行程・コース
この登山記録の行程
牛小屋高原(09:40)・・・夏焼峠(なつやきのきびれ)(10:16)[休憩 4分]・・・早手のキビレ(10:34)・・・恐羅漢山(11:09)[休憩 8分]・・・旧羅漢山(11:37)[休憩 30分]・・・恐羅漢山(12:26)[休憩 7分]・・・牛小屋高原(13:11)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
広島遠征2日目は広島と島根 両県の最高峰となる恐羅漢山(おそらかんざん、1346m)へ。
なんとも ただならぬ山名だが、熟達修行者(阿羅漢)ですら恐れるほど険しく暗い山だからだそうだ。
朝、ホテルのバイキングをたらふく頂き、8時前に出発。
9時半に牛小屋高原キャンプ場Pに到着。
準備をしてスタート。
今回は夏焼峠経由で登頂し、双耳峰のもう一方の旧羅漢山を踏んで、恐羅漢スノーパークへ下山する反時計回りで周回する。
夏焼峠までは恐羅漢セラピーロードらしく、ゆるゆると登る新緑の良いルートだ。
スタート時点は晴れで暑かったが、森林の中を比較的涼しく進める。
夏焼峠からはP1131を越えて徐々に勾配が強くなる。
登頂を前にガスが出てきて、暑さはやわらぐものの眺望は望めなさそう・・・。
なだらかになりスキー場からの分岐を越えると、恐羅漢山に登頂。
三等三角点がある山頂広場は広めで、ベンチは無いが腰掛けられる岩がいくつかある。
ただし攻撃的な小虫が多く、ホワイトアウトで眺望も望めないので、そそくさと旧羅漢山を目指す。
ここから一旦下って登り返すがガスの影響もあるけど、薄暗く踏み跡も薄いのでまさに恐羅漢という少々不気味(良く言えば神秘的)な登山道になる。
20分で旧羅漢山登頂。
狭い山頂だが大岩があり、一本梯子で登ることが出来る。
先行パーティーが登っていたので、ここで行動食を食べてしばし休憩。
こちらは小虫の攻撃が少しましだったが、それでも顔付近にうっとおしく飛来する。
この山域は虫除けスプレーは必携だ。
不安定な一本梯子で大岩の上に登るが、ガスガスで何も見えず。
そそくさと神秘的な登山道で恐羅漢山頂へ戻る。
人気のお山のようで、こんな天気でも多くのハイカーで賑わっている。
やはり小虫が多くて逃げるように下山。
ゲレンデへの登山道は登りルートとはうって変わって、かなりの急勾配である。
ゲレンデ脇の階段をしばし下るとリフトトップが現れ、ここからは白きゲレンデ内を黙々と下りて下山完了。
恐羅漢山はよく整備された自然豊かなお山だ。
特に旧羅漢山側はあまり人の手が入っておらず、スキー場という人工施設との共存が成立している良いお山だった。
道の駅戸河内でうどんを頂き、SAごとに休憩を挟んで、450Kmを6時間かけて帰宅した。


















