント付近
※アスピーテラインが通っているらしく樹木(樹氷)の無い部分がある。
鹿角市山岳会のコース案内のピンクテープの竹竿が、道案内をしてくれます。
※山岳会からの「モンスターにあえましたか?」「下山後の温泉楽しみ!!」などの黄色のメッセージフラッグが元気をくれます。
藤助森(標高1,604m)付近の樹氷
藤助森の南側にうっすらと秋田駒ケ岳の姿も見えてきました。
藤助森の西には、秋田焼山、森吉山が良く見えます。
東側は、樹氷だらけの高原台地
※よく見ると東南方向に山頂標柱が微かに見えています。
八幡平(標高1,613m)山頂付近の樹氷群
八幡平山頂到着
※ここ数年の内で最も雪が多く展望台はほぼ雪に埋もれています。
展望台の脇に例年見える山頂標柱は今は雪の中で見えません。
避難小屋「陵雲荘」と薄っすら見える岩手山
見返り峠方向から見た避難小屋と八幡沼のあるくぼ地
見返り峠から南側の畚岳、更に奥に秋田駒ケ岳を望む
※眼下にはアスピーテラインの山頂レストハウスが雪に埋もれているのが見えます。
見返り峠から東側の茶臼岳のピーク、南側に岩手山を望む
眼鏡沼、鏡沼(ドラゴンアイの沼)付近から畚岳方向を望む
※沼の部分はくぼんでいるものの、厚い雪に覆われていて、ドラゴン君はまだ深い眠りにいるようです。
岩手山が少しはっきりしてきたので、避難小屋との写真をもう一度、パシャリ!!
八幡沼の展望台付近から薄らと姿を現している岩手山を望む
余りのお天気の良さに、気が付くと2時間半ほども山頂付近をうろうろと楽しんでいました。
そろそろ、下山します。
八幡平さん、ありがとうございます。
もう少しで、急下りが始まります。
登山口までもう少しです。
急なので、転ばないように、慎重に、慎重に!!
登山口の温泉自噴の箇所まで戻りました。
スキー場トップまで戻りました。




