行程・コース
天候
曇り、ときどき薄陽が差す。肌寒いくらいの気温。
登山口へのアクセス
バス
その他:
相模湖駅より、三ツ木行きのバス乗車(神奈中バス、湖21、一番のりば)
石老山入口下車。
この登山記録の行程
石老山入口バス停(08:45)・・・相模湖病院(09:05)[休憩 2分]・・・顕鏡寺(09:30)[休憩 10分]・・・融合平見晴台(10:05)[休憩 10分]・・・石老山(10:47)[休憩 38分]・・・大明神展望台(12:15)[休憩 5分]・・・大明神展望台登山口(13:03)・・・蓑石橋(13:10)・・・プレジャーフォレスト前バス停(13:35)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
連休最初の土曜日、石老山に行きました。天候は今ひとつ、午後から雷雨の可能性ありということで、早め早めの行動を心がけました。
相模湖駅で思いがけず沢山の登山客が降りたので驚きましたが、大半の人は2番のりばへ。私たちは待っていた1番のりばのバスに乗車、席は大方埋まるほど乗っていました。半数は「さがみ湖MORIMORI」で下車、残りは石老山入り口で下車しました。運転手さんが優しく下車する一人一人に声をかけていて、ほっこりした気分になりました。
地理院地図では相模湖病院からしばらくは林道のように表記されていましたが、病院前を少し下るとすぐ登山道が始まります。予想よりも急登で、且つしっかり山道で、これが参道だったとはなかなかやるな!顕鏡寺、という感じでした。沢沿いに、時に登山道を水が流れる場所を通りつつ、巨岩ゾーンに入ります。見上げるほどの大きな岩が続きます。名のある巨岩には解説版がついていて、謂れを読みながら登りました。
急な階段の上に鐘楼が見え、やっと顕鏡寺到着です。お堂の右手から橋本方面の展望がよく、ベンチもあったので一休みさせていただきました。
いよいよ一番の急登開始、巨岩の脇、杉林の中を黙々と登ります。途中桜展望台への道を分けますが、今日はそのまま八方岩方面に直進です。広葉樹が目立つようになり、八方岩に到着。あいかわらず雲が多い天気ですが薄陽も差し、新緑がきれいに映えていました。融合平展望台でエネルギー補給。ベンチがいくつもあって、休憩には最適です。相模湖方面が木々の間から見えました。湖の向こうは陣場山や去年行った生藤山らしき姿も見えています。
尾根上に出ると巨岩はなくなり、楽しい尾根歩き。キイチゴの白い花や、チゴユリの小さな花が出迎えてくれました。ほどなく石老山山頂到着。ベンチもたくさんありますが、先着の人たちでそこそこ賑わっていました。木に覆われていて展望は一部だけですが、丹沢までは見えたものの富士山は雲の中。残念!昼食をとり、コーヒータイムもすませてしまいます。天気急変の可能性もあるので、ちょっと急ぎ目です。
一番楽しみにしていた大明神展望台までの尾根歩きは、新緑がすばらしくとても良い道でした。最初だけ結構な下りがありますが、あとは緑の中の楽しい道です。大明神山の頂上はちょっとしたスペースがあり、展望はあまりないですが休憩には良い場所でした。可愛い祠があって、石にかいたお地蔵様が飾られていました。祠の中にも古い石仏が。帰路、渡し舟から眺めたところ、湖畔に大きなしめ縄がかかりその奥に大明神山の山頂が見えるようになっていました。地元の信仰を集める山だったようです。
少し降って大明神展望台、こんな山の上によく作ったなあと思う立派な(でもサイズは小さい)展望台です。相模湖と、対岸の山々がよく見えます。ベンチ二つで狭いのが玉に瑕ですが、日差しが強い季節には暑くて長居は難しいかも。ちょっと休憩するうちにも後続の人が次々到着するので、早々に出発しました。
今回は沢に降らず尾根を辿る道「チャレンジコース」を進みます。ガイドブックに書いてあった通り、巨石の下をロープを頼りに回り込み、ざれた急斜面を滑らないように慎重に下りました。ロープが設置してある岩っぽい斜面の急下降もありと、気をつかう道で、なるほど「チャレンジコース」でした。大半の人は沢沿いを下って行ったようで、失敗したかなと思いましたが、最後のピークから相模湖の眺めが開けるというご褒美がありました。送電線の鉄塔に続く斜面を下りたら車道に出ました。木にからみついたフジがあちこちで満開でした。
温泉に行くか渡し舟に乗るか迷ったのですが、前を歩いている人たちが渡し舟の看板を下って行ったので、後に続いて細い山道を降りました。船着場ですでに待っている人が10人くらい、すぐ前をおりた人たちと次の便になるかもと話していたのですが、10分程度待って着いた舟で一緒に渡してもらえることに。緑が湖面に映えて美しく、水音が涼しく、船頭さんが今日歩いた道のりがどこに当たるか解説してくれて、とても楽しい時間でした。
船着場から少し迷いながらも坂を登って相模湖駅到着。心配していた雷雨もなく、後半は日も差して、美しい緑を堪能した春の終わりの山歩きでした。
フォトギャラリー:20枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ソフトシェル・ウインドシェル | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 |
| タオル | 帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | 登山計画書(控え) |
| ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 |
| 行動食 | GPS機器 | ライター | カップ | カトラリー | ローソク・ランタン |
























